第6回 ヘビーデューティーに登山を楽しむ ~下山編~

雪景色に見惚れ下山

下山途中の山景色

下山途中の山景色

昨日の登山時には土の路面が見えていた箇所も分厚い雪で覆われ、様変わりしている景色に改めて驚かされる。そうして青空も広がり雪の白さが目に痛い。それでもサングラスというフィルター越しに景色を見るのがなんだか勿体無くて、サングラスを外して景色を楽しみながら下山する。

僕はウェブでの事前情報を基に、雪がない登山道を想像していた為、荷物から軽アイゼンを取り除いてしまっていた。一方高橋さんは、「大丈夫だとは思ったけど、念の為」という心がけを大事に軽アイゼンを持参していた訳だが、何度か雪道に足を滑らせていた僕は、この自分の行動に後悔をする。

「山の天気は変わる」という事を強く胸に抱き、これから荷物を準備する時は、例え持参した荷物の登場がなかったとしても、それはそれで良いこととして可能性のある事に対しての安全対策は怠っては駄目だなあと反省する。

登山の怖さを勉強しながら下山を続ける

七ツ石山

行きは巻き道を通ってきたのだが、その斜面が凍っていた為にアイゼンのない僕は少し怖い思いをした。そこに雪が積もり、且つ下り道なのだから危ない事この上ない。だから少しでも滑落の危険性の少ない稜線を選択して七ツ石山経由で下山をするルートを選択し、とにかく時間をかけてゆっくりと鴨沢バス停に向かう。

事故もなく無事に下山を済ませた僕らは握手を交し、奥多摩駅から河辺(かべ)にあるお風呂を目指す。

登山ではない、山旅を楽しむ僕ら

河辺駅の焼き鳥屋「福徳」

お風呂で、張り詰めた体をほぐした僕らは反省会と称して飲みに向かう。選んだお店は地元民の為の居酒屋という雰囲気が漂う「福徳」という焼き鳥屋。僕らの荷物をみて素直に疑問を投げかけてくる青年と美女。なんともアットホームで快適な空間に居ると、さっきまで山の上にいたんだよなあ~という不思議な気持ちになる。

 

ビールで乾杯

生ビールを注文し早速乾杯!上空から雪が降り注ぎ瞬間的に泡が凍ってしまう、それでいてコクのある山の上で感動したビール(※登山編参照)ではないけれど、安堵と達成感に包まれ体が解けてしまうような美味しさを提供してくれたこの反省会ビールも格別だった。

1人で登山をすると奥多摩あたりであれば、乗り継ぎも考えてそのまま家に帰ってお風呂に入る。だからこそ途中下車の旅には決してならない。でも今回はぶらり途中下車をしてお風呂に入り、酒場放浪記の序章的に地元民が愛する居酒屋で料理とお酒を楽しむ。だから今回は反省会まで含めて「山旅」であり、忘れられない時間を作ってくれた。

 

最後の〆

お店にいた美女おすすめの「ナポリタンうどん」を〆に注文。「せっかく青梅まで来てもらったので青梅らしい料理があればいいんですけど・・・」と悩んでくれていたが、「私の兄が車で鹿を当てたんです」という話だけで、その瞬間あたり空間「青梅らしさ」を感じたのは僕ら2人だけだったろうか?