ビッグアグネスはウルトラライト思考、ファストハイク好きな人達に非常に人気のあるブランドで、テント、タープ、スリーピングパッドなど登山からキャンプに便利なアイテム展開が魅力です。中でもテントのバリエーションが豊富で選ぶ楽しさ、使う楽しさがビッグアグネスの魅力の1つです。
おすすめポイント
- 日本仕様モデルも展開があり選択できる
- テント内の空間が広くなるように施されている
- 設営しやすい
- 軽量テントの入り口として初心者にも扱いやすい
商品概要
ブランド | ビッグアグネス |
商品名 | フライクリークHV UL1 |
商品説明 | ビッグアグネスの代名詞ともいえるテント。結露が発生しにくいダブルウォール仕様で、ペグダウンしなくても設営可能な自立式。 |
価格 | ¥46,000(税抜) |
重量 | 936g |
フロア面積 | 1.9㎡ |
室内サイズ | 218×97~71×97cm |
収納サイズ | 10×48cm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
設営・撤収時間 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
フライクリークHV UL1の特徴
ビッグアグネスのテントには日本仕様というシリーズが存在します。商品名に「EX」というのが付くと日本仕様テントということになります。今回紹介するフライクリークHV UL1 はUS仕様で、日本仕様のテントと比較するとメッシュ部分が施されており軽くなっています。
![フライクリークHV UL1の特徴2](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09839-1_1706139777.webp)
フライクリークHV UL1は重量936gで、本体の上部半分近くがメッシュ生地となっています。日本仕様のフライクリークHV UL1 EXはメッシュ部分をなくし、重量1.04kgで1年を通じて過ごしやすい作りとなっています。
![フライクリークHV UL1の特徴3](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09837-1_1706139779.webp)
本体の下部は20d通気加工リップストップナイロン、上部は10dポリエステルメッシュとなっており、就寝中に直接風が身体にあたることを防ぐ作りとなっています。3シーズン用テントという位置づけで使っていますが、晩秋でもシュラフや就寝具に厚手のダウンを取り入れるなどで快適に使えるテントだと思っています。
フライクリークHV UL1の設営方法
![フライクリークHV UL1の設営方法1](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09834-1_1706139779.webp)
フライクリークHV UL1の設営方法は非常にシンプル且つ簡単で、登山時における設営の早さ、片付けの早さを実現してくれ、リスク回避につながっています。まずはポールの先端をテント本体の3隅に取り付けます。
この時にテント本体に先にペグをさして地面と固定しておくことで、強風時にテントが飛ばされないようにすることができます。
![フライクリークHV UL1の設営方法2](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09835-1_1706139779.webp)
次にポールにテント本体のフックを引っ掛けていきます。
![フライクリークHV UL1の設営方法3](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09841-1_1706139780.webp)
足になる側はポールが直立に近いかたちで地面から起き上がっているので、テント内の空間が広く作られるようになっています。これは結露がシュラフを濡らす事を防いでくれます。
![フライクリークHV UL1の設営方法4](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09840-1_1706139780.webp)
横から見ると解りやすいのですが、テントの入口部分はほぼ垂直に立っているので、テント内の空間も広ければ、前室の空間も広く使用ができ、更に出入りが容易です。
![フライクリークHV UL1の設営方法5](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09842-1_1706139781.webp)
次に上からフライをかけていきます。ポールの差し込み口にテント本体のバックルがあるので、それにフライのバックルを取り付けていきます。テープには反射テープが施されているので、夜のテント場、自分のテントを視認しやすくなっています。
![フライクリークHV UL1の設営方法6](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09847-1_1706139781.webp)
フライテントの各所をペグダウンするとピンッとテントに張りが出ます。そんなフライに対してテント本体に取り付けられたスナップを取り付けることで、テント内部の空間が広がるようになっています。
![フライクリークHV UL1の設営方法7](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09844-1_1706139782.webp)
ペグダウンによるテントの張りは雨をしっかり弾き、防風にも耐える安心感を引き起こします。昔これが甘くて、就寝中に防風に見舞われ心配でぐっすり眠ることが出来なかったという思いでがあり、それからは穏やかな天候でもしっかりガイラインをつかって各所をペグダウンすることを忘れないようにしています。
テント内部空間と外部空間
![テント内部空間と外部空間](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09849-1_1706139782.webp)
![テント内部空間と外部空間](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09848-1_1706139783.webp)
テントの出入り口は短辺に取り付けられています。前室は広々としており、ザック、登山靴を置くスペースにゆとりがあります。
![テント内部空間と外部空間](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09851-1_1706139783.webp)
涼しい風を取り込みたいときは、入り口のナイロン生地を入り口横に設けられたポケットに突っ込むなんていう使い方もできます。
![テント内部空間と外部空間](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09852-1_1706139784.webp)
内部の空間は大人1人寝ても充分な広さが設けられています。
![テント内部空間と外部空間](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09854-1_1706139784.webp)
足元の空間も広々としていて、シュラフがテント内の生地に接触することが少なく、結露の心配も軽減されています。
![テントのコンパクト性](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/DSC09830-1_1706139785.webp)
収納サイズは10×48cmとなっており、テントポールを取り出せば非常にコンパクトで、ファストハイク用テントとして活躍してくれます。ダブルウォールで、自立式で1キロを切る軽さで、就寝時における安心感は素晴らしい作りだと思っています。