石垣山は1590(天正18)年、豊臣秀吉が北条氏討伐の小田原攻めの際にこの山に一夜で城を築いたということで知られている。別名、石垣山一夜城ともいわれている。山頂から眺める景色は雄大で、小田原市街はもちろん相模湾から三浦半島が一望できる。戦国武将の気分に浸りながらその展望を楽しんでみよう。

    入生田駅から石垣山·小田原駅へ

    • 難易度:初級
    • 合計所要時間:2:05(入生田駅から早川駅)
    • 累積標高:320m(入生田駅から早川駅)
    • 距離:約5.9km(入生田駅から早川駅)
    • コースタイム:入生田駅-(70分)→一夜城ヨロイヅカファーム-(10分)→石垣山-(10分)→一夜城ヨロイヅカファーム-(35分)→早川駅-(10分)→小田原文学館-(15分)→小田原駅

    入生田駅

    4月上旬に訪れたら、入生田駅の裏手にある長興山紹太寺のしだれ桜を見物してから石垣山へ向かうのもいい。駅を出てすぐに参道に入ることができ、サクラ見物をしても1時間ほどで本コースに戻ることができる。

    箱根登山鉄道入生田駅を出たら小田原方面へ戻り、線路をくぐって国道1号に出る。右手に見えているのが、神奈川県立生命の星・地球博物館だ。地球誕生から現在までの46億年に及ぶ歴史を、時間を追って展示している。国道を左へ。小田原方面に200mほど進むと陸橋がある。ここを渡ると早川に架かる小さな橋が見えてくる。これは太閣橋という橋で、ここを渡ったところが石垣山の実質的な登山口になる。

    一夜城ヨロイヅカファーム

    出典:小田原市観光協会

    登り勾配の強い舗装道路を登り始める。自動車の通行の少ない林道だが、道の端を歩くようにしよう。すぐに秀吉が造った一夜城の石垣に利用されたといわれる大きな石がある。国道1号の騒音から開放され、ゆったりとした気分で歩けるはずだ。展望こそないが、天気が良ければ日当たりはとても良い道だ。

    出典:小田原市観光協会

    大きく左右にカープを繰り返して行くと、「石垣山まで12km」の道標が現れる。ここを過ぎると道は平坦になり、トーヨータイヤターンパイクを陸橋で越える。しばらく進むと、突然相模湾の大海原が視界に飛び込んでくる。

    石垣山

    ここが石垣山の入口。海に面して駐車場があり、その隣りには大きなコスモス畑が広がっている。石垣山一帯は一夜城歴史公園として整備され、休日ともなると多くの人で賑わう。

    出典:小田原市観光協会

    公園内の整備された遊歩道を登ると、すぐに一夜城二の丸跡に着く。芝生が広がる開放的な空間だ。その一段上が本丸跡になる。展望台から眺めると、相模湾と小田原市街が眼下に広がる。晴天なら遠く三浦半島まで俯瞰できる好展望地だ。

    早川駅

    たっぷり眺めを楽しんだら、遊歩道を引き返して公園出口まで戻る。ここから左の車道を下って早川駅方面に行くのだが、時間があれば駐車場から相模湾の眺めを堪能しよう。

    小田原文学館

    出典:小田原市観光協会

    車道を下っていると、秀吉の小田原攻めに参加した武将の紹介看板を目にする。一つ一つ立ち止まって読むのも楽しい。30分ほど下ると正面に新幹線と東海道本線のガードが見えてくる。これをくぐって国道135号に合流。陸橋を渡って左へ行く。早川橋を渡って2本目の路地を右へ。住宅街からT字路に出たら左へ進む。さらに文学館の看板に従って右へ行けば、小田原にゆかりのある作家の作品を展示する小田原文学館だ。

    文学館前を通り、最初の交差点で左に進んだところが小田原城。本丸跡には休憩所や小動物公園があり、地元の人たちのオアシスとして利用されている。ここから眺める天守閣は迫力がある。小田原城からは食事処やみやげ物店が並ぶ堀端を歩く。道なりに進めば小田原駅東口に到着する。

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