乗鞍周辺には、谷間の秘湯あり、高原のリゾート温泉ありで、登山やスキーの疲れ、日々の疲れを癒すのにもってこいの温泉地が数多い。いずれも湯量豊富な名湯で、新緑と残雪に輝く春山の眺め、あるいは、はらはらと落ちてくる紅葉の錦の中で湯に浸かる露天風呂の味わいは格別のものがある。これらの温泉地は、乗鞍岳や上高地探訪の基地にも好適で、周辺観光の中核となっている。ここでは乗鞍からみて信州側に位置する中の湯温泉について紹介しよう。

    中の湯温泉について

    安房峠に向かう国道158号の中腹にある一軒宿の温泉。大正2年に本格的な宿として開業する以前は、山人たちが使う簡単な湯小屋であった。上高地と白骨の中間にあることから中の湯と命名された。安房峠道路の開通で現在の位置に移転、穂高の見える露天風呂で有名だ。客室や露天風呂からは、吊尾根で結ばれた奥穂高岳と前穂高岳が望まれる。

    ここから焼岳への登山道(新中の湯ルート)が延びており、観光客に加えて登山者の利用も多い。泉質は硫黄泉。外風呂に剣豪として知られる塚原ト伝ゆかりの洞窟風呂、「ト伝の湯」がある。こちらの泉質は含鉄泉。

    中の湯温泉の宿

    中の湯温泉旅館

    出典:中の湯温泉旅館

    安房トンネル工事が原因の水蒸気爆発により、安房峠途中の現在地へ移転をしたのが1998年。穂高連峰が臨め、焼岳登山の新中の湯コースの登山基地としても大変便利。ロビーの大きな窓から眺める自然の壮観な景観は、山人でなくとも圧倒される迫力だ。

    目の前には雄大な日本アルプスの眺望を楽しめ、ブナの原生林に囲まれた静かな環境に旅館はある。特製の朴葉味噌・岩魚塩焼きや蕎麦が絶品だ。

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