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【レビュー】オールシーズン大活躍の化繊ジャケット『アークテリクス アトムSLフーディ』

【レビュー】オールシーズン大活躍の化繊ジャケット『アークテリクス アトムSLフーディ』

アークテリクスのアトムシリーズは化繊インサレーションを使用したアイテムで、今回紹介するアトムSLフーディはアトムシリーズの中で最も軽量&薄手タイプのフーディです。今回はこの化繊ジャケットの特徴と使用シーンを紹介します。

おすすめポイント

  • 体幹の部分のみに薄い化繊綿が入っており、袖部分は表生地とメッシュ生地が裏地に貼られた仕様
  • 脇腹から脇下、脇下から袖口の部分までは薄いフリースパネルで汗抜けが良い
  • 袖部分が汗でベタつかず、メッシュ地によるさらりとした肌触りで快適
  • 行動中動きを妨げない生地全体のストレッチ性

商品概要・スペック

ブランドアークテリクス
商品名アトムSLフーディ
商品説明コアロフト™を使用した抜群に軽量なインサレーテッド フーディーは、負荷が中程度以上のアクティビティに適しています。
価格¥27,500 (税込)
重量269g

管理人の評価レビュー

総合評価★★★★☆
快適性★★★★★
軽量性★★★★★
保温性★★★★☆
汎用性★★★★★
コストパフォーマンス★★★★☆

アークテリクス アトムSLフーディの特徴

アークテリクス アトムSLフーディの特徴

アークテリクスのアトムは、保温着としてもアクティブインサレーションとしても活用できる化繊インサレーションで、アトムSLは綿の量が少ないことから春夏シーズンのみアークテリクスから販売されます。

体幹の部分のみに薄い化繊綿が入っており、袖部分は表生地とメッシュ生地が裏地に貼られた仕様

アトムSLフーディの作りは、体幹の部分のみに薄い化繊綿が入っており、袖部分は表生地とメッシュ生地が裏地に貼られた仕様です。

脇腹から脇下、脇下から袖口の部分までは薄いフリースパネル

脇腹から脇下、脇下から袖口の部分までは薄いフリースパネルで、ジャケット内の熱を外に排出するベンチレーション的な役割と、腕が上げやすい仕様となっています。

フードは表生地1枚のみで、ウィンドブレーカーのフードと同じ作り

フードは表生地1枚のみで、ウィンドブレーカーのフードと同じ作りです。2022年モデルはフードを使用しない時にボタンで留めてコンパクトにまとめることができる仕様が追加されています。またロゴ部分が刺繍に変わっています。

ポケットはハンドウォーマーポケットがふたつのみ

ポケットはハンドウォーマーポケットが2つのみです。2021年モデルは内側に1つポケットがあり、このポケットにパッカブルできる仕様でしたが2022年モデルからポケットがなくなりパッカブルもできなくなっています。

ドローコード

ドローコードはフードと裾に付いており、フィット感を強めて風の侵入を防ぐ仕様となっています。

アトムSLフーディの活用シーン

活用シーンは実に様々で、アクティブインサレーションとして活用するイメージとしては、晩秋〜厳冬期〜初春のミドルレイヤーとして活用しています。

4月から5月のバックカントリースキーでは滑走路のアウターとしても、またエマージェンシー的な役割としての保温着としても、濡れても保温力を失わない化繊の強みを活かして活用しています。

3シーズンの縦走登山ではテント泊や小屋泊での保温着としての活用がメインとなります。濡れに強く、更に約270gと化繊ジャケットと呼ばれるアイテムの中では最軽量級の重量なので、携行性もよく重宝します。

雨に強い化繊インサレーション

雪で濡れる、雨で濡れる、汗で濡れる、この3つの可能性が高い山行ではダウンではなく化繊インサレーションを使用するように心がけています。

実際の使用感をレビュー

行動中に着用している時は、強く冷たい風に当たってもしっかりと体幹を温めてくれることがわかります。ジッパーを上げることで首元をしっかりと守るように作られています。

フードを被れば頭全体を包み込むように冷たい風から守ります。

腕はインサレーションが入っていないぶん保温力が低いことは否めませんが、ウィンドブレーカー+アルファの耐風性を備えており、どちらかと言うと汗抜けの良さの方でメリットを感じることが多いです。Tシャツを着用して休憩時に保温着として着用する時にも、袖部分が汗でベタつかず、メッシュ地によるさらりとした肌触りで快適です。

脇下の熱の放出は素晴らしく、汗ばんだ時にジッパーを開けるだけで、涼しい風が前から入って脇に抜けていくことが体感できます。

行動中動きを妨げないストレッチ性

また行動中動きを妨げないストレッチ性も素晴らしく、ウェアの表生地全体がストレッチする素材なので激しい行動時には着用感がなく快適です。

保温着として夏山登山に持ち歩くときは、長期縦走登山で雨や汗による濡れで保温力が失われるリスクを避けるためにダウンではなく化繊インサレーションを選ぶのですが、このような山行では雨に強いスタッフバッグに装備を入れてパッキングするので、パッカブルできなくても個人的には全く問題ないです。

ダイニーマ製の山旅スタッフバッグMに丁度良く収納

300g前後のウェアは、ダイニーマ製の山旅スタッフバッグMに丁度良く収納できます。強く詰め込む必要なく、完全防水ではありませんが、巾着型のスタッフバッグで5gと軽量なので、仕舞いやすく重宝しています。パッキングするときにスタッフバッグの開閉部分を下に向ければ、ほぼ濡れる心配がありません。

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