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晩秋11月 明神ヶ岳~明星ヶ岳-豚バラとニラときのこの鍋

晩秋11月 明神ヶ岳~明星ヶ岳-豚バラとニラときのこの鍋

子供のころは毎年夏に箱根や伊豆に家族旅行をしていて、その時は箱根がずいぶん遠くに感じていたけれど、神奈川県に住むようになって、ぐっと身近になった箱根。
1時間ちょっとで行ける身近な山域で、温泉もたくさんある。

明神ヶ岳から明星ヶ岳へ

小田原で大雄山線に乗り換えて大雄山駅で下車しバスで約10分道了尊へ。
杉林の参道を歩き、真っ赤な紅葉がきれいな階段を上がって、最乗寺にお参りする。趣のある立派なお寺で登山の無事を祈願して、登山道へ入っていく。

最乗寺へまずお参り
最乗寺へまずお参り

すすきの道を上っていくと、すっかり葉っぱが落ちた樹にピンクの小さなかわいい実がたくさんついていて、「何の実かなあ」と友人と立ち止まっていたら、後ろからきたグループの方々に「マユミの樹よ」と教えてもらった。

今回のルートで何回も見上げた小さな実が可愛らしいマユミ
今回のルートで何回も見上げた小さな実が可愛らしいマユミ


ちょっと雲が多いけれど11月最終の土曜日でお天気もいいので明神ヶ岳へはたくさんの登山者で賑わっている。

ちょうどお昼ごろに明神ヶ岳山頂に着くと、予想以上に賑わっていて、少し休憩してすぐに明星ヶ岳を目指すことにした。
眺望の良い山頂だが雲が多く、目の前の富士山頂も雲に覆われている。

残念ながら富士山は雲の中
残念ながら富士山は雲の中

静かな稜線を楽しく喋りながら1時間ちょっと歩くと明星ヶ岳についた。

眺望はないけれど、静かで開けているので遅めのランチにすることにした。
すっかりお腹もペコペコだ。
4人全員日帰りとは思えないほどザックがパンパンで、中から出てくる、出てくるたくさんの食べ物。

山頂ランチスタート
山頂ランチスタート


私は、鍋の準備をし始める。気温も低い晩秋は火の通りやすさ重視で、下ごしらえも済みの食材を使ったすぐできるレシピにした。

豚バラとニラときのこ鍋(4人分)

  • 豚バラスライスしゃぶしゃぶ用 300グラム(醤油と生姜で下味)
  • もやし 1袋
  • ニラ 1束
  • きのこのマリネ 
  • なめこ 1パック
  • 柚子胡椒
  • すだち
今回は下ごしらえしっかりと
今回は下ごしらえしっかりと

簡単にレシピ紹介

前の日の夜にまいたけ、しめじ、えのき、たまねぎを醤油とオリーブオイルでマリネしたものを繰り返し使えるシリコン容器のStasherに入れて、豚バラ肉は生姜と醤油に漬けてジップロックに入れて冷凍したものを持ってきた。Stasherは容器のまま蒸したり、煮たりもできて繰り返し使えるのでとても便利。まだ二つしか持っていないけれど、山ごはんの時に活用できるので少しづつ揃えたいと思う。

コッヘルに水を入れて火にかけて、沸騰したら、きのこのマリネとなめこ、豚バラ肉を入れてお肉に火が通ったら、もやしとニラをいれて塩で味を整える。
きのこは火が通っているし、豚バラ肉もしゃぶしゃぶ用のお肉なので、あっという間に出来上がり。

きのこにも豚バラ肉にも下味はついているけれど、登山のときは濃いめの塩分が嬉しいので調整用の塩は少し多めに持っていくとよい。

山ごはんを楽しむ

みんなの手作りの、混ぜご飯のおにぎり、煮卵にポテトサラダ、デザートのリンゴのキャラメリゼパウンドケーキが目の前に並ぶ。
14時近くなってくるとさすがに冷えてくるけれど、みんなの手作りの持ち寄りと暖かい鍋で、ペコペコだったお腹が満たされていく。
コーヒー豆も持ってきてくれてミルでひいて淹れたてのコーヒーは、ほろ苦いキャラメルケーキと最高に合う。

最後に山旅を満喫

ランチ後は1時間ほど下って強羅へ向かう、下山後の温泉が楽しみで急ぎめに降りたのか、下りは早く感じたのだった。

ちょうどよくバスも来て、箱根湯本に向かい温泉へ。冷え切ったからだに熱い温泉が気持ちいい。もちろん温泉の後はビールが待っている。

身近な山でこんなにも満たされる。紅葉の終わり、晩秋を楽しむ山もとても魅力的だった。

何よりみんながそれぞれ準備してくれた持ち寄りの山頂ランチと楽しいおしゃべりが山の思い出をさらに良いものにしている。

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