昔から日本における山は宗教と深く結びついていたようです。山の中でみかける祠や神社、登山口に鎮座する神社など、しっかりと意味をもっており、地域における信仰と関係しているんですね。そこには日本独特の文化があり、深く長い歴史の上に成り立っている背景を知ることで新たな視点が加わり、山に対して、強いては自然に対して感謝の気持ちを抱くことにつながると思います。
山の神さま・仏さま 山には神仏のパワーが満ちている
山がもっと身近になり、山に行くことがもっと楽しくなる「山と神仏」のトリビア集。山の一般教養として、山と神仏にかかわる基礎知識をお伝えします。昔から日本の山は宗教と深く結びついています。山名や地名の由来はもとより鳥居や祀、銅像の意味を知れば知るほど山が好きになるに違いありません。
著者:太田 昭彦著
人気登山ガイド、太田昭彦さんがこれまで研究されてきたテーマ「山と神様」にまつわる話を3章20のパートに分けて解説します。登山道で見かける山岳宗教の遺跡や、山麓に伝わる伝説などについて、わかりやすい語り口で解説。
山の頂にはなぜ祠が祭られているのか、修験者はなぜ命懸けで修業するのか、お堂に納められる仏像とお社に祀られる鏡の違い、鳥居やしめ縄の意味、山岳宗教に由来した地名の意味、富士山とコノハナサクヤヒメの関係、プチ修験道入門といった「山と神仏」にまつわる逸話・トリビアをまとめてご紹介。
古道巡礼 山人が越えた径
大好評『山の仕事、山の暮らし』の著書、高桑信一氏による「古道」を辿る旅の記録を文庫化。
著者:高桑 信一著
八十里越/津軽白神、マタギ道/仙北街道/越後下田の砥石道/足尾根利山の策動/奥利根湖岸道/会津中街道/黒部川、日電歩道/次郎ゼンマイ道/北海道、増毛山道/米沢街道、大峠/熊野古道、小辺路/鈴鹿、千草越え/八十里越の裏街道
日本の山はすごい! 「山の日」に考える豊かな国土
国民の祝日「山の日」の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。重要なのは「山に親しむ機会を得る」ということ。山は、知れば知るほど面白い。
山に親しみ、山を理解すればするほど、山の恩恵に対する感謝の念はさらに深まる。すべての人々が日本の山を知り、理解する手助けとなる解説書として、日本の山がなぜすごいのかをご紹介するのが本書です。
著者:山と溪谷社編
なぜ国民の祝日「山の日」ができたのか。それは日本の山がすごいから。世界に誇れる日本の山の実力を知っていますか?
国民の祝日「山の日」の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。重要なのは「山に親しむ機会を得る」ということ。山は、知れば知るほど面白い。
山に親しみ、山を理解すればするほど、山の恩恵に対する感謝の念はさらに深まる。すべての人々が日本の山を知り、理解する手助けとなる解説書として、日本の山がなぜすごいのかをご紹介するのが本書です。
日本の山はすごい!世界に類のない自然の宝庫であり、長い歴史のなかで培われてきた山の文化がそこにある。日本人と山とのかかわりについて理解を深め、日本の山の魅力を再発見するための情報を広くコンパクトにまとめた解説の書です。
1、「山の日」ができるまで
2、世界にも希有な日本の山岳景観(地質・植生)
3、山に神仏を見、尊んできた日本人(歴史)
4、芸術の源泉としての山を知る(文化)
5、山登りが心と体にいい理由(登山の効用)
6、山を守り将来に伝えるには(環境保護)