渓流釣りをする時に履いているウエーディングブーツはシムスのブーツです。夏の源流では、このブーツにネオプレーンのソックスを履いて、タイツ的なものに短パンを履いて、上は速乾性のTシャツを着て釣りをすることが多いです。水が冷たく寒くなれば下はウェーダーに変えたり、上にウェアを羽織ったりと変えています。
川でも沢周りは虫が多くいるので、なるべく肌が露出しないように心がけてます。
どこでも行けるウエーディングブーツ
渓流釣りでオールラウンドにどこでも行けるようなウエーディングブーツです。多摩川みたいなところから、滝を超えなくてはいけないということがない源流域ぐらいまでは、全てこのウエーディングブーツを履いていきます。沢登りなんかはこのシューズではだめですね。
シムスのウエーディングブーツの特徴
このブーツは靴紐がなくダイヤル式でワイヤーをしめてフィットさせる作りなんです。ブーツのアッパーが硬いものを紐で締めるって結構無理があって、ようするにスノーボードブーツまでは硬くないけど、それに近い感覚です。グリグリってダイヤルを回していくと、簡単にしまっていくのでフィットさせるのがラクなんです。
ウエーディングブーツの役割
そもそもウエーディングブーツ、シューズはどんどん水が入ってくる作りになっていて、その分抜けるようにも作られています。よって排水する穴も施されています。中に履いているネオプレーンのソックスも濡れる。いわゆるウェットスーツと一緒で濡れたところが体温で温まって保温される仕組みです。
ウエーディングブーツを履く大きな目的
そうするとウエーディングブーツを履く目的がどこにあるのかというと、川の中でも滑らないというのが1つ。
岩場もそうなんですけど、コケなんかがはいていると滑りやすいんですが、底がフェルトになっている事で滑りにくくなってるんです。でも海外だとフェルトが禁止されているところもあるんです。フェルトの中に種が入って、その後違う川にいくと生物が移動してしまう。そういう理由で例えばニュージランドなどではNGになってますね。日本でも同じことが言えると思うので、使い終わった後の掃除など気にすべきだと思いますね。
それと足を保護するという点が重要になってきます。川の中って岩がゴロゴロしていて、その上を歩いていくわけですが、ガンガン足に岩がぶつかるんです。そうするとシューズの耐久性も求められてくるんですね。
シムスのウエーディングブーツはクライミングシューズに使われているようプロテクションが施されていて耐久性にはめっぽう強く作られています。
シムスのウエーディングブーツの良さ
ウェーダーを履いているときなんかは、シューズの脱ぎ履きが面倒くさいんです。ウェーダーのソックスが結構厚いので、それをシューズの中におさめるっていうのが結構大変な作業なんですね。そういうときに、このシューズは楽なんです。ダイヤル式でぱぱっとブーツをしめれるのはいいですね。
ウエーディングシューズを選ぶ時、沢登り用のシューズも候補に出てくると思うんですけど、その場合はシチュエーションが限られてきます。沢登り用のシューズだと、靴下がとても厚いウェーダーは履けないんですね。期間限定で沢登り用を選択するのもいいと思います。
トレランシューズを選ぶシーン
山の中に入って釣りをするとき、その中でランを絡めるときはトレランのシューズで行ってます。水の中でのフリクションはある程度犠牲にする必要が出てくるので場所選びは大切ですね。だから帰りはトレランのシューズはびちょびちょで走って帰ってくるというような按配です。
源流に入っていくときは6~8月が多くなってくるので、トレランシューズでもある程度時間がたてば乾いてくるんですね。
走って行かないときは、水の中でのフリクションが安定しているシムスのウエーディングブーツが活躍してくれます。トレランのシューズはくるぶしが出るので岩でするんですね。だから怪我の予防にも頑丈なシューズはありがたいんです。登山靴で登山をするか、トレランシューズで登山をするかという考えと同じですね。