オーロラ研究

オーロラ研究の世界的な権威で、日本のオーロラ研究の第一人者である赤祖父 俊一博士がオーロラ研究についての歴史を語った 『オーロラの話をしましょう』を刊行いたします。本書、『オーロラの話をしましょう』は、オーロラ研究の世界的権威が、自身のオーロラとの出会い、オーロラ研究の黎明期、現在の研究、そして今後のオーロラ研究について語ったもので、オーロラ研究の歴史がわかります。

オーロラ研究

科学が進んだ現在においても、研究が完結し、オーロラの神秘が解明されたわけではなく、日々事実が解明されています。一般のオーロラの解説書では、どの国で出版されたに関わらず、ほとんど全部「オーロラは太陽から飛来する電気粒子が極地上層大気に突入することによる」と解説されていますが、これは1900年代初期の知識で、100年前の知識です。少々専門的な解説でも「磁気圏尾からプラズマが流れ込んで…」と、磁気圏の図が示してあるだけです。

オーロラ研究

そこで本書では、そのような100年前の知識でなく、現在オーロラがどこまでわかってきたかを知りたい方々に、満足していただけるよう、多くの図を掲載し、研究の流れや成果の息吹、膨大な時間を費やした研究を感じていただけるようにしました。

オーロラ研究

オーロラ研究の第一人者・赤祖父 俊一博士が、アラスカで60年の歳月を費やし追い求めたオーロラの科学的解明。この本は、「オーロラ」という壮麗な宇宙現象を、60年をかけて研究してきた一人の科学者の「研究物語」です。
あなたも一緒に、オーロラ研究の軌跡をたどってみませんか?

オーロラ研究

【目次抜粋】
第1章 オーロラという言葉との出会い 
第2章 オーロラの環
第3章 オーロラの光と活動
第4章 人工衛星の活躍
第5章 オーロラ発電機と電流回路
第6章 オーロラ爆発と磁気嵐
第7章 太陽黒点、太陽磁場、太陽圏、銀河の磁場
第8章 太陽面の爆発現象(フレア)とオーロラ
第9章 オーロラ研究の将来と研究の仕方についての私見

【著者プロフィール】
赤祖父 俊一(あかそふ・しゅんいち)
1930年、長野県生まれ。1953年、東大学理学部地球物理学科を卒業。1958年にアラスカ大学大学院に入学。1964年に教授に就任。アラスカ大学地球物理研究所の所長を務め、アラスカ大学国際北極圏研究センター所長を務めた。おもな受賞歴に、チャップマン・メダル(イギリス王立天文学会)(1976年)、日本学士院賞(1977年)、 ジョン・フレミング賞(アメリカ地球物理学連合)(1979年)、勲二等瑞宝章(2003年)、ハネス・アルヴェーン賞(欧州地球科学連合)(2011年)。日本における著書に『オーロラ、その謎と魅力』(岩波書店)、『北極圏のサイエンス』(誠文堂新光社)、『正しく知る地球温暖化』(誠文堂新光社)『知的創造の技術』(日本経済新聞出版社)など。

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