2人用のテントで最小重量が1 kg を切る940gという軽さを誇るホーネットストーム2 P を紹介していきます。
NEMOホーネットストーム 2Pとは
快適性、居住性を確保しつつ軽量化を追及したウルトラライトな2人用のテントです。インナーテントに風や冷気の侵入を防ぐブリーザブルナイロンを採用し、ドア部はメッシュとの2重構造にし、蒸し暑い時には換気を促すことが可能です。インナーテント上部に特許出願中のフライバー™ボリューマイジングポールクリップを設置し、従来モデルよりも頭上の空間を大幅に拡大しています。
おすすめポイント
- 2人用で940gという軽量性
- 軽量ながらも居住性が確保されている
- ダブルウォールテントで結露しにくい
- 自立式テントなので、設営しやすい
商品概要
ブランド | NEMO |
商品名 | ホーネットストーム 2P |
商品説明 | 軽量ながらも居住性が確保されたダブルウォール&自立式テント |
価格 | ¥48,000(税抜) |
就寝人数 | 2人 |
最小重量 | 940g |
フロア面積 | 215cm×108-130cm×98cm |
前室面積 | 奥行61cm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
設営・撤収時間 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
2人用のテントを持ち歩くことのメリットは友達やカップル夫婦といったペアで登山を楽しむ時にテントポール・フライ&フロアというように分けて持ち歩くことができるのでテント装備を1/2の重量にすることができます。
ニーモのホーネットストーム2Pであれば940g÷2なので約500gずつ、ペットボトル1個も持っていくような感覚で考えることができます。
2人用のテントで重視したいのは
- 2つのドアがある
- 2つの前室がある
- 居住空間が確保されている
- ポケットが2つある
ことです。
この重要ポイントを平均値よりも高く、特徴あるテントとして仕上げたのがニーモのホーネットストーム2 P です。
ホーネットストーム2 Pの特徴
2つのドア・2つの前室
まず2つのドアと2つの前室が設けられており、前室は奥行61cmと広く、バックパック登山靴を置いておくことができます。結果テント内を広く使うことができ、快適な就寝を得ることができます。
扉部分はそれぞれメッシュにすることができ2つの扉をメッシュにすれば涼しい風をテント内に送り込むことができます。これは夏場などに有効です。
居住空間が確保
テント内は交互になって就寝することが多いと思うのですが、ホーネットストーム1Pにもついている、「フライバー™ボリューマイジングクリップ」がテントの中心から50 CM ほど離れた位置に2つ施されており頭上の空間に広がりを作っています。
交互になっても一方の天井が低いというようなことがなく、それぞれ広い空間の中で過ごすことができます。
ポケットが2つある
ポケットは左右にあるのでそれぞれの貴重品やスマホなどを入れておけてこれが二人用のテントでは結構重要だったりします。
そして手持ちのヘッドランプを点灯させた状態でテント内を照らすことができるライトポケットもあります。このライトポケットはヘッドライト1つで空間をくまなく照らすことができるので2人用のテントとしてこのポケットがあるかないかでは暗くなってからの居心地の良さが結構変わると思います。
軽量化の秘密
軽量化の秘密はテント本体とフロアの作りにありテントを正面から見ると一目瞭然です。
テント本体にはバスタブといって雨の侵入を防ぐためのフロア生地が立ち上がっていますが、このバスタブの高さを設ける形でフライの生地使用量を減らして軽量化を行いつつ、ベンチレーション効果も発揮しています。
ベンチレーション効果を発揮するといっても例えばレビューした時期が10月半ばの晩秋で、その時は雪が降るようなシーンでしたが2人で寝ているからか1人用のテントと比較するととても暖かく感じました。
いつもソロテントを使うので2人用のテントの暖かさには驚きました。もちろんシュラフやダウンジャケット、ダウンパンツなど温かなものを使用することを前提に考えますが、冬場こそ2人用テントを活用するという方法、オススメです。
1人用のNEMOホーネットストーム1Pの紹介記事は以下で確認頂けます。