御岳山の東に連なる日の出山(902m)は可愛らしい山だ。東に関東平野の眺望が開ける山頂はその名の通り御来光スポットである。金比羅尾根から日の出山に登り、御岳山の裏参道を峠経由で鳩ノ巣へと下るコースは、五日市線の武蔵五日市駅と青梅線の鳩ノ巣駅を結ぶ変化に富んだワンディハイクのおすすめコースである。

    金比羅尾根~日の出山~鳩ノ巣の登山ルート

    金比羅尾根~日の出山~鳩ノ巣の登山ルート

    • 難易度:中級
    • 合計所要時間:7:35
    • 累積標高:2399m
    • 距離:約20.2km
    • コースタイム:武蔵五日市駅-(300分)→日ノ出山-(65分)→御岳山-(135分)→鳩ノ巣駅

    武蔵五日市駅

    武蔵五日市駅からメインストリートを右に進んで東町の交差点を右折、すぐに左折して五日市小学校前に出る。道標に従って不動尊の角を右に入れば、舗道はやがて山道に変わって琴平神社へと導かれる。神社手前の展望台からは五日市の町並みが一望され公園の一角にはトイレが設置されている。このあたり一帯は春のサクラ、初夏のツツジと花見の名所でもある。神社裏手の大岩を過ぎ、金比羅山の下を通って林道をまたぐ橋を渡った後は、杉やヒノキの植林帯のゆるやかな尾根道が続く。植林に囲まれてあまり展望には恵まれないコースだが、森林浴を堪能しながら歩くのもいい。白岩山への分岐を過ぎ、道が大きく右に曲がった先で白岩ノ滝方面への道が右に分岐する。この分岐点から麻生山では10分ほどで往復できる。北西に進んで養沢からの道を左から合わせ、次第に似斜が強まる階段状の道をあえぎ登って日の出山に着く。

    日ノ出山

    山頂には東屋が建てられ、展望盤の設置されている。すぐ下にはトイレもある。山頂からは東面の展望が大きく開け、眼下には関東平野が広がる。冬の晴れた日には東京湾まで見渡すことができ、そこから上がってくる御来光は絶景である。毎年元旦には初日の出を狙って多くのハイカーが山頂に陣取り、大賑わいとなる。

    御岳山

    日の出山からの下山は、東に吉野梅郷やつるつる温泉へのコース、南に養沢方面へのコースなど選択肢は多い。ここでは西の御岳山に向かって進み、ゆるやかなアップダウンを繰り返して御岳の表参道に出る。神代ケヤキは目の前だ。ここから御岳神社の大鳥居までは土産物屋の並ぶ参道を歩いてほんの数分の距離である。表参道を右に下って行くと、鳩ノ巣方面への分岐を示す道標がある。

    鳩ノ巣駅

    ここを左に入って集落を抜け、鍋割山から北に延びる尾根の東面を巻くように進む。御岳山から1時間余りでコナラの巨樹がそびえる鞍部に着く。ここが大楢峠で、尾根上の道と海沢への道、鳩ノ巣への道が交差する十字路になっている。峠から右の鳩ノ巣方面への道に進み、ゆるやかに下って越沢の集落に入る。対岸にロッククライミングのゲレンデとして知られる越沢バットレスの岩場が見え、付近にはキャンプ場(閉鎖)も設けられている。この先の三又路を左に進むとやがて車道に出て多摩川に架かる雲仙橋を渡る。橋の上から俯瞰する鳩ノ巣渓谷の景観は一見の価値ありだ。橋の上流には鳩ノ巣渓谷を巡って白丸、海沢に至る散策路「森林セラピーロード」が通じている。橋の先で急坂を上がって青梅街道を横断すれば、すぐ上が青梅線の鳩ノ巣駅である。

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