ブラックダイヤモンドからは3種類のチェーンスパイクがリリースされています。いづれも軽量性と使い心地の良さに特徴があります。今回紹介するのはアクセススパイク。14本爪の安心感のあるチェーンスパイクです。
おすすめポイント
- オールシーズン持ち歩ける軽量性
- 伸縮性のあるバンドで様々なブーツに対応
- フロントポイントがある14本詰めでしっかりとグリップ
- 着脱のしやすい機能性
商品概要
ブランド | ブラックダイヤモンド |
商品名 | アクセススパイク トラクションディバイス |
商品説明 | 夏場のスクランブリングから冬場のトレイルランニングまで、幅広い用途に対応するトラクションデバイス。エラストマー製フルハーネスは汎用性が高く、様々なタイプのブーツに装着できます。 |
価格 | ¥8,030(税込) |
重量 | 125g(Mサイズ/片側) |
爪 | 14本爪(フロントポイントあり) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
動画で紹介
チェーンスパイクの活用範囲
登山においてチェーンスパイクというと思い浮かぶのが冬山の登山だと思いますが、夏山でも活用する重要なアイテムです。
まず冬山においては、11月にもなると雪が降り、それが溶けて、気温が下がることでアイスバーンになり、地面が滑りやすくなります。
場所によっては鋭い歯を持ったアイゼンが必要になってきますが、保険程度に持ち歩く装備としてチェーンスパイクは軽量なので使いまわしに優れています。
夏山においては、渓流釣りを楽しむシーンにおいて、道なき道を歩くシーンが多くなり、草のついた滑りやすい場所や、急登な斜面などにチェーンスパイクがあると歩きやすさと安心感が全く異なります。
また夏山でも雪渓が毎年残っているような場所へ出かける際はチェーンスパイクを装備に加えています。
ブラックダイアモンドのチェーンスパイクについて
ブラックダイヤモンドには3種類のチェーンスパイクがあり、14本爪のディスタンススパイク・トラクションディバイスとアクセススパイク・トラクションディバイスの2つ。
6 本爪のブリッツスパイク・トラクションディバイスという全部で3種類という構成です。
爪の数だけでなく重量や特徴の違いがそれぞれにあります。以下で3種類を比較することができます。
※横スクロールで表がスクロールできます。アイテム | ディスタンススパイク | アクセススパイク | ブリッツスパイク |
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イメージ | |||
重量(Mサイズ/片側) | 115g | 125g | 57g |
爪の数 | 14本 | 14本 | 6本 |
フィット性能 | ソフトシェル(つま先側)とエラストマー(かかと側)を組み合わせ | エラストマー製フルハーネス | ウェビング製トーループとエラストマー製ヒールリテイナーを組み合わせ |
価格(税込) | ¥10,890 | ¥8,030 | ¥4,400 |
14本爪のディスタンススパイクと、6 本爪のブリッジスパイクはトレイルランニング仕様となっており、今回紹介するアクセススパイクはトレイルランニングにも登山にもという、様々なアクティビティで使用できる作りとなっています。
アクセススパイクの特徴
様々なブランドが出しているチェーンスパイクに、このアクセススパイクの作りは似ていて、ブーツの上から靴下を履くような感覚で簡単に装着できるようになっています。
シューズにフィットさせるためのバンドはエラストマーで伸縮性に優れ、切れる心配がないので、トレイルランニングシューズから登山靴、沢靴と様々なシューズにフィットさせることができます。
スパイク部分はステンレススチールで出来ており錆びづらくブーツの屈曲に柔軟に追従できるよう作られています。
足の前面に9つの爪、かかと部分に5つの爪と入りされていて雪面、氷面をしっかりと捉える作りとなっています。
チェーンスパイクはあくまで保険的な位置づけで考えていて、これがあれば絶対に滑らないという確実な安心感をもたらすものではないと思っています。
だから歩くときもチェーンスパイクを装着しているからといって登山靴に身を預けるのではなく、細心の注意を払って行動するように心がけています。