ホグロフスの定番不動の人気を誇るのがリムシリーズです。僕はレインジャケット、レインパンツにいずれもホグロフスのリムシリーズを愛用してますが今回紹介するのはリムシリーズ パンツです。
おすすめポイント
- 摩耗性に優れるゴアテックスパックライトを使用
- サイドファスナーが上部まで施されておりシューズを履いたままの脱ぎ履きが容易
- 200g台と軽量なレインパンツ
- レインパンツとして防風性にも優れている
- ベンチレーション機能で涼しく快適
商品概要
ブランド | ホグロフス |
商品名 | リムシリーズ パンツ |
商品説明 | ホグロフス定番の軽量GORE-TEXレインウェア |
価格 | ¥38,500(税込) |
重量 | 230g(Mサイズ) |
素材 | GORE-TEX Paclite® |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
ゴアテックスパックライトの特徴
ホグロフスのリムシリーズパンツに採用されているゴアテックスのパックライトはコンパクトに収納ができて、優れた透湿性と高い耐久防水、防風性に優れています。
ゴアテックス素材の中でも軽量性に優れているのでランニングやハイキング、サイクリング、フィッシングといった様々なアウトドアアクティビティ用のレインウェアとして使用されています。
軽量化の秘密はゴアテックスのメンブレンが表生地に張り合わせられていて2層構造となっています。メンブレンの内側には裏地ではなく耐久性のある薄いフィルムで保護されているので、長い期間で使用できるというのも特徴です。
リムシリーズのレインパンツの良さ
ホグロフスのリムシリーズパンツは余計なものが一切取り除かれており、軽量に特化した作りでありながら、欲しい機能は備わっているという特徴があります。
ウエストは伸縮性に優れた素材でドローコードなどが省かれています。
登山やトレイルランニングを楽しんでいる途中で雨に見舞われるというシチュエーションが多いと思うのですが、その時にシューズの脱ぎ履きなどはできるだけ避けたいものです。
このようなシチュエーションにおいてホグロフスのリムシリーズパンツは、ウエスト周りに配置されているボタンとジッパーで足入れを簡単にし、裾に施されたサイドファスナーは大きく開く作りなので、シューズを履いたままでも簡単に足入れができるようになっています。
この一連の動作が短時間で行えるというのは非常によく、特に肌寒い環境ではリスクヘッジにも繋がった造りと思っています。
履いたままでも涼しく快適なレインパンツ
登山をしながらレインジャケット、レインパンツを履いていると気になるのが中にこもった熱の排出です。
ゴアテックスのパックライトは高い透湿性があるので熱がこもると、外へと排出される実感を感じることができます。
しかしレインパンツの中と外気の差が生まれないと透湿が行われないので、暑いと感じた時に中の熱気を外に逃がすという機能は非常に重視しています。ジャケットでいうところの脇のベンチレーションのような機能です。
ホグロフスのリムシリーズに施されたサイドジッパーはダブルジッパーとなっているので、上からもジッパーを開くことができるようになっています。これを開くことで涼しい風がどんどんとパンツの中に入っていくと共に、熱気が外に逃げていきます。
サイドにあるジッパーなので直接雨に打たれるようなことが少なく、暑いと感じるほとんどが樹林帯なのでサイドジッパーをベンチレーションがわりに活用するにあたって、雨の心配をすることはほとんどありません。
動きやすい施し
細かな部分に目を移すと膝周りは膝上と膝下とで連結されたつくりとなっています。これによって膝を曲げる動作がしやすく登山で足を動かす動作に追随し、裾がめくりあがるようなことが極力ないように作られています。
ヒップ部分にもこの連結が採用されており立体的な構造によって体にフィットしつつ動きに追随するように作られています。
連結部分はシングルステッチで丁寧に縫製されており、裏からは丁寧なシーム加工が施されています。
ここがダブルステッチだと重量にインパクトを及ぼすし、見た目もゴワッとした印象があるのですが、この辺りはホグロフスの高い技術とこだわりが垣間見れます。
シルエットは裾に向かって細くテーパードがかかっているので足回りが視認しやすくなっています。
裾はドローコードで絞りの調整もできるので、使い回しがしやすくなっています。