パタゴニアの R 1エアは2020年のテクニカルウェアとして今注目を浴びています。コンセプトは寒冷な状況で動き続けるためのデザインとあり、冬山登山、バックカントリーなどの冬のアクティビティを快適なものにしてくれるでしょう。
パタゴニア R 1とは
R1は寒冷な状況で動いたり止まったりを繰り返すアクティビティのための中間着として最適な、多用途型のテクニカル・フリースです。レギュレータフリースの中では最も薄手ながら保温性にも優れています。
おすすめポイント
- 体にフィットして保温性と吸湿性を高めた作り
- 通気性があり速乾性にも優れている
- よって行動着と保温着を兼ねた作り
- フードはバラクラバのようになり顔周辺を保温
- ストレッチ性能に優れている
商品概要
ボディ展開は R 1エア·クルーとR 1エア·ジップネックと R 1エア·フルジップ·フーディという3種類です。このパタゴニア R 1エアは今まで馴染み深いパタゴニアのレギュレーターフリースの新たなシリーズという位置付けです。レギュレーターフリースとい言えば R 1 、R 2というフリースの名称で親しまれています。
今回の記事で詳細に紹介するのはR1エア・フルジップ・フーディです。
ブランド名 | パタゴニア |
商品名 | R1エア・フルジップ・フーディ |
商品概要 | R1エアは軽量で通気性と速乾性を備え、寒冷な状況での激しい運動に最適なテクニカル・フリース。 |
価格 | ¥ 22,000 |
重量 | 366 g |
R1エアにはフルジップ・フーディー以外に以下の展開も行っています。
ブランド名 | パタゴニア |
商品名 | R1エア・クルー |
価格 | ¥ 13,200 |
重量 | 275 g |
ブランド名 | パタゴニア |
商品名 | R1エア・ジップネック |
価格 | ¥ 15,950 |
重量 | 289 g |
パタゴニア R 1エアの素材特徴
素材は中空糸を使用した5.7オンス·リサイクル·ポリエステル·ジャガード·フリース100%でハイキュ·フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済みです。
重量はフルジップタイプで366 G 、クルータイプで275 G となってます。スリムフィットを採用しており体にフィットする作りとなっています。
この R 1フリースのフリース素材は独自のジグザグ織りの生地の中空糸を使用しており、手をあげる、腕を振るなどの激しい動きに追従してくれます。
これによってウェアの中で生じた湿気をすぐに吸湿し、発散する能力と、速乾する能力に優れており、運動中においてもオーバーヒートせず、ほどよい通気性により随時快適な体温を保ってくれます。
パタゴニア R 1エアの機能性
パタゴニアのレギュレーターフリースといえば吸湿発散性と速乾性と優れた通気性で人気がありますが、 R 1エアはさらにこの点において高い能力を発揮し、軽量化も図られています。
実際の生地を触ってみると非常に薄く肌に触れる部分においてもジグザグの凹凸があります。表と裏という概念がない非常にシンプルな作りです。
フルジップ・フーディのタイプはハンドウォーマーポケットが左右についており、内側にもこのポケットを利用した上部からアクセスできるポケットが備わっています。大きめなのでグローブなどを入れることが出来そうです。
肩の縫い目はよく見るとわかると思いますが背中側にきておりバックパックを背負った時に縫い目に干渉せずに違和感を感じることがありません。
今回はフルジップフーディーを紹介しますが、袖部分、裾の背中側、フード周りの縁取り部分にフィット感のある織り素材があることで外気温が入りづらいつくりになっています。これにより稜線上に出た時の強風で体が意図せず冷えることを防いでくれます。
パタゴニア R 1エア フルジップフーディーの特徴
左胸のジッパー式チェストポケットは平らな場所に置いた時によくわかりますが、かさばりがほとんどなくレイヤリングがしやすい作りになっています。
チェストポケットはフリース生地にナイロン生地を縫い付けただけのようなシンプルな作りで無駄を省き軽量化に振り切った作りという印象です。
縫い目も効果的に切り替えられていて見頃の部分はフリースのジグザグが縦側に入っていて、横方向にストレッチが効くようになっています。
袖の下部分から脇にかけてはジグザグが縦ではなく横方向になるように構成されているために腕を上げるような行動でストレッチが効くようになっています。
腕の上部は脇の部分とは異なった、肩から袖にかけてジグザグが通っており腕を曲げるなどの動作でストレッチが効くようになっています。
ジグザグの方向によってストレッチの効く範囲が変わっているので、そこまで考えられたウェアという見方をすると、なんとも信頼感があります。
アウターとしてもミッドレイヤーとしても機能し、様々なアクティビティにおいての行動着として、この冬、大いに活躍してくれそうです。
洗濯方法
行動中に着用できるフリースだからこそ汗や皮脂、また大気中の汚れなどの目に見えない汚れが付着して撥水性や透湿性の低下早期劣化の原因になるので、正しい洗濯でウェアのパフォーマンスを維持することが重要です。以下の記事で正しい洗濯方法と洗濯洗剤を紹介しています。