今回紹介するダウンジャケットは濡れに強く、暖かい、ダウンと化繊の良いところを組み合わせたホグロフスオリジナルのインシュレーション素材ミミックを使用した、V シリーズミミックフードです。
おすすめポイント
- 軽量ながら耐久性が素晴らしい
- ナイロンケースがあるので肩にかけて背負うことができる
- カラーバリエーションが豊富
- グリップ部分は EVA フォームで持ちやすい
商品概要
ブランド | ホグロフス |
商品名 | Vシリーズ ミミック フード |
商品説明 | VシリーズのMimic Hoodは高機能合成中わた素材であるMimic Platinumを採用しています。グラファイトを多く含み衣服内の保温性を追求しています。 |
価格 | ¥54,450(税込) |
重量 | 410g |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★☆☆ |
コンパクト性 | ★★★☆☆ |
インシュレーション素材ミミックとは
ミミックはホグロフスオリジナルのインシュレーション素材で中空繊維を球体状に構成した素材です。中空繊維と球体というキーワードがポイントで、これによって多くのデッドエアを生み出します。デッドエアはその名の通り動かない空気で、これを作ることによって保温能力があがります。
化繊素材のウェアの多くがシート状になっているという印象ですが、ミミックはダウンのように球体状になっているため、粒と粒の間に空気を保持することができます。
シート状になっているメリットはウェアからのダウン漏れがないという特徴がありますが、ミミックも同様にダウン漏れがありません。
この素材は水を吸収しにくい性質があるので山の中で濡れてしまっても保温力が衰えません。ダウンは濡れてしまうとロフトが潰れデッドエアを生み出せなくなってしまうので保温性能がガクッと落ちてしまいます。雪がダウンジャケットについてそれが溶けてダウンに付着するということが繰り返されて、どんどん寒くなるという経験があるのでその点ミミックは安心感があります。
ミミックの良さは水に強いということだけでなくお手入れのしやすさという点においても優れています。
洗濯機に入れて絞って乾かせばおしまいです。ダウンの場合は洗濯をした後に乾燥させ、固まったダウンを手でほぐしてあげてと、面倒です。
さらにすごいミミックプラチナム
2020年からこのミミックがさらに進化してミミックプラチナムという更に保温性能を備えた素材が発表されました。
ノーベル賞を受賞した超伝導素材のグラフェンが含まれており、今までのミミックに比べて35%保温性がUPしています。そしてこのミミックプラチナムを備えた V シリーズミミックフードは晩秋から厳冬期における登山をサポートする作りに仕上がっています。
ホグロフスの化繊ジャケット ミミックフードの特徴
ミミックプラチナムを採用したホグロフスの化繊ジャケット ミミックフードは保温性能と透湿性、防水性にも優れた素材を使用しており、安心して低温環境での登山を楽しめます。
重量はこれだけのスペックを持ち410グラムという軽量性を誇ります。
7デニールのパーテックスを表素材に採用しており、触った感触はざらっとした、雨や雪、汚れを弾いてくれる素材となっています。
ロフトはかさばりが抑えられており、ミミックフードの上からハードシェルを羽織っても動きやすくレイヤリングがしやすいです。
フードは首から顔、頭を包み込むようなつくりになっています。頭上から雪が落ちてきても顔に当たらないようにツバのあるフードになっています。
ポケットは左右のハンドウォーマーポケットと、フロントポケット、フロントポケットの後ろに脇ポケットがあります。
寒い環境でスマホを使うと動かなくなってしまうことがあるのでフロントポケットや脇ポケットに入れておくことで使いたい時にしっかり起動してくれます。
また温めておきたいグローブなどハンドウォーマーポケットにしまっておきます。軽量化によってポケットがなくなってしまうと困ってしまうのですが、欲しい場所にポケットがちゃんとあるというつくりです。
デザインもまたホグロフスらしいカラーリングで黒にアクセントの黄色のファスナーという、日常使いにも違和感が全くありません。
今年は去年に比べて寒くなるという予報もあるので、軽量だけど万全をつくせるアイテム「ミミックフード」を装備に入れて登山を楽しもうと思っています。