こんにちわ。
ハイカーのたかくら(@takakura3twi)です。
ニュージーランドの"Te Araroa"(=テアラロア、5ヶ月3,000kmのロングトレイル)をはじめアウトドアの安全度を高めることに関する記事の執筆や、登山道具の紹介をしています。世界の山を旅するための『手段としてのアウトドア』の提案、身軽なライフスタイルをテーマにした動画配信もしています。よろしくお願い致します。
おすすめポイント
- 燃費が良い
- 全体の荷物を最小限に抑えられる
- サイフにも優しい
- 買い物に行く時間が節約できる(最重要)
- 安定感が高く事故りにくい
- とろ火ができて多少料理ができる
- レギュレーターがついていて寒冷地でも使える
商品概要
ブランド | JETBOIL |
商品名 | MINIMO |
商品説明 | 従来のパーソナル・クッキング・システムのカップに比べ、口を2.3cm広く、高さを4.5cm低く設計し、調理用に最適化。 |
価格 | ¥19,500(税抜) |
重量 | 500g(付属ゴトク35g含む) |
容量 | 1.0l |
サイズ | 直径12.7cm×高さ15.2cm(収納時) |
沸騰到達時間 | 2分20秒(0.5L) |
出力 | 1,404kcal/h |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
今回のテーマは「山道具」。ロングトレイルにジェットボイルを選んだ理由について記事を書きました。登山の火器って面白いテーマですよね。アルコール、固形燃料、分離型、直噴、拡散、ホワイトガソリン、ケロシン、いろいろと実践してみました。結果、ロングトレイルには「JETBOIL MINIMO」を持っていきました。
行動の速さ=安全度を高めることだと考えています。
沸騰が超スピード、そんなありきたりな評価に加えて、自分なりの視点でもろもろ最高な理由を発表してしまいますと、以下の通りとなります。
- 燃費が良い
- 全体の荷物を最小限に抑えられる
- サイフにも優しい
- 買い物に行く時間が節約できる(最重要)
- 安定感が高く事故りにくい
- とろ火ができて多少料理ができる
- レギュレーターがついていて寒冷地でも使える
この辺りです。常々「JETBOILがある時代に生まれてよかった」と思っているくらいJETBOILを愛してやまない私が、あなたを魅惑の「JETBOIL WORLD」へ誘います。
本記事では、
- ジェットボイルが最高な理由
- ジェットボイルのポイント
- ジェットボイルをロングトレイルに持っていった理由
- ジェットボイルで絶対にやってはいけないミス
の紹介をします。登山の火器選びをしている方、ロングトレイルに興味のある方、JETBOILに興味のある方、アウトドア好きな方、山と旅を愛している方、是非ご覧ください。
登山で大切なのは、
- 安全第一に行動し健康体で日常生活に戻ること
- 山を通して得た心身への変化を日常生活に還元しより良く生きること
だと考えています。
どうぞ最後までご覧いただき、登山の道具選びや素晴らしい山と旅の実現の一助にしていただけましたら幸いです。
「JETBOIL MINIMO」で整腸快便豚骨ラーメンにチャレンジした動画です。登山の栄養素や料理のコツなども解説しています。
JBのいいところ①「行動そのものが速くなる」
沸騰するのがめちゃ速い。これはもう周知の事実かと思いますので簡単な紹介に留めますが、公式データで500ml沸騰させるのに2分20秒です。速い。上の動画でもノーカットで紹介していますが、確かに速い。ぼこぼこMAXで沸騰する前にカップラーメンの調理(お湯注ぎ)は開始できますので、
沸騰2分+ラーメン3分=5分
たった5分で「いただきます」できてしまうワケです。ありがとうテクノロジー。ありがとうJETBOIL。ちなみにミニモの直径は市販のチキンラーメンとシンデレラフィットします。アウトドア勢のみなさんはシンデレラフィット好きですよね?😉←偏見 是非お試しください。わけぎ(乾燥ネギ)もお忘れなく。
ジェットボイルはなにがすごいか。実は、クッカーがすごいんです。このフラックスリングですね。
このひだのお陰でクッカー底面にぶつかった火の熱が外に逃げずに思いきりアツアツにできるというわけです。熱効率がいいと、ガスが本当に減らない。ガスが減らないと買いにいかなくていい。これが最高。お金と時間の節約になるわけです。
ロングトレイルでは「トレイル中はなるべくお金をかけない美学」のようなものがあり、そういったところでも燃費のよさには助けられるわけです。なにより「買い物の回数が減る」というのはもっとも貴重な時間の節約であり、連続的に山を旅するときには本当に最高なわけです。ちなみに情熱大陸でも平出さんたちがJBを使っていたのが印象的でした。高所でもいいみたいですね。
JBのいいところ②「安定感が高い」
ストーブ部分とクッカーが繋がっているのは熱効率のためだけではないと考えています。ズバリ、安定感が高いと安全です。学生時代雨のテント泊で豚汁をこぼすという事件をやらかしたことがあります。もちろんテント内部は大惨事、食糧もグッと減り、大ヒンシュクをかった苦い思い出があります。
すいませんでした。
JETBOILは安定感が高く、付属のスタビライザー(ガス缶につけて安定感UP)をつけるとさらに安心。安定感の高さは安全度の高さ。隠れポイントだと思います。
ミニモを選んだ理由
ミニモはガスの調整がきめ細かく可能でとろ火もできます。クッカーの口が広いく調理もしやすいので、楽しいクッカーなのです。
慣れるとステーキもできます。一番上の動画の14:12あたりです。道を歩いていて生肉をもらうなど顛末も話してますのでよければご覧ください。ちなみにミニモの口の広さはシェラカップなどとピタリ同じで、使い勝手のよさは歴史が証明しています。
サーモレギュレータもついています。寒冷地でもガスが順調に出るように促進機構がついていますので一年以上海外で山旅するとなると冬を乗り切るため必須の機能です。
「お湯が沸かせられればナンとかなる時代」
インスタントの飲み物にしろフリーズドライの食品にしろ、美味しくなりましたよね。美味しい珈琲を楽しみたい、こだわりの料理にトライしたい、いろんな活動の在り方がありますが、ずばっといってしまうとお湯が沸かせられれば、ナンとかなる時代だと思います。そんな意味でもロングトレイルにはお湯沸かし特化道具は合理的といえると思います。ただ、ちょっとは料理したいな~とも思うわけでそんなところもあって、お湯沸かし+ちょっと調理もできちゃうMinimoを選んだわけであります。
ジェットボイルで絶対にやってはいけないミス
↑これゼッタイしないように気を付けてください!
ジェットボイルのストーブに一般的なクッカーを直置き。これをしてしまうと、ストーブがお墓行きとなります。溶けます。一般的なクッカーを使いたいときは専用のゴトクを必ず使いましょう。
空焚きはジェットボイルでなくてもよくないです。
皆さんの道具選びの一助になりましたら幸いです。
歩く廃人、自然愛好家、趣味:俳句(自由律)
- アウトドショップ店員時代に得た知識
- メーカー本社で学んだアウトドアの素晴らしさと歴史
- シーズンガイドを通して習得した技術
- 世界の山旅を経て目の当たりにしたULハイカーの知恵や工夫
これらを記事や動画でお届け中。家具と珈琲屋で働きつつのため遅筆です、スイマセン。アウトドア好きすぎてガレージブランド「ROF」を立ち上げ、製品開発進行中。環太平洋火山帯(Ring Of Fire)を歩き通す夢と目標のため日々枚心中。尊敬する人、種田山頭火、鴨長明、一遍上人、松尾芭蕉、John Z、アウトドアを愛してる人全員。
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