寒い季節の登山には魔法瓶に温かな飲み物を入れて寒さをしのぎます。そんな時に欠かせないのが、ごぼう茶で、健康に良く、とても多くの効果があるので、ごぼう茶の魅力を紹介していきます。
ごぼう茶とは
ごぼう茶はその名の通りゴボウを細かく切って乾燥させ焙煎して作られたハーブティです。ごぼうは元々中国で薬草として使用され日本にもたらされたものと聞きます。このごぼう茶は優れたデトックス効果と数々の効能があり、登山にとっても最適で愛飲しています。
ごぼう茶の成分
ごぼう茶の成分の中には僕が気にして取り入れている栄養2種類がバランスよく配合されています。
その1つがイヌリンです。イヌリンは水溶性食物繊維で、糖の吸収を抑える働きがあります。
イヌリンは Amazonで粉でも購入して食事をする時にふりかけたりするほど重要な栄養素と考え取り入れています。このイヌリンがごぼう茶に多く含まれています。
サポニンは抗酸化作用と免疫力向上に役立つ成分で高麗人参などにも含まれています。ごぼう茶においてはゴボウの皮に多く含まれている栄養素です。
ポリフェノールには多くの種類がありますが、ごぼう茶においては強い抗酸化作用のあるタンニン、クロロゲン酸、アルクチゲニンという種類の栄養が含まれています。
ごぼう茶の効果
上に挙げたような栄養成分がごぼう茶に多く入っていますが、実際にはどのような効果があるのか?そのひとつに免疫力アップです。
免疫機能を司っている細胞を活性化させるサポニンがごぼう茶に多く含まれています。また体を温める効果もあり寒い季節の登山には最適です。
このサポニンは血流を良くする効果があるので冷え性改善や肩こりなどにも効果があると聞きます。
もう一つが腸内環境改善効果です。水溶性食物繊維イヌリンには便通を改善し腸内環境を整える効果があります。ごぼうにはこのイヌリンと善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含まれているので腸内環境の改善に非常に効果があると言われています。
またイヌリンには食後の血糖値の上昇を抑制する効果があるので糖尿病の予防効果も期待できると聞きます
さらに美肌効果やアンチエイジング効果と言った女性に嬉しい効果も期待できます。
ごぼう茶に含まれるサポニンはコレステロールや脂肪を吸収する働きがあり皮脂の過剰な分泌を防ぐ効果があるようで、これによって肌がきめ細かく見えるようになると言われています。
またこのサポニンには強力な抗酸化作用があるので生活習慣病と老化を防ぐ効果があるので日常からごぼう茶を取り入れるのはとてもオススメです。
このようにごぼうには多くのメリットがあり、このように改めて考えると非常に登山におすすめな食材であることが分かると思います。僕はごぼう茶を魔法瓶に入れて持ち歩くと同時に葛花ごぼう茶の三角ティーバッグを一緒に持ち歩いています。
葛花は中国で昔から健康維持のために重宝されてきたもので、香ばしく飲みやすい味わいと様々な食事で楽しめます。葛の花にはイソフラボンが含まれており肥満の方には特におすすめです。