日焼け止めと保湿剤といったケアアイテムは女性が気にするものだと思いますが、私はすごくこだわっていて、常によりよいものを調べていて、新しいものが発売されたら「どこがいいんだろう?」って調べて使ってみたり、だれかが投稿している情報をチェックしてみたりと、新しいものが出たらチェックして自分にとっていいものか、アンテナをはっています。
日焼け止めの特性を知って対策
日焼け止めって塗る事で顔の水分をうばっちゃうんです。だから乾燥しちゃうんですね。塗った直後はいいんですけど、少し時間が経過するとキシキシ感じるのはその為なんです。
ちょっと矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、乾燥すると日焼けがしやすいんですね。例えば干し魚と生魚を同時に焼いたら、干し魚の方が早く焼ける。それと同じで顔が干上がってると日焼けも進行するんです。だから日焼け止めを塗りつつも、顔に潤いを与えることで日焼けを遅らせることが出来るんです。
皮膚が潤う日焼け止め
私が今一番愛用しているのが、黒龍堂化粧品からでているプライバシーというシリーズの日焼け止め2種類です。1つはパウダーでもう1つはミストのもので、ミストの方は美容液が入っているんです。だから日焼け止めなんだけど皮膚が潤うし、スプレーで吹きかけるので手のひらを使わずに簡単に塗れるんです。
その変わりデメリットは冬は凍結しちゃうところです。冬にかぎらず山の上にいると凍結する可能性は否めないので、必ず予備で凍結の心配のないものを持っていくようにしています。私は山の中で日焼け止めをどこに仕舞ったか解らなくなってすぐにぬれない事がすごく嫌なので、必ず2、3個は持っていくようにしているんです。
日焼け止めパウダーの凄さ
もう1つのパウダーのほうですが、SPF50+PA++++っておそらく日本の最高水準だと思うんですが、パウダーでここまでの水準のものはなかなかないんです。それでいてパウダーって塗ると色が付くんですね。でもプライバシーのフェイスパウダーは透明に近くて、塗っていても全然わからないんです。山でバリバリ化粧してます感を出すのって恥ずかしいんですけど、このパウダーであればその心配もなくて凄く好きなんです。
このセットが今の時点では一番好きで、スプレーの方は化粧水のように使えて肌がとっても潤うし、保湿して尚且つ日焼け止めが実現できるんですね。テカリが気になれば、このスプレーして上からパウダーをすることでテカリを抑えることもできます。またパウダーをはたくと、日光が肌に当たってはじく時に散乱するらしいんです。塗った断面を拡大鏡でみることができれば、スプレーだとツルンと平らなんだと思うんですが、パウダーを塗ることででこぼこしている。平らな状態よりデコボコの状態の方が紫外線を吸収しづらくなるらしいですね。
今までは普通のフェイスパウダーを併用して使ってたんですが、透明でしかも最高水準の日焼け止めを見つけてからは、このセットなんです。これらはいつでも取り出せるように、ザックの前面のショルダー部分に取り付けておいて、汗で流れてしまったり、時間が経過したら、シュッシュッ、パッパッと付けて日焼け対策という具合です。
自分の事を知って考える日焼け止め
だけど凄く紫外線を吸収しやすい体質なので、普段は覆面して山に登ることが多いんですね。だからあんまり顔を出すことがないんです。テント場につくとさすがに覆面はとるので、その時に日がサンサンとしている為に日焼け止めを直して、顔のテカリを抑えるために使うということのほうが多いですね。日常でも日焼け止めは気にしているので化粧品は日焼け止めが入っているものを使うようにしています。
リップも必ずUVカットのもので、最高でSPF26のものしかなくて、ニベアのものを愛用しています。テカテカしすぎず、べたつきすぎず、ちょうど良い使い心地だなって感じています。紫外線浴びて乾燥するっていうのが一番唇がカサカサしちゃう状態だと思うので、保湿して紫外線対策もされているっていうのが、潤いを保つ一番の手段っていう気がしています。
ケシミンで肌予防を
化粧水を必ず持ち歩いていて、私が使っているのはケシミンといってシミを作りづらくする成分が配合されたものを、100均で購入したボトルに移し変えて持っていってます。これを塗ることで保湿されて同時にシミ予防もしてくれるんです。昔は日焼け止めとこのケシミン化粧水を使って対策をしていたんです。この化粧水を塗ったあとに日焼け止めを塗るという使い方で、日焼け止めだけだとどうしても肌が乾燥しちゃうんですね。今では化粧水と日焼け止めの両方がセットになっているプライバシーを使っているので、予備として持っていってます。
それでもこのケシミンを使っていた時期は、日焼けしたときに肌のヒリヒリ感が全然ないんですね。山から帰ってきた後、どうしてもヒリヒリ感って残っちゃうことが多かったんですが、これを山行中に使用しておくとそれがまったくないんです。