雲取山の北西、標高2036mの和名倉山は、奥秩父主脈縦走路から離れていること、どのコースを選んでも長時間を要することから、訪れる登山者は少なかった。しかし、近年200名山に指定されたこともあって、登山者は徐々に増えている。主な登山道は、将監峠西方の山ノ神土より仙波の尾根をたどって和名倉山に向かうルートである。比較的しっかりした道が付いている。尾根上は露岩などもあり、展望に恵まれたところが多い。道標は少ないが、尾根上の地形ははっきりしており、将監小屋を足場にした往復コースは、晴れていれば歩きやすい。

和名倉山(白石山)の登山ルート・難易度

和名倉山の歴史

和名倉山は、昭和20年代から30年代にかけて伐採と山火事によっての荒廃があったが、自然のままに回復しており、二次林の生育も進み、再び動物たちの世界である自然の様相が拡がりつつあるのはうれしい。

三ノ瀬から和名倉山の登山概要・難易度

  • 難易度:上級
  • 合計所要時間:5:20
  • 累積標高:1243m
  • 距離:約10.1km

三ノ瀬から和名倉山の登山ルート

  • 将監峠入口
    ↓120分約4㎞/△679m・▽63m
  • 山ノ神土
    ↓90分約2.4㎞/△271m・▽154m
  • 東仙波
    ↓90分約3.1㎞/△266m・▽227m
  • 山頂分岐
    ↓20分約0.6㎞/△27m・▽18m
  • 和名倉山(白石山)

将監峠入口~山ノ神土~東仙波

将監峠入口~山ノ神土~東仙波

三ノ瀬から朝日谷沿いの道に入る。幅2~3mの簡素な林道が将監小屋まで続いている。広葉樹林の中を牛王院下、ムジナの巣の水場を経て登る歩きやすい道だ。

将監小屋

将監小屋の出発は朝早くしたい。草原を峠に上がり、牛王院平、山ノ神士を経て和名倉山へのコースに入る。仙波のタルから、西側の巻道をたどり東仙波の山頂に登る(三角点あり)。この山頂からは北へ樹林の中を下るが、見通しの悪いときは、北方へ尾根上をめざすように進めばよい。

和名倉山

稜線上に降り立つと荒れた草地にカンバが点在し、どこか牧場の一角の様な雰囲気のところとなる。雲取山の眺めが良い。赤い露岩の目立つ吹上からは、稜線上ないしは、やや西側を巻き気味にたどり、草地と倒木の八百平に達する。ここから西側の樹林帯を巻き気味に下り、やや登ると川又分岐だ。分岐から千代蔵休ン場までも踏み跡は薄い。やや登った樹林の小平地からは東へ水場への踏み跡を分ける(水場へ約5分)。さらに登り、道標がなかったら分かりづらいであろう二瀬分岐に達する。ここで直角に折れ、東ヘトラバース気味にたどると千代蔵休ン場とよばれる草原に出る。シカの食害か植物相の変遷かは定かでないが、以前のカヤトの原、マルバダケブキの群生は無くなっている。眺めの良いところだ。この原を横断し、疎林の中を登ると小さな平地に出る。ここが山頂への分岐点である。

北へ赤テープを頼りに原生林の中を進めばほどなく山頂である。黒木の中の小さな空き地は何も無い、どこも見えない山頂である。下りは、往路を戻るのが無難である。

*秩父湖から二瀬尾根をたどるルートは、踏み跡はあるが、道標はほとんどない。とくに造林小屋跡の上部および北ノタルと二瀬分岐の間は踏み跡も乏しくわかりづらい。

川又からヒルメシ尾根をたどるコースは、ほとんど廃道化している。下部は演習林で、やや歩きやすいが、中腹はスズタケの密生帯。上部は、廃道化している。仁田小屋尾根ルートも最近は歩かれており踏み跡がある。

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