ドイターのバックパックを背負って登山をしている人の多くが、背負心地の良さ、背中の快適性、細かな配慮の素晴らしさを口にします。今回はそんなドイターのバックパックの中でも日帰り・小屋泊登山に適したモデル「フューチュラシリーズ」を紹介します。
おすすめポイント
- 背面の通気性が素晴らしい
- 結果汗をかきづらい
- 様々な形状の肩にピッタリとフィットする
- 日帰り山行~山小屋泊におすすめ
- 腰回りのホールド感が素晴らしい
商品概要
ブランド | ドイター |
商品名 | フューチュラプロ30 |
価格 | ¥18,000(税抜) |
商品説明 | 新システムを採用したエアコンフォート・センシックプロは、背面メッシュの開発と製造において、30年以上の歴史を持つドイターだからこそ実現できた新たなシステムです。背面通気性に加え、ショルダーのフィット感、腰へのヒップフィンのフィット感など、すべてが高次元で実現しています。 |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
背負心地 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★☆☆ |
扱いやすさ | ★★★★☆ |
ドイターの製品つくりの基本理念
背面の通気性が高くなればユーザーのパフォーマンスが向上する。これがドイターの考えです。
様々な装備をパッキングしたバックパックを背負いトレイルを歩いていると、背中の荷物は実際の重量よりも重く感じ、一歩一歩が苦痛になり、後には辛い思いしか残らなくなります。それは、歩行時に背中に溜まった熱を排出することができず、体温があがりたくさんの汗をかき、体力が奪われていくからです。
ドイターは、背面の通気性がどれほど大切かを考え、1930年にはバックパックが背中に密着しない「ドイター・タウエルン」というモデルを発表しました。そして、1984年、「ドイター・エアコンフォートシステム」を開発し、多くのWeekend Trekker、Hiker向けモデルのフューチュラシリーズに採用しました。
登山中に汗をかくということが大きなリスクであることは以外に知られておらず、汗をかくことが時に負のスパイラルとなっている事があります。代表的な例は、「汗をかく」だから「水を多目に装備に加える」だから「装備が重くなる」だから「汗をかく」というような負のスパイラルです。汗のリスクを出来るだけ減らす為に、背中が涼しいというのは非常に効果的なのです。
湿度の高い日本の山に適した抜群の背面通気性を誇るドイター・フューチュラシリーズ
ドイター・フューチュラシリーズには、頑丈なフレームをアーチ状にしてメッシュパネルにテンションをかけて張った通気性抜群のシステムを採用しています。常に背中の熱気と外の新鮮な空気を入れ替えることができるので、今の言葉で言うなら「背中の熱中症対策」に長けたモデルです。
背面通気性だけでなく、背負心地の良さを実感するための作りはドイターならではと言えます。現行のフューチュラシリーズは、腰へと伝えた全体の荷重をしっかりと支えるエルゴノミックなデザインのヒップフィン、様々な形状の肩にピッタリとフィットするアクティブフィットデザインを採用したソフトタッチのショルダーストラップなど完成度の高いつくりとなっています。
実際に背負っている重量よりも軽く感じる体験は素晴らしく、登山初心者から上級者まで幅広いファン層に親しまれている理由がわかります。また通気性、背負心地だけでなく、登山中における使いやすく頼もしい機能が備わっているのもドイター・フューチュラシリーズならではです。
ドイター・フューチュラシリーズ おすすめのバックパック
主に週末の日帰り山行を中心に山を楽しみたい方向けには、男性にはフューチュラ30、女性には28SL※がお勧めです。9月後半から楽しめる紅葉ハイキングには、朝晩の寒暖差によるフリースなどの装備が追加されることを考えると少々容量に余裕があると安心です。
小屋泊も見据えてバックパックを選びたい方には、男性にはフューチュラプロ36、女性には34SL※がお勧めです。
フューチュラ30よりも容量が増える分、バックパックの重量が増える可能性があります。よってこのサイズのバックパックには腰回りのホールド感を高めるバリフレックスフィットをプラスしています。バリフレックスフィットとは、身体とバックパクのズレを抑える為にヒップフィンが追従するシステムです。
※SLとは、背面の長さやショルダーストラップの形状、ヒップフィンの形状を女性の体形に合わせて女性専用にデザインしたモデルであることを表しています。