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吉住友里のトレイルランニング練習法『フォームや体幹といった体の使い方』

吉住友里のトレイルランニング練習法『フォームや体幹といった体の使い方』

前回はランニング時における呼吸法についてお伝えしましたが、今回はフォームや体幹といった体の使い方について、私が気遣っていることをお伝えしようと思います。

普段練習としてランニングをするときに、どういう体の使い方をしているか?例えば、どういう筋肉を使っているか?とか、正しいフォームで走れているかなど、意識をすることは多いです。

フォームについては、ポイント練習を行う際に、「今日は腰の位置を意識しよう」とか「足の着き方を意識しよう」とか「腕の振りを意識しよう」というように、その日によって意識する箇所を絞って練習しています。

1個だけだったら意識できるけど、2つ以上だとどうしてもそれぞれが疎かになってしまいがちです。そうすると効果が薄い練習になってしまうので、1つを意識して練習して、「意識して走ることができた」という実感を持つことが出来たら、次はこれにしようというように、意味のある練習を心掛けています。

ただ走っているだけよりも、こういった練習の積み重ねで、効果が上がってきます。走るときに、ちょっと意識するところから始めても良いと思います。

フォームにおいても体幹においても、意識の仕方は幾通りもあると考えています。ロードやトレイルといった路面によっても違うし、上りや下りでも違うし、意識する事が2つ以上になってしまうと、頭が混乱することは走る前から目にみえると思います。

体幹について

以前の呼吸法の記事でもお話しましたが、ヨガやピラティスといったトレーニングに体幹を鍛える要素があります。私は走ることをメインに考えて体幹を使いたいので、走る中で体幹を使う事ができれば、走っている最中に鍛えることができるので、体幹トレーニングというのをメインには行っていません。

ただ体幹の補強は重要だと思っています。2017年ぐらいから、ジムでウエイトトレーニングをはじめて、補強を個別にやりはじめていて、効果の実感があります。

ランニングにおける体幹トレーニングにおいては、間違った解釈をされている方が多いという実感があります。まず体幹がなければ、体幹を意識した走りは出来ないし、体幹の使い方を知っても、それを実行にうつすことが出来ません。その為にランニングで使用する体幹をウエイトトレーニングなどで鍛えて、筋力をつけることで、はじめて意識する事ができます。

ガンガン筋トレしても、結局ランニングで意識して使う事が出来ていなかったら意味がありません。そのために、ランニング姿勢を体幹がはたらく位置にもっていき、かつキープするということが大事で、そうすることで、ついた筋肉をランニング時に意識して使えるようになります。

体幹の使い方や、意識の仕方というのを言葉でいっても難しくて、実体験をしてもらうことで、実行にうつすことができるようになります。皆さんに少しでも楽しく効果的なランニングをしてもらう為に、大阪と東京で練習会を開催して、この事を伝えています。

引き続き体幹についてですが、ランニングにつかう体幹というのがあります。ランニングの際に無駄な筋肉というのも存在するので、効果的な鍛え方というのが存在するわけです。例えばボディービルダーのように上半身ムキムキになっても、それがランニングに良いかというとそうではありません。解りやすくお話しましたが、ポイントでいうと、例えば腹筋ならば、上の腹筋じゃなくて、下の深層部のコアといわれる部分、そこがメインになってきます。

ただし、ベースの筋肉がないのに、そこばかり鍛えてもパフォーマンスは上がりづらいので、ベースの筋力をつけつつ、使いたい筋力をつけていくというのが正しい考え方になります。

こういったことをより具体的に練習会でお伝えしているので、気になる方は私のFBにて紹介していますので、チェックしてみてください。

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