パタゴニアのレトロ X シリーズはメンズ、レディース、キッズの展開があり、キッズの XLや XXL サイズであれば女性でも着用可能で、あえてキッズのレトロ X を選んでいる女性も多いようです。今回はキッズ・レトロX・ジャケットとウィメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットの違いを紹介します。
キッズ・レトロX・ジャケットのおすすめポイント
- 価格が約1万円ほど安く手に入れることができる
- キッズのみのカラー展開がある
- 防風性バリヤーが無い分、しなやかな着心地
キッズとウィメンズの違い
※横スクロールで表がスクロールできます。アイテム | キッズ・レトロX・ジャケット | ウィメンズ・クラシック・レトロX・ジャケット |
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イメージ | ||
重量 | 447g | 615g |
サイズ | サイズ:XXL 着丈:63 身幅:54 裄丈:83 |
サイズ:S 着丈:65 身幅:50 裄丈:84 |
価格 | ¥ 29,700(税込) | ¥ 19,250(税込) |
キッズ・レトロX・ジャケット選んだ理由
キッズ・レトロX・ジャケットはピンクと青の組み合わせといったカラーリングが可愛らしく、対してウィメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットは大人っぽいカラーリングが魅力的です。
私はキッズ・レトロX・ジャケットの色の組み合わせが好きで選びました。
また価格に1万円ほどの差があるというのも大きな魅力の一つではありましたが、その差は構造の違いなどから生じるものなのだと思います。
構造の違い
大人用のレトロ X 製品は1993年にレトロ X カーディガンとして登場してから今まで、防風性バリヤーが挟まった3つのエレメントを持つ複合構造という特徴を持ちます。
対してキッズのレトロ X 製品は防風性バリヤーを使用していません。代わりに防風としなやかな着心地という特徴を持つためにリサイクルポリエステル100%の裏地を備えています。まず一つの違いとしてこの点が挙げられます。
もう一つはフリースに違いがあります。大人用のレトロ X 製品は12.9オンスのボンデッド・シェルパ・フリースを使用しています。キッズのレトロ X は子供は大人よりも体温が高いため少し薄手の8.7オンスのパイルフリースを使用しています。
この2つの違いによって着心地と重量の違いが出てきます。
サイズ・シルエットの違い
サイズは上の比較表からもわかるように、着丈は若干ウィメンズの方が長く身幅はキッズの方が大きくなっています。
着た時のシルエットはウィメンズの方がすっきりとしている特徴があります。しかしながら着用して鏡をみると、キッズの方がスッキリしているように感じるのは、フリース生地の厚み、構造とウィメンズはしっかりできているからです。
またウィメンズの方はヒップまでの丈があるために寒がりな女性に適した作りとなっています。
このように様々な視点で違いが見出せますが、私の場合は、寒さが厳しくなればダウンジャケット着込んだり、普段アウトドアウェアを着ていると軽いウェアの方が、持ち運びが楽だったりと何かと便利なので、キッズ・レトロX・ジャケットを選びました。
友人は暖かさに大きな違いを感じるといってウィメンズ・クラシック・レトロX・ジャケットを着用しています。
キャンプやちょっとした日常のアウターとしてとっても便利なレトロXは冬の手放せないウェアの一つとなっています。