徳川幕府が開いた旧東海道。有名な箱根八里は街道一の難所といわれていた。この八里のうちの二里半が箱根旧街道東坂である。箱根湯本駅から元箱根までだが、ところどころに江戸時代の石畳が復元されている。途中には200年の伝統を誇る箱根寄木細工の町畑宿や創業以来400年休むことなく営業を続ける甘酒茶屋がある。

    旧東海道 箱根旧街道東坂
    出典:箱根町総合観光案内所

    箱根湯本駅から畑宿・元箱根へのルート

    • 難易度:初級
    • 合計所要時間:3:30
    • コースタイム:箱根湯本駅-(45分)→真道本入口-(35分)→須雲川探勝路-(40分)→畑宿-(55分)→甘酒茶屋-(35分)→元箱根港

    箱根湯本駅

    江戸時代の旅人気分に浸ることのできる箱根旧街道だが、箱根湯本駅から石畳の敷かれた遊歩道の入口までは車道を歩かなければならない。そのため、箱根湯本駅から遊歩道起点となる須雲川バス停まで、上畑宿方面行きのバスを利用するのもよい。箱根湯本駅の改札を出たらすぐに左へ進み、国道1号を陸橋で渡る。そのまま直進して早川にかかるあじさい橋を渡る。渡ったところに建つのが湯本富士屋ホテルだ。ここの建物外に造られたエレベーター前を通って右に行く。早川沿いの道から早雲公園の中の階段を大きくジグザグに登れば公園の中心に出る。ここで早雲寺方面に下る。早雲寺は1521(大永元)年、父早雲の遺命により北条氏綱が建立した名利だ。

    真道本入口

    境内を見学したら旧街道を進む。温泉旅館が並ぶバス通りだ。自動車の通行に注意しながら歩こう。旅館街を離れ、登り勾配になってくると奥湯本入口バス停に着く。たまだれここで湯本駅から宝策ノ滝を経由する道と合流。こちらを歩いても時間的に変わりはない。

    奥湯本入口バス停には東屋がある。ちょっと休憩し、さらに車道を進む。ここから先も車の通行に注意しながら歩く。自動車は通るが深い緑に囲まれた道は気持ちがいい。箱根新道の須雲川インターを過ぎると、遊歩道入口の須雲川バス停は近い。

    須雲川探勝路

    箱根湯本駅から畑宿・元箱根
    出典:箱根町総合観光案内所

    須雲川自然探勝歩道に入り、沢から離れ桧の林を登る。すぐに登りは終わり東京電力の畑宿発電所前で右へ下る。小さな流れを小橋で渡り、林をひと登りして先ほどまで歩いていた車道に出る。車道をはさんで斜め前に遊歩道の入口がある。

    遊歩道に入るとすぐに石畳になる。部分的に江戸時代の石を使って復元した箇所がある。コース上にはこうした箇所がいくつか出てくる。10分ほどで再び車道に出るが、すぐに箱根旧街道という大きな道標のところで山道に入る。小さな橋で流れを渡り、石畳のつるつると滑る大沢坂を登る。

    畑宿

    箱根湯本駅から畑宿・元箱根
    出典:箱根ナビ

    民家の脇から車道に出れば畑宿だ。畑宿は箱根寄木細工発祥の地。道路脇には寄木細工を販売する店や茶店が並んでいる。畑宿バス停前の東屋でひと休みし、旧街道一里塚の石柱前から石畳の道を歩く。小さな歩道橋で箱根新道をまたぐと西海子坂の急登が始まる。ここを登りきると七曲がりの車道歩きになる。歩道が確保されているのでそこを歩くこと。橿の木坂バス停先で急な階段を登る。見晴橋の分岐を左へ進み平坦な石畳を行く。山根橋、猿すべり坂を過ぎ車道に出たら、目の前にある階段を登る。左下に車道を眺めながら車道沿いを歩くが、追込坂で右に入って道なりに進めば甘酒茶屋の裏に出る。

    甘酒茶屋・元箱根港

    箱根湯本駅から畑宿・元箱根
    出典:箱根ナビ

    甘酒茶屋で休憩したら遊歩道に戻り元箱根を目指す。車道を横断して石畳の道に入る。コース上で最も石畳の長いところだ。ケンペルバーニー碑の前で階段を下り、寺の脇を抜ければ国道1号だ。ここから左へ行けばわずかで元箱根港バス停に着く。

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