断っておくが、これは単なる山岳エクストリームムービーではない。
もちろん、手に汗にぎるエ

クストリームシーンは数々登場する。

垂直の岩壁を登頂する天才クライマー「アレックス・オノルド」をはじめ、マウンテンバイクに乗ったまま急降下する、スカイダイビング。
山頂から時速約360kmで滑空するウィングスーツ。
身の毛もよだつ天空のスラックライン。
パラグライダー、スキー、スノボー、アイスクライミングなどなど。

エベレスト、モンブラン、メルー、デナリなどの世界中の山塊を舞台に、恐怖がともなう冒険(山岳スポーツ)を克服し、得られる至極の歓喜と、生きていることを実感する。

劇中の言葉を借りるのであれば、人は山を「輝かしい試練の場」としてきたわけである。

本編は、エクストリーム・スポーツをまじえながらも、時代とともに移り変わる”人と山”の関わりを投映している。

とはいえ、山は我々の死も愛も望んでない……。
凛然とした山々に秘めた、その美しさと厳しさ。
その謎めいた魅力に取り憑かれてきたのが、人なんだろう。
とりわけ、山を愛し、山に生きた人々は。

現代を生きる私たちは、今、山とどう向き合うべきなのか……。

本編はオーストラリア室内管弦楽団の調べが奏でられ、ヴィヴァルディ「四季」、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番「皇帝」」等、名だたる名曲が、シーンをより荘厳なものへと演出している。

監督は山岳ドキュメンタリー『Sherpa』(2015)で世界的に評価されている、ジェニファー・ピートン。
カメラはナショナル・ジオグラフィックのレナン・オズタークが担当した。

2017年9月にオーストラリアで劇場公開され、興行収入150万ドル超えのドキュメンタリー映画。
7月21日(土)より全国の劇場で公開予定。

まだ見ぬ絶景へ。

https://crazy4mountain.com

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