箱根八里の後半四里、元箱根から三島までの区間が箱根旧街道西坂である。江戸時代の石畳は接待茶屋や山中新田近辺で復元されている。全体的には東坂よりも整備され、歩きやすい。しかし、東坂に比べると賑やかさはなく知名度は低い。そのためか、休日でも歩く人の姿は少ないので落ち着いた歴史散策が楽しめる。

三島箱根旧街道西坂
出典:箱根町総合観光案内所

箱根峠から山中城跡·三島大社のルート

  • 難易度:初級
  • 合計所要時間:3:45
  • コースタイム:小田原駅-(バス52分)→元箱根港-(バス8分)→芦ノ湖カントリー入ロ-(20分)→接待茶屋-(45分)→山中城跡-(45分)→笹原一里塚-(30分)→坂小学校-(35分)→錦田一里塚-(35分)→三嶋大社-(15分)→三島駅

小田原駅~元箱根港

旧街道東坂を踏破したら、次は西坂を歩いてみよう。元箱根から三島までの道だが、箱根峠を徒歩で歩くのは危険なため、元箱根港バス停から沼津登山東海バスに乗り芦ノ湖カントリー入口バス停まで行く。また、三島駅を起点にするなら沼津登山東海バスで芦ノ湖カントリー入口バス停まで行く。

芦ノ湖カントリー入ロ

コースは何度も国道1号に出る。そのため、疲れたり天気が悪くなったらバスの利用ができる。芦ノ湖カントリー入口バス停からゴルフ場に向かう。国道にゴルフ場の看板があるのでそれに従えばいい。10分ほど歩いた左に旧街道西坂の入口がある。トイレと小さな休憩用の東屋が建っている。ここから三島にかけてはほとんどが下りとなる。膝に負担がかかるので、時間に余裕を持ってゆっくり歩くことを心がけよう。道は篠竹に囲まれている。展望はないが日当たりは意外にいい。石畳が敷かれた道だが、土が露出した部分が多く歩きやすい。途中で篠竹のトンネルを抜け、馬頭観音の前を通過すると国道に出る。右に下り接待茶屋バス停の先で旧街道に入る。

接待茶屋

箱根 接待茶屋
絵葉書 神奈川 箱根山頂上接待茶屋

旧街道の入口に江戸から二十六里の一里塚や接待茶屋の歴史が書かれた看板などがある。樹木に囲まれた平坦な道を行くと、ふれあいの森と書かれた碑の前を通る。ここを過ぎると石畳になる。西坂の石畳は新しく、東坂と比べると全体的に歩きやすい。細い樹林帯の道から前方が開けた所に簡易トイレがあり、その先に休憩に適した小広い草地がある。三島方面の展望が広がる場所だ。数m下を国道が走っている。この草地から樹林帯を抜けると国道に出る。農場前バス停の先で左に入る。手摺りの付いた立派な石段を降り、きれいに整備された石畳を歩く。ほとんどフラットなのでとても歩きやすい。

山中城跡

左から函南原生林からの道が合流してしばらく進むと、史跡箱根旧街道と書かれた石柱が現れる。ここで国道に出る。時間があれば陸橋を渡って山中城跡に寄ってみよう。山中城は小田原の北条氏が永禄年間(1560年代)に小田原防備のために築いた城。秀吉の小田原攻めに備えたものだったが、わずかに半日で落城したという悲劇の城だ。

その時に落命した武将たちの墓が三の丸跡の宗閑寺にある。城跡は整備され、現在は公園として開放されている。山中城跡から国道を歩き、すぐの二俣を右へ下る。住宅街から国道に出たところに食堂が建ち、その前に旧街道の入口がある。ここも整備された石畳で開放感がある。左手に広がる台地は広い農地で、函南町方面の展望が広がっている。

笹原一里塚~三島駅

笹原一里塚の碑を見ながら進み、コワメシ坂を下る。この坂は舗装された道で住宅街を抜ける。本コースで最も傾斜の強いところだ。

コワメシ坂を抜けたあたりから三島市街や沼津アルプスが眺められる。箱根八里の終点は三嶋大社だが、そのまま道なりに下って、三島駅を目指そう。

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