金時山は箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山である。金時山山頂には金時茶屋、金太郎茶屋といった登山施設があり、金太郎伝説も重なって家族連れの登山としても人気のある山だ。箱根山カルデラを囲む外輪山列で最も高い山であり、山頂からの眺望が良く富士山、愛鷹山、南アルプス、駿河湾とその眺めは価値がある。

    足柄駅から足柄峠~金時山 登山ルート

    • 難易度:中級
    • 合計所要時間:4:40
    • 累積標高:1241m
    • 距離:約12.1km
    • コースタイム:足柄駅-(50分)→新・旧道合流点-(45分)→足柄峠-(35分)→夕日ノ滝分岐-(25分)→丸鉢山-(10分)→分岐-(30分)→金時山-(65分)→金時神社入口-(20分)→仙石-(バス37分)→小田原駅

    金時山頂上付近では2020年7月に土砂崩れが起きている為に、通行止めになっている区域があるようですので、事前に確認ください。

    金時山へのコースはいくつかあるが、足柄駅から足柄峠を経由する道は足柄古道を歩いたり展望の良い尾根道を歩くため、変化に富んでいて楽しい。また、金時山直下以外は勾配が緩いので歩きやすい。

    足柄駅

    足柄駅を出ると、駅前にクマにまたがった金太郎の像が置かれている。ここは金太郎のふるさとともいえる場所踏切を渡ると道が分岐する。

    新・旧道合流点

    右は足柄古道、左は足柄新道だ。どちらも舗装され、時間的にも大差はない。ここでは足柄新道を歩くことにする。最初は左に地蔵堂川が広がる道だ。緑濃い道は延びかで気持ちがいい。何度か橋を渡って登って行くと、右から足柄古道が合流してくる。この先で少し登り勾配が強くなるが、息が上がってしまうほどではない。水飲沢の先で左の足柄古道に入る。馬頭観音を過ぎると県道に出る。ここで右へ。芭蕉の句碑、六地蔵、笛吹き石などを見物しながら登ればすぐに足柄峠だ。

    足柄峠

    足柄峠は草地の広場といった風情あふれる場所。標高は759mで富士山の展望に優れている峠だが、奈良時代は箱根越えの要所であった。その後、明治初期まで箱根の裏街道として利用されていた。足柄峠から南に延びる広い林道を行く。軽いアップウンが続くが、開放的で日当たりがよくのんびり歩ける。

    夕日ノ滝分岐・丸鉢山

    夕日の滝へ向かう道を左に分けると、いったん道は下りになる。その後、道幅が狭まり急坂を登るようになるが、長くは続かないので大丈夫。なだらかな登りになると、ベンチが設置された分岐に出る。左へ下っているのは夕日ノ滝へ向かう道。ここから眺める富士山は雄大で、山頂からのものと遜色ない。

    分岐

    ゆるやかな登りを進むと右から登山道が合流してくる。これは足柄神社から登ってくる道。この先で登り勾配の道になり、コース最大の登りが登場。鉄製やアルミ製の階段登りが連続する。幅が狭いのですれ違いは難しい。階段の切れ目で下ってくる人と上手にすれ違うことを心がけよう。

    金時山

    上空が開けてくると金時山山頂に到着する。山頂には神奈川と静岡の県境線が走っており、2軒ある茶店のうち金太郎茶屋が神奈川県、金時茶屋が静岡県に属している。山頂から眺める富士山は美しく、裾野を広げた山容が印象的だ。山頂から公時神社へ下る。登山道は金太郎茶屋の脇から始まる。

    金時神社入口

    樹林帯から急坂を下る。いったん下り勾配が落ち着いてきたら、なだらかに下る。道が分岐する地点が公時神社分岐。直進するとゆったりした尾根歩きから明神ヶ岳に行くことができる。公時神社へは分岐を右へ下る。樹林帯をジグザグに下り金時宿り石の上部に着いたら、宿り石の脇を下る。その後はゆるい下り道。左に奥の院入口を見送り林道を横切ってさらに下れば公時神社。境内にはマサカリが安置され、金太郎がクマと相撲をとった土俵が造られている。

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