一般的に北八ヶ岳とは大河原峠から南の夏沢峠までをいうが、この記事では蔘科山を加えて案内をしたい。

北八ヶ岳 縦走コースについて

  • 難易度:中級
  • 合計所要時間:14:35
  • 累積標高:1808m
  • 距離:約20km
  • コースタイム:蓼科山-(0:30)→蓼科山荘-(1:00)→大河原峠-(0:20)→双子山-(0:30)→双子池-(0:40)→天狗ノ露地-(1:00)→大岳分岐-(1:10)→北横岳-(0:20)→北横岳ヒュッテ-(0:40)→三ツ岳-(1:00)→雨池山-(0:15)→雨池峠-(0:40)→縞枯山-(0:40)→茶臼山-(0:35)→大石峠-(0:10)→麦草峠-(0:50)→丸山-(0:15)→高見石-(1:00)→中山-(0:15)→にゅう分岐-(0:15)→中山峠-(1:20)→東天狗-(0:25)→根石岳-(0:20)→箕冠山-(0:25)→夏沢峠

北八ヶ岳 縦走コース 蓼科山

蓼科山登山口、女神茶屋前から開けたササ原を進むと広葉樹林の急登となり、再び平坦なカラマツ林になる。針葉樹が現れると、まもなく大きな石の急登が始まる。途中には、縞枯れ現象の枯木帯がある。樹林帯を抜けると岩石の尾根になりペンキと竹竿を目印に東にトラバースし、山頂ヒュッテに着く。左の高台に山頂の柱が立っている。広い山頂からは360度の展望を楽しめる。

北八ヶ岳 縦走コース 蓼科山荘

ヒュッテ前から山腹を巻くように大きな石の間を将軍平に向う。途中から直線の下りになる。雨の日などスリップに注意だ。将軍平では七合目登山口、天祥寺原からの道が交差している。

北八ヶ岳 縦走コース 大河原峠

直進して、大河原峠に向かう。赤谷の分岐を右に折れ、樹林の中をゆるやかに下ると河原のような急坂になる。双子山が見えるようになると、まもなく開放的な大河原峠に着く。

北八ヶ岳 縦走コース 双子山

佐久平、浅間山が一望できる。ササ原の斜面を行き、後ろに参科山の頭が見え出すと双子山頂上に出る。

北八ヶ岳 縦走コース 双子池

平らな草原を正面に秩父の山々を見ながら下り、カラマツ林に変わるとまもなく双子池に着く。

北八ヶ岳 縦走コース 天狗ノ露地

雄也と池の間、双子池ヒュッテ前から樹林帯の急登を大きな石に悩まされながら登ると、天狗の露地に出る。平らに開けた気持ちのよいところだ。再び急登が始まる。稜線に出たところで左に少し入ったところが大岳頂上。ここの展望も見事である。

北八ヶ岳 縦走コース 北横岳・北横岳ヒュッテ

平坦な稜線を右下に亀甲池を見ながら進み、樹林帯に入り七ッ池が左下に見えるようになるとまもなく北横岳山頂に出る。南峰を通過し北横岳ヒュッテに下る。時間があれば七ッ池に寄り道してみよう。

北八ヶ岳 縦走コース 三ツ岳

小屋に戻り平坦な道を行くと、坪庭からのコースと合流する。もし体力や時間などに問題があれば、このコースにてロープウェイ山頂駅へ下りることをおすすめする。直進し樹林帯から岩稜とハイマツに変わり鎖の付いた岩を登ると三ツ岳に着く。

北八ヶ岳 縦走コース 雨池山・雨池峠

大きな岩の連続で深い穴をハイマツが覆っているので要注意。登山道から外れないこと。岩稜から南に向きが変わると急坂になり、雨池山との鞍部に下りる。雨池山を越え、下りると雨池峠に出る。右は縞枯山荘、ピラタス山頂駅に続く。左は林道に出て雨池方面に続く。

北八ヶ岳 縦走コース 縞枯山

次なる縞枯山へは、樹林の中を直線に急登する。山頂は東西に長く西の端に出て平らな道を東端で右折し茶臼山に向かう。

北八ヶ岳 縦走コース 茶臼山

なだらかな道となり、五辻への分岐を過ぎ少しの急登で茶臼山頂上に着く。左へ灌木の中をくぐるように行くと砂礫の展望台に出る。南八ヶ岳、北八ヶ岳の裾野が諏訪方面まで続き、北アルプスから南アルプスまで一望できる。夏は吹き上げる風が気持ちよい。

北八ヶ岳 縦走コース 大石峠

茶臼山から下った先の大石峠は、小さなササ原で峠の面影は見当たらない。針葉樹林の中を進めば木道になり、茶水池に出て雨池からの木道と合流し、麦草峠に出る。

北八ヶ岳 縦走コース 麦草峠・丸山

峠は国道299号が通り、シーズンには茅野駅、佐久平駅からバスの便もある。麦草ヒュッテからは、東の白駒池、西の狭霧苑まで遊歩道が整備されている。ヒュッテ前から南に草原を通り樹林に入ると急登になって丸山、高見石の頭に出る。眼下に白駒池と樹海が美しい。

北八ヶ岳 縦走コース 高見石・中山

なだらかに下って登り返すと、岩石の広場になっている中山展望台に着く。視界の悪い時は奥に入らないこと。途中、ニュウへの分岐を過ぎ中山峠に着く。西に黒百合平、東にミドリ池の分岐がある。

北八ヶ岳 縦走コース 東天狗

佐久側の切れ落ちた縁を天狗岳に向かう。岩屑の登りから天狗の鼻を、右から巻き込んで頂上に立つ。西天狗の方が標高は高いので、足を延ばすのも良いだろう。頂上から不安定な岩場をトラバース気味に根石岳の鞍部に下る。

北八ヶ岳 縦走コース 根石岳

左方向、本沢温泉への白砂新道を分け山腹を登ると根石岳山頂だ。ここから根石岳山荘までの砂礫地はコマクサの群生地であり、ウルップ草などの高山植物も保護されている。根石岳山荘にはよほどの乾季でないかぎり湧水があり、補給ができる。

北八ヶ岳 縦走コース 箕冠山・夏沢峠

ここから箕冠山へは5分ほどの登りだ。右にオーレン小屋への道を分け、ゆるやかに下って夏沢峠に着く。ここには2Fの小屋が登山道を挟んで建っている。分岐になっており東に下れば本沢温泉へ、西に取れば夏沢鉱泉を経て桜平方面に下る。ここから南に直進すれば、爆裂火口を見ながら硫黄岳に着く。

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