アークテリクスのアイテムには根強い人気を誇り、長年リニューアルを重ねて販売し続けられているアイテムが幾つかあります。その中の1つが今回紹介するマンティス1、2です。以前はマカという相性で親しまれていました。今回はこのマンティス1と2というサイズ違いでどのような違いがあるのか徹底的に比較していきます。
マンティスとは
アークテリクスクのエブリデイ(アウトドアでのテクニカルな機能性と快適さ、丈夫さを備える普段づかい用アイテム。)というシリーズで、サイズは今回紹介する1と2以外に、26・32という展開もある。前身はMAKAというモデルでアークテリクスの代表的なアイテムとして認知されている。BEAMSなどのアウトドア専門ショップでもコラボアイテムとして販売されている。
おすすめポイント
- ショルダーにもウエストにも装着できる
- バックパネルにスマホ用ポケットが別で設けられている
- 2つのジッパーポケットが設けられていて収納しやすい
- アウトドアに限らず、普段使いにも適している
商品概要
商品名 | アークテリクス マンティス1 | アークテリクス マンティス2 |
価格 | ¥4,950 (税込) | ¥5,500 (税込) |
重量 | 150g | 180g |
容量 | 2リットル | 3リットル |
マンティスの評価・レビュー
商品名 | アークテリクス マンティス1 | アークテリクス マンティス2 |
総合評価 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
コンパクト性 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
収納力 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ | ★★★★★ |
商品比較表
アイテム | マンティス1 | マンティス2 |
---|---|---|
イメージ | ||
重量 | 150g | 180g |
容量 | 2リットル | 3リットル |
サイズ | 幅17cm×高さ14cm×奥行き4cm | 幅21cm×高さ19cm×奥行き6cm |
収納力 | 500mlのペットボトルははみ出る | 500mlのペットボトルは収納可能 |
税抜価格 | ¥4,950円 | ¥5,500円 |
アークテリクスのマンティスの特徴
アークテリクスのマンティスの特徴は上から見るとバックパックの雨蓋のような形をしており、メインポケットと外側に小さなポケット、背面にはスマホ用ポケットが備わっています。非常にシンプルなのだけど、非常に使い勝手がよく、登山やハイキング、キャンプといったアウトドアシーン以外にも、タウンユース、旅行にも大変重宝するアイテムです。
ウエストバックというカテゴリの通り、腰に装着して使うこともできるし、ショルダーがけにしても使えるという2WAYとなっています。時と場合で使い分けることができるのも特徴です。
マンティス1と2のサイズ・容量比較
サイズを比較すると一回り近くマンティス2が大きく見えます。寸法を測ると以下の通りとなっています。
- マンティス1:幅17cm×高さ14cm×奥行き4cm
- マンティス2:幅21cm×高さ19cm×奥行き6cm
容量は
- マンティス1:2リットル
- マンティス2:3リットル
となっており、数値だけでみるとなかなか判断しづらいと思います。
マンティス1に500mlのペットボトルが入るか?
上の写真はマンティス1と500mlペットボトルを並べた写真ですが、ペットボトルが入るか入らないかのギリギリのように見えます。実際に入れてみると…
上の写真のように500mlのペットボトルははみ出してしまいます。
マンティス2に500mlのペットボトルが入るか?
上の写真はマンティス2と500mlペットボトルを並べた写真ですが、ペットボトルはゆうに収まりそうです。
実際に入れてみると、すぽっっと余裕で入りました。しかしながら真横にスポット収まるのではなく斜めになるような収まり方です。
マンティス1と2の収納力比較
マンティス1と2でどれだけのアイテムを入れることができるのか、実際にハイキングなどで、よく出し入れするもの、貴重品などを準備してそれぞれに収納してみました。
マンティス1に収納したものはスマホ、財布、虫除けスプレー、ハンカチ、グローブです。スマホはスマホ用のポケットが背面にあるので、そちらに収納し、メインのポケットにそれ以外のものを収納してみました。
メインポケットの中は間仕切りがあるので、整理整頓が容易です。これ以上入れると、奥のものが出しづらくなってしまうという容量でした。同じ容量のアイテムをマンティス2に収納すると、かなり隙間ができるという状態です。
次にマンティス2の収納力ですが、今回は解りやすいように、マンティス1のアイテムに追加する形でアイテムを増やしました。内容としては、コンパクトになるウインドブレーカー、コンデジ、小さな水筒です。
ここまで収納が増やせると立派なサコッシュという使い方ができます。
マンティス1と2のスマホポケット比較
マンティス1も2も背面にスマホ用ポケットが付いています。スマホのサイズは様々ですが、ほとんどのスマホが収められるようになっています。iPhoneでも大きなサイズは入らないので、事前にチェックが必要です。
ポケットの横幅は素人採寸で8.9センチでした。
上の写真のようにマンティス1ではgoogle pixel3aの頭ちょっと飛び出る感じです。これによって使いづらいということは一切ありませんでした。
マンティス2はすっぽりスマホが中に収まるサイズでした。しかしながら取りづらいということはなく、スマホの出し入れはマンティス1も2も容易に行なえます。
マンティス2のスマホ用ポケットをスマホを入れた状態で指で探ってみると、ポケット底までスマホが入らず、指のあたりで止まっていました。
マンティス1と2のショルダーストラップ比較
ストラップは長さ、幅ともにマンティス1と2同様でした。
マカのときから大好きなこのストラップの長さ調整はマンティス1も2も全く使い心地は変わらず、素晴らしいものがあります。余ったストラップはゴムでまとめられ、垂れ下がることもなければ、片手で調整が可能という使い心地は類を見ません。
マンティス1も2も同様の場所にバックルが付いており、着脱が容易です。
マンティス1と2のポケット数比較
メインポケットと中の仕切り、サブポケットと大きさの違いはあれど、同じ数だけ取り付けられています。
メインポケットはマンティス1も2もダブルジッパーで使い心地の差はありません。引き手についても
サブポケットに付いているキークリップはいづれも赤いテープの施しですが、長さには差があります。ポケットの中で邪魔にならないように創意工夫されていることがわかります。
メインポケット内の仕切りはいづれも同様なのですが、ポケットの大きさの違いによって、ジッパーの開閉、モノの取り出しやすさはマンティス2のほうが使いやすそうです。
マンティス1と2の装着雰囲気比較
マンティス1,2共にショルダーがけをしたときに雰囲気です。マンティス1のほうがちょっとしたお出かけ時のファッションとしては決まっているように見えます。
しかしながら飲み物を入れたり、買い物をした小さなアイテムを仕舞うことができるのはマンティス2です。
個人的には夏場暑くないときには喉もそんなに渇かないのでマンティス1の使い勝手のほうがタウンユースでは良いように思います。夏場には水分補給が重要なので、マンティス1の使い勝手がよくなるように思います。
登山やハイキングでは、マンティス2のほうが個人的には使えるなあと思いますが、ここはバックパックの精巧や、ショーツのポケットの数などにも大きく左右されるので、一概に答えが出せないところです。
どちらも非常に使いやすいアイテムなので、どちらか1つをなかなか選べないと思いますが、上記で挙げた比較情報をみて、悩みが解決されたら幸いです。