第5回 ヘビーデューティーに登山を楽しむ ~山ごはん編~

ヘビーデューティな山旅 第2回:食事編

前回の登山編では、登山スタートからテント場までの道中をメインに紹介したが、今回はこの山旅の目的ともいえる山で楽しむ食事を紹介していく。

青空・・・いや雪空の下、料理を楽しむ僕らに襲いかかる跳ねる油。それもそのはず、クッカーにオリーブオイルを注いで火にかけると上空から降り注ぐ雪が油と喧嘩をするのである。そんな環境をものともせず、「早くぅ!栄養を!」と命令をしてくる内蔵どもに、いそいそと料理を進めていく。

ヘビーデューティな山ごはんスタイル

砂肝の生姜炒め

絶対に「あ~お腹すいた~」と駄々をこねる自分を前日の準備時点で想像できたので、早めに調理を済ませて満足のいく酒のツマミを!と思って、生姜と醤油で下味をつけておいた砂肝を炒める。シャキとモグッと食べて、キンキンキ~ンに冷えたビールを飲み干す。それぞれの至福の溜息に笑いがあふれる。

 

ローストビーフの肉

次はメインディッシュともいえるローストビーフに野菜のグリル。まずは僕がチョイスした500グラムの牛モモ肉を強火で焼き、表面に焼き色を付ける。その後一旦取り出しアルミホイルに包み置いておく。

 

野菜のグリル

次に野菜のグリルに取り掛かる。さかいやスポーツ高橋さんは生姜が大好きということで、まずは油を注ぎ生姜を投入する。これが結果的に体を温めてくれ、味に深みを出すと共にピリッとしたアクセントを作ってくれる。山ごはんに「生姜」、つよーくお勧めしたい!

 

野菜のグリル

肌感で「いいんじゃね?」という、全く伝わらない絶妙なタイミングでニンジン、ジャガイモ、小玉ねぎを投入。とっても気が利く優秀な高橋さんがおうちのレンジでやわらかくした根菜類を、ジップロックで真空状態にしてもってきてくれたので、時間をかけずに軽く火を通すのみ。

 

野菜のグリル

それからアスパラとパプリカを投入し、塩と胡椒を目分量でふりかける。それから蓋をして少し時間をおけば野菜から水分がでて旨みが凝縮される。

 

野菜のグリルとローストビーフ

野菜に火が通ったら、表面に焼き色をつけておいたお肉とマッシュルームを投入し、ローズマリーを添えてワインを入れ蓋をする。これでおおよそ5分ほど蒸し焼きにすれば出来上がり。蓋を開けるまでのカウントダウン、2人はゴクリと唾をのみ静かになるのである。