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北アルプスの穂高岳山荘が創立100周年!宿泊者への特製ピンバッヂの進呈や書籍の出版など記念企画が目白押し

北アルプスの穂高岳山荘が創立100周年!宿泊者への特製ピンバッヂの進呈や書籍の出版など記念企画が目白押し

北アルプスの稜線上、奥穂高岳と涸沢岳の鞍部(コル)に建つ穂高岳山荘は、今年2023年に創立100周年を迎える。そんな大きな節目の年を記念して、宿泊者への記念品の進呈や記念グッズの販売、記念書籍の出版など、さまざまな企画が目白押しだ。今年の夏は穂高に登り、みんなで穂高岳山荘の100周年を楽しもう!

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特製ピンバッヂは宿泊者全員にプレゼント

まずチェックしたいのが、今年穂高岳山荘に宿泊した人全員がもらえるという「特製ピンバッヂ」だ。穂高の稜線をかたどったキリヌキデザインで、表側には文字を入れず、裏側に「穂高岳山荘百周年」という文字を刻印。

ピンバッヂとしても、穴にヒモやクサリを通してキーホルダーやペンダントのようにしても身に付けられるし、留め金を外して棚などに立てて飾ることもできるそう。バッヂを製作した業者の人が「こんなピンバッヂは初めて作りました」と語ったという、めずらしい作りとなっている。

かわいいデザインの記念グッズも販売

山荘ではほかにも、100周年記念メインビジュアルをあしらった「てぬぐい」「Tシャツ」「ステッカー」などを販売する。

メインビジュアルをデザインしたのは、山や草花などをモチーフにした作品を手がけるテキスタイルブランド「H/A/R/V/E/S/T TEXTILE/DESIGN(ハーベストテキスタイルデザイン)」の真田緑さん。メインビジュアルには、歩荷時代からヘリコプター時代へ、そして変わらぬ奥穂高岳と草花や生きものたち、時代を超えて山を愛する登山者たちが表現されている。

書籍『穂高に遊ぶ』で100年の歴史を振り返ろう

穂高岳山荘がなぜ標高3000mの稜線上という隔絶した場所に建てられ、100年もの歳月をかけてどのように変化、発展してきたのか、その歴史を知りたければ、100周年記念出版として刊行された『穂高に遊ぶ 穂高岳山荘二代目主人今田英雄の経営哲学』(山と溪谷社)を読んでほしい。

本書は、サブタイトルにあるように二代目主人の今田英雄の半生記でもある。自らの理想の山小屋を作るべく、ときには利益や効率を度外視して、山荘の建物や設備、人材に惜しみない投資をしてきた英雄の生き様が、家族や従業員、山荘に関わった多くの人々の言葉から多角的に浮かび上がってくる内容となっている。

穂高岳山荘の思い出をエッセイに

100周年記念として、「わたしと穂高岳山荘」というテーマでエッセイの公募も行っている。受賞作品は、穂高岳山荘のWebサイトに掲載されるほか、冊子としてまとめて山荘の図書館に10年間所蔵される。さらに最優秀作品には穂高岳山荘ペア宿泊券がプレゼントされるなど、さまざまな特典が用意されている。

600文字から応募できるので、ぜひ穂高岳登山や山荘に滞在した思い出をつづって、応募してみよう。

応募概要は以下のとおり。

  • テーマ:「わたしと穂高岳山荘」
  • タイトル:自由
  • 文字数:600文字~2000文字(タイトル・連絡先の字数を除く。句読点・記号の字数を含む)
  • 募集期間:6月9日~9月30日
  • 結果発表:11月上旬~を予定

提出方法:穂高岳山荘Webサイト(https://www.hotakadakesanso.com/)内の「わたしと穂高岳山荘」応募フォームからご提出ください。

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