登山好きの方々に是非読んでもらいたい、素敵な言葉が散りばめられた小説、エッセイを紹介します。

    登山好きにおすすめの小説

    日本奥地紀行-イザベラ・バード

    日本奥地紀行-イザベラ・バード

    文明開化期の日本…。イザベラは北へ旅立つ。本当の日本を求めて。東京から北海道まで、美しい自然のなかの貧しい農村、アイヌの生活など、明治初期の日本を浮き彫りにした旅の記録。

    旅をする木-星野道夫

    旅をする木-星野道夫

    あの頃、ぼくの頭の中は確かにアラスカのことでいっぱいでした。まるで熱病に浮かされたかのようにアラスカへ行くことしか考えていませんでした――。広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年、26歳でアラスカに初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々が続いた。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や、開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせとなった生活。それらを静かでかつ味わい深い言葉で綴った。

    「新しい旅」「春の知らせ」「オオカミ」「海流」「白夜」「トーテムポールを探して」「キスカ」「カリブーのスープ」「エスキモー・オリンピック」「夜間飛行」など、33編を収録。

    小島烏水-近藤信行

    小島烏水-近藤信行

    小島烏水は近代日本登山のパイオニアであり、同時に明治・大正の文学界においても、雑誌「文庫」を基盤として紀行文学に大きく寄与した。本書はこの明治の巨星にあらたな光をあて、詳細に検証し、小島烏水復興に大きな原動力となった傑作評伝である。大佛次郎賞受賞作。

    母なる自然のおっぱい-池澤 夏樹

    母なる自然のおっぱい-池澤 夏樹

    知恵を伝達し、流布し、蓄積することに成功してホモ・サピエンスは自然から遊離してしまった。そこには奢りと淋しさが同居している―。その透徹した視座より、捕鯨反対運動、沙漠に造られたエコロジー実験施設、旅、冒険、風景などについて明晰な論理を紡ぐ。凡庸な自然讃歌でも感情的な環境保護思想でもない、極めて知的で創造的な自然と人間に関する12の論考。読売文学賞受賞。

    辻まことセレクション

    辻まことセレクション

    偃松の上を駆け抜ける風に吹かれ、木々の間を過ぎる風に耳を峙て、辻まことは、いつも山の風の中にあって、彼らの旅の物語を聴いていた―。原始人・辻まことが描く山と森の物語。