山歩きをこれから楽しもうと思っている人、秋冬に登山回数が減ってしまう人に是非ともおすすめしたい書籍、『低山手帖』。山登りのイメージが覆ること間違いなしです。

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低山手帖』の著者 大内征さん

低山トラベラー・山旅文筆家の大内征(おおうち・せい)さんを知ったのは読売新聞に掲載されていた『低山手帖』という書籍に関する大内征さんへのインタビュー記事だった。

そこには低山里山で発見することのできる、歴史小説や神話・民話の舞台となった山のこと。更には人の営みに密接に関わる日常的な側面がふんだんに低山にはあり、その歴史と今を、自分のもつ知識と照らし合わせて歩く楽しさについて語られていた。

そんな低山里山の魅力に心奪われた大内さんが、日本全国あちこちの低山里山を訪ねながら書き留めたメモが『低山手帖』であり、低山歩きを楽しむヒントになれば、これ幸いと書籍に認められている。

低山を楽しむ=山旅を楽しむ

僕にとって登山といえば2,000.メートル後半の標高を誇る、北アルプスや南アルプスの山々を縦走することがメインであり、低山はいわば、そのメインディッシュのための練習ぐらいに捉えていた。

写真:大内 征

だから自分の住まいから目と鼻の先にある千葉県には「楽しめる山がない」と勝手に決め付けていたが、大内さんに言わせれば「千葉県は波打つように山深く、魅力的な低山が多くあり、有名な絵画のモデル地にもなるような景観の美しい山だってある」と、僕にとっては驚くばかりであった。

写真:大内 征

『低山手帖』は、大内さんが感動した低山や春夏秋冬の山旅の思い出を手記のような形で紹介している。紹介している山は、北は宮城県、南は福岡県まで全部で48山だ。

写真:大内 征

文章が発する内容を、想像逞しく自分なりに世界を広げて、実際にその低山を楽しみにいく。帰りに立ち寄る地元の居酒屋、その土地で楽しむ食が、よりいっそう身近に感じるのも、低山を歩いた後だからなのかも?なんて思い耽り、山旅ってこういうものなのか!と感動してしまう。

本書は初心者にも上級者にも読み応えのある内容となっており、秋から冬にかけての山歩きスポット探しにも頼もしい1冊となっている。

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低山トラベルをもっと楽しむ

低山の魅力をもっと知りたい!そんな方におすすめなのが、CHUMS表参道店が主催している低山トラベルの企画やNPO法人日本トレッキング協会で行っている「低山再発見の旅!」というイベント。どちらも案内人となる大内さんと一緒に山歩きを楽しむことができる。当日は『低山手帖』に収められているような、山の成り立ちや、歴史や民話などを思う存分聞かせてくれる。

そしてCHUMS表参道店では、不定期で大内さんのトークイベントも開催されている。こちらは参加費無料で、その時々で大内さんが考えてきた様々なコンセプトで低山の魅力を写真と小話とともに知ることができる“フォトツアー”が楽しい。

いずれのイベントもチャムス表参道店のショップブログ、日本トレッキング協会のHPで配信している。山旅旅でもニュースとして紹介していくので、是非チェックしてみて欲しい。

CHUMS表参道店ショップブログhttps://www.chums.jp/blog/list/blog_shop/shop_omotesando

NPO法人日本トレッキング協会「低山再発見の旅!」
https://www.j-trek.jp/teizan

大内征さんからのメッセージ

低い山の面白さに目覚めて以来、遠くの高い山で非日常・達成感を味わう登山から、いまでは身近な里山から日本各地の低山までを知的好奇心とともに探究する山旅へと、ぼくの冒険の場は広がりました。土地の歴史や地理、文化や産業に興味のある人なら、きっと人の営みが残る低山里山にピンとくるものがあるかもしれません。

拙著『低山トラベル』シリーズや『低山手帖』が、ピークハントだけではない山旅のヒントになれば嬉しく思います。登山は知的な大冒険、ぜひお出かけになって、山をローカルを自分らしく楽しんでください。

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