朝日岳はその名の通り山間の集落からみて最初に朝日に染まる山ということから名付けられた。山容はおおらかで、高山植物、湖群といった自然を楽しめるバラエティーにとんだ山が朝日岳だ。朝日岳を40分ほど下山すると朝日小屋があり、テントも建てれるので、縦走登山時の計画時には助かるポイントだ。

朝日岳から小川温泉 登山ルート概要

  • 難易度:中級
  • 合計所要時間:8:00
  • 距離:約17.8km
  • 登山ルート:朝日岳→(40分)→朝日小屋→(30分)→夕日ヶ原→(50分)→イブリ山→(90分)→五合目(ブナ平)→(90分)→北又小屋→(180分)→小川温泉

朝日岳

この朝日岳から北又に下るコースは、逆コースで登る場合は急登の連続で、きついアルバイトを強いられる。それだけに、下りは慣れた人なら早い。だが、慣れない人にとっては意外に時間を食うかもしれない。いずれにせよ、足元には十分注意して歩きたい。

朝日小屋

朝日小屋
出典:北アルプス朝日小屋

朝日小屋の前のテント場を横切る、前朝日を左手に見て巻きながら雨水にえぐられた溝状の道を下る。灌木帯の中を、木の根などに気を付けながら下ると、やがて広い草原に出る。

夕日ヶ原

ここが夕日ヶ原で、池塘などもあり、湿性のお花畑になっている。ここから眺める夕日が素晴らしいので、夕日ヶ原と名が付いたと思われるが、一般的な行程では、ここで夕日を見ることはまずなかろう。のどかで牧歌的な夕日ヶ原をしばらくのんびり歩いて、道が灌木帯の急な下りになると、鎖場があり、イブリ山の鞍部に着く。

イブリ山

モリアオガエルの生息地であるという小さな池を右に見て登って行くが、瀧木に囲まれた道は、夏など暑さに悩ませられる。イブリ山の頂上は、木を刈り払ってあり、小グループならゆっくり休めるくらいの広さがある。また、ここには十合目の標識が立っているが、これは北又からイブリ山までを十分割して表わしたものである。一合ごとに標識が立っているので、目安になるだろう。八合目あたりから、道は立派なブナ林の急斜面をジグザグに下る。大きなブナの木立の中を行くこのあたりは、コースでいちばん印象深いところであろう。

五合目(ブナ平)

五合目のブナ平は、小さな広場になっていて、ひと息入れるにはよい場所だ。水場も右に少し入ったところにある。四合目、三合目と、道はどんどん下る。ヤセ尾根状になったり、ザラ道の滑りやすいようなところがあったりするが、一合目の標識の立つ峠状のところまで来れば、北又の駐車場がすぐ下に見えてホッとする。

北又小屋

北又小屋
出典:北アルプス朝日小屋

北又のダムの下に架かる吊り橋を渡り、ちょうど百段の階段を登れば、北又小屋の下に出る。この北又小屋はドライブインを思わせる綺麗な建物で、ここで宿泊するつもりでスケジュールを組むのもいいだろう。

小川温泉

小川温泉元湯
出典:小川温泉

ここから小川温泉元湯までは車道の一本道となる。般車は通行禁止だが、タクシーは入るので、北又小屋から呼べばよい。歩けば、越道峠を越えて小川温泉元湯まで3時間の行程である。

中俣新道

明星山の岩壁やヒスイ峡の眺め
出典:糸魚川観光ガイド

朝日岳の麓にある黒岩平は、穴場的な別天地である。その黒岩平を目的地とするならば、中俣新道を小滝まで下るルートが考えられる。中俣新道は、母海新道のエスケーブルートとしてよく紹介されるが、急坂の連続できついコースだ。下山してから小滝駅までの林道は、中間地点にあるゲートからタクシーを呼べる。途中、明星山の岩壁やヒスイ峡の眺めも素晴らしい。

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