finetrack HIBIYA HUTは日比谷OKUROJIにてfinetrack直営店として2020年9月10日にオープンした。登山に限らず、釣り、自転車、ランニングと幅広いアウトドアシーンを想定したウェア、ギアを取り扱い、都会の中で自然に触れ合えるようにというコンセプトで空間デザインされている。

finetrack HIBIYA HUT概要
所在地 | 東京都千代田区内幸町1-7-1 G11 GINZA SIDE |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | なし(年末年始を除く) |

店内は左右で空間コンセプトが異なる。入り口を背に右側は登山小屋をイメージした木のぬくもりがある暖かな空間の中に、ファイントラック製品が並ぶ。HUTは高山や高原にある山小屋に対する呼称の一つで、語源はドイツ語Hütte(ヒュッテ)からきている。
テント、シュラフ、ソックスといった身を寒さから守るギア、などを手にとりじっくりと眺めることのできる広い空間が魅力的だ。

左手の空間は稜線をイメージした空間でアウターシェル、ミッドレイヤーといった厳しい環境に耐えうるウェアをファイントラックが得意とするレイヤリング別で商品を眺めることができるようになっている。


壁には北アルプスの稜線をイメージした主峰の数々が眼を引く。
左右の空間の中心にあるfinetrack HIBIYA HUTのウリ

左右の空間の中心には2つのウリが展示されている。その1つが直営店のみで購入が可能なエバーブレスジャケットのオールブラック。ファスナーパーツなどの細部に至るまで黒にこだわったファイントラックとしては初に等しいジャケットに仕上がっている。

登山だけでしか使えないウェアではなく、自転車や釣りなど様々な遊びや、山から下りてきても使えるという提案がコンセプトで、登山でも使えるクオリティを町でも実感でき、その良さを味わって欲しいという思いがある。
雨による蒸し暑さ、屋外内の寒暖差など、都会ならではの居心地の悪さもエバーブレスジャケットで解決されるだろう。

もう1つが店内入って左手にあるお店のシンボルともなっているブナの木。都会にいながら自然にいるような感覚を味わってもらいたいという想いで、設置されたそうだ。


厳しい環境でアクティビティを楽しむ登山。身の危険が隣り合わせの登山。だからこそ考えるべきポイントが多種多様にあり、簡単に解決できない面白さがある。finetrack HIBIYA HUTでは、そんな悩みのヒントになるアイテムが盛りだくさんだ。そしてそのヒントが登山に限らず、釣りやマラソン、キャンプと言ったアウトドアでも活用できるというのが面白い。

ファイントラックの魅力を知ることの出来る直営店ならではの品揃えとスタッフの丁寧な説明を楽しみに出かけることのできるアウトドアショップだ。
簡単ではあるが、動画でも案内しているのでご覧あれ。