八ヶ岳の南部には八ヶ岳主峰の赤岳、権現岳、網笠山と南アルプスの眺望を楽しめる山々が魅力だ。このルートは鎖場も多く勾配もあり気をつけて歩く場所でもある。

赤岳山頂までの登山ルートは3種類あり美濃戸口、真教寺尾根、県界尾根という3種類がオーソドックスだ。いづれも赤岳(あかだけ)登山ルート・難易度で紹介している。

八ヶ岳南部縦走ルート

  • 難易度:中級
  • 合計所要時間:7:40
  • 累積標高:1882m
  • 距離:約7.9km
  • コースタイム:赤岳-(1:30)→キレット小屋-(2:00)→権現岳-(1:10)→青年小屋-(0:40)→編笠山-(1:00)→押手川-(0:35)→雲海-(0:45)→観音平

赤岳山頂から南に向かいハシゴを下ると、右に阿弥陀岳方面への分岐になる。鎖場を直進し竜頭峰のピークを巻くと中岳方面からの巻き道と合流し左に真教寺尾根への分岐になる。草付きの尾根を下ると天狗尾根が左から突き上げてきている。踏み跡が相当しっかりついているので迷い込まないように。一枚岩を鎖伝いにトラバースし右に巻き込みガレた長いルンゼの中、落石を起こさないよう慎重に下る。登りなら苦労するところだ。

ゆるやかに砂礫の道を下ると、尾根の左側にキレット小屋が建っている。赤岳頂上とは約450mの標高差である。小屋前広場から地獄谷に少し下ると水場がある。小屋裏の稜線を行くとハイマツと砂礫のすっきりした小さなツルネのピークに出る。阿弥陀岳、中岳、赤岳の展望が素晴らしいところで、長い休息になる。

諏訪側を巻き気味に登ると、急な岩尾根となる。旭岳頂上を巻き込み少し下ると、20mほどの源治バシゴと呼ばれる鉄製のハシゴの基部に出る。ひとりずつ慎重に登る。分岐になり左に少しで権現岳頂上に着く。稜線右下に権現小屋が建っている。小屋横を過ぎるとギボシのトラバースになる。鎖とガレ場を越し、ノロシバを過ぎ針葉樹林の中を下ると広く気持ちのよい広場に出る。ここが青年小屋である。

西岳方面に5分ほどで乙女の水(金命水)の水場がある。小屋から左に編笠山頂を登らずに押手川に出るルートもあるが、ここでは編笠山に向う。小屋前から巨石を乗り越えながら、中腹の樹林帯を登ると、岩塊を敷き詰めたような展望最高の広い頂上に着く。振り返ればたどって来た八ヶ岳の峰々が見えて充実感に浸れる。

右(西)に下る道は不動清水を経て富士見高原に至る道だが、ここでは左に向かおう。いよいよ最後の下りが始まる。草付きのザレからすぐに急な樹林帯になる。疲れた足には辛い下りだ。平らな小さな広場、押手川に出る。ここからまもなくで傾斜もゆるやかになるが、観音平はまだ先だ。途中富士見平方面へ下り、展望台から観音平へ出てもよい。カラマツ林帯になり道も広くなって来るとようやく観音平の駐車場に着く。すぐ脇にヒカリゴケケが見られる大岩があるので立ち寄ってもよいだろう。小淵沢駅までは裾野歩きで2時間だが、観音平の駐車場でタクシーを呼ぶ事も出来る。小淵沢へは駐車場から自然歩道ハイキングコースを下り、車道に出れば八ヶ岳横断道路は近い。観音平から天女山、美し森まで八ヶ岳横断歩道が整備されており、春は残雪の南アルプス、富士山を見ながらトウゴクミツバツツジ、サラサドウダン、オキナグサ、スミレなどを見ながらのトレッキングも楽しい。

八ヶ岳の概要

八ヶ岳の四季、気象、八ヶ岳周辺の山々、八ヶ岳へのルートの概要を紹介しています。

八ヶ岳の登山ルート

山旅旅
1970.01.01
山旅旅
https://yamatabitabi.com/archives/97311/
登山・トレラン・山スキーマガジン
山旅旅
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https://yamatabitabi.com/archives/97560/
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