紹介するソックスはスマートウールのPhDプロエンデュランスプリント。ウルトラランナー、ロブ・クラと共に開発したシグネチャーモデルで、見た目の格好良さと機能性の高さが両立されている魅力あるソックスです。
おすすめポイント
- メリノウール混紡ながら耐久性がある
- 登山において踝を守ってくれる
- デザイン性がたかい
- クッションニング構造が細かく設定されている
商品概要
ブランド | スマートウール |
商品名 | PhDプロエンデュランスプリント |
商品説明 | 延々と続くロングトレイルを走破するための機能ソックス。ウルトラランナー、ロブ・クラと共に開発したシグネチャーモデルです。 |
価格 | ¥2,860(税込) |
素材 | ウール46%、ナイロン48%、ポリウレタン4%、ポリエステル2% |
クッション | ウルトラライト |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
汎用性 | ★★★★★ |
スマートウール PhDプロエンデュランスプリントのデザイン性
トレイルランニングだけでなく、ファストハイク、縦走登山といったアクティビティにおいて、シューズはトレイルランニングシューズを履くことが多いです。
ガレ場や、木の根っこなどで歩きづらい登山道は常で、くるぶしを石などにぶつけて痛いおもいをしないように、くるぶしが隠れるソックスを選んでいます。
ショーツを履いてトレイルランニングシューズに長めのソックスというスタイルが最近は好きで、そうするとソックスにもデザイン性を求めます。
スマートウール PhDプロエンデュランスプリントは鮮やかなデザインで、左右でプリントデザインが異なっています。山をあしらっている点もポイントが高いです。
スマートウール PhDプロエンデュランスプリントのテクノロジー
ウェアのテクノロジーに詳しいメーカー担当者の方々に話を伺うと、レインウェアとソックスは裏返しにすると、技術力の高さが解る。と聞いたことがあります。
スマートウール PhDプロエンデュランスプリントを裏返しにすると、クッションが段階的に分かれていることがわかります。
上の写真でみると黒い部分は高い密度のパイルを使用しており、クッションと耐久性を高めています。また少し分かりづらいですが、くるぶしの部分も中厚手となっており、その他の部分は通気性を高めるために薄手になっています。
ウルトラランニングにおいてはソックスに穴があいてしまってはパフォーマンスに影響がでてしまうし、それは普段の登山でも同じことが言えるので安心感があり長く使用できるソックスに仕上がっています。
つま先はほぼシームレスに作られていて、指がトレイルを掴みやすく、疲れづらい行動が可能です。
指や足の裏に多く汗をかきますが、足の甲に充分な通気性が確保されており、登山が終わった際にソックスが濡れているということがなくドライ感を保ってくれます。だから足のマメ、スレによる痛みが生じづらく、ソックスがドライであるということの良さを実感できるソックスといえます。
雨や汗に濡れた足で行動が止まると、足の指から徐々に足全体へと冷えてくるのですが、これはメリノウールの凄さだと思うのですが、濡れてもじんわりと温かいのです。
ウール46%、ナイロン48%、ポリウレタン4%、ポリエステル2%とメリノウールの量が少ないように感じますが、速乾性、耐久性を保ちながらメリノウールがもつ、濡れても直ぐに冷えない心地よさや、匂いが気にならない特徴など全体的にバランスのとれた作りとなっています。
足裏にはアーチをサポートするように作られていて、体にかかる衝撃をやわらげてくれます。アーチサポートのないソックスと、あるソックスとで履き比べたことがあるのですが、運動時のダメージが一歩一歩の積み重ねで異なってくるので、最終的な体に残る疲れの差がかなり違います。
非常に強いサポートソックスもありますが、このソックスはほどよいバランスで締めつけ感は少ないです。
ソックスの厚み、素材のバランス、デザインなど、シーンを選ばず履けて、季節も問わずにいつでも履くことができます。さすがに厳冬期における縦走登山などでは頼りないのですが、低山におけるトレイルランでは厳冬期にも履いていけます。あまりにも履き続けているので、新しいデザインが出たら購入すると決めています。