南会津の盟主ともいうべき会津駒ヶ岳は、稜線が池塘と草原で形成された雄大な山容を見せる。登山口は、檜枝岐入口の滝沢橋(駒ヶ岳登山口)、檜枝岐奥のキリンテそして御池の3ポイントがおもなところ。これら3つのポイント間を結んでコースを設定すれば、より充実した山行になるだろう。ここでは滝沢橋側から登り、キリンテへ下るコースを難易度と共に紹介する。

滝沢橋から会津駒ヶ岳キリンテ

①駒ヶ岳登山口→②滝沢登山口→③水場入口→④駒の小屋→⑤会津駒ヶ岳→⑥大津岐峠→⑦会津駒ヶ岳キリンテ登山口

場所福島県・南会津
必要日数日帰り登山、1泊2日登山
総コースタイム※8時間5分
距離約13.7km
累積標高約1,414m
難易度★★★☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定
山の名前会津駒ヶ岳
都道府県福島県
標高2,133m
天気・アクセスなど会津駒ヶ岳の詳細情報

野岩鉄道の開通にともなってアクセスがグッと便利になった会津駒ヶ岳。夜行電車を利用すれば十分に日帰りも可能だ。または初日に山麓の檜枝岐まで入り、この山里に残された多くの旧跡を巡って翌日、会津駒ヶ岳を登る日程にしてもよい。ここでは、こうしたケースのとき利用しやすいコースを紹介する。なお、山頂近くに建つ駒の小屋は、管理人が事前連絡で入るが食事は扱っていない。自炊の用意が必要になるので注意したい。

駒ヶ岳登山口

バスを駒ヶ岳登山口で下りると、大きな登山案内図がある。その脇から延びる舗装された林道へ入る。すぐに滝沢橋を渡って滝沢の右岸を行く。つぎに上ノ沢を渡り、林道が大きくカーブするところで旧登山道に入る。カラマツ林の中を10分ほど登ると林道に飛び出す。林道をたどって5分ほど行けば実質的な登山口(尾根取付)に着く。

急な斜面にかけられた木のハシゴを登り、いよいよ本格的な登山道に入る。はじめはカラマツ林の中をゆるやかに登るが、徐々に急なジグザグ道になってくる。周囲にはブナなどの落葉広葉樹が茂っている。しばらく急登を続けると、檜枝岐村の共同テレビアンテナが立つ小広いスペースに出る。さらに急な登りがつづくが、やがて傾斜がゆるやかになるころ水場に着く。駒の小屋泊まりの場合は、必ずここで水の補給をしておくこと。

右手の樹間に会津駒ヶ岳

水場からはシラビソなどの樹林に入って行く。1900m前後まで登ると展望が開けるようになり、右手の樹間に会津駒ヶ岳が見え、ホッとひと息つける。池ノ平にさしかかるころから木道をたどるようになる。のびやかな傾斜湿原を登りきれば駒ノ大池のほとりに着く。左手の一段高いところには駒の小屋が建っている。

駒ノ大池を背に北へのびる平坦な道

駒ノ大池を背に北へのびる平坦な道を進む。一面に色とりどりの花が咲き目を楽しませてくれる。会津駒ヶ岳の直下までくると左へ山腹を巻きながら登る。すぐに右頂上への道が現れ、シラビソの中を急登すると山頂に出る。ここまででまだ体力と時間に余裕があれば、中門岳まで足を延ばしてみたい。往復で約2時間の行程だが、草原状の平坦な道をたどる稜線漫歩はなんとも気分がよい。大戸沢岳や三岩岳の山姿、草原に点在する池塘など、きっと強い印象を残すはずだ。

駒の小屋

駒の小屋まで戻ったら富士見林道に向かう。小屋の西側で灌木帯の中を下り、やせ尾根をアップダウンしながらたどる。やがて台地状になった湿原に出て、さらにいおおつまたくつかの湿原を過ぎると大津岐峠に着く。直進すれば御池へ行けるが、ここは左のクマザサ帯に入ってキリンテへ下って行く。尾根通しの道から左のジグザグ道に入り、キリンテ沢の右岸沿いを下る。国道352号に近づくと左岸に渡る。すぐに国道に飛び出し、左へ2~3分歩けばキリンテのバス停がある。

キリンテ登山口

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