ブラックダイヤモンドにはライトウェイトと呼ばれる薄手のグローブが現在4種類展開されています。いづれもインナーグローブとしても単体としても使える汎用性の高い仕上がりとなっています。今回はこの4種類のブラックダイヤモンド ライトウェイトグローブを紹介します。
紹介する4種類のブラックダイヤモンド インナーグローブ
4種類それぞれ個性があり、比較してみるとそれぞれに魅力があることが分かります。以下の表は今回紹介する4種類のライトウェイトグローブを表にしたものです。
※横スクロールで表がスクロールできます。アイテム名 | ライトウェイト グリッドテック | ライトウェイト フリース | ライトウェイト ウールテック | ライトウェイト スクリーンタップ |
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イメージ | ||||
価格 | ¥4,180(税込) | ¥2,420(税込) | ¥4,180(税込) | ¥3,630(税込) |
重量 | 15g | 28g | 28g | 38g |
温度域 | 0-7度 | 4-13度 | 4-13度 | 4-13度 |
素材 | ポーラーテック®パワーグリッド(90g/平米) | ポーラーテック®マイクロ(136g/平米) | ウール47%/ポリエステル47%/ナイロン6% | 甲にストレッチフリース(218g/m2) |
スマホ操作 | 親指と人指し指にタッチスクリーン操作対応生地採用 | 親指と人指し指にタッチスクリーン操作対応生地採用 | 親指と人指し指にタッチスクリーン操作対応生地採用 | タッチスクリーン対応ファブリック |
動画で紹介(前編&後編)
共通したグローブの特徴
4種類のグローブに共通した特徴を紹介していきます。
スマホ操作がグローブをしたまま可能
全ての商品はグローブをしたままスマホのタッチスクリーン操作ができるようになっています。しかしながらそれぞれ操作性に違いがあり、細かな説明は各グローブのレビューの中で紹介していきます。
概要について説明するとグリッドテックとフリースとウールテックの3種類は親指と人差し指にタッチスクリーン操作対応生地が採用されているのに対して、スクリーンタップはタッチスクリーン対応の生地が手のひら全てに施されています。
操作性は圧倒的にスクリーンタップに軍配があります。その他の3種類のスマホのタッチスクリーンの操作性にも違いがあります。
インナーグローブとして活用できる
ライトウェイトと呼ばれるだけあって薄手に仕上がったグローブとなっているためにインナーグローブとしても活用できます。
重量はグリッドテックが15gと最軽量で、ついでフリースとウールテックが28g、スクリーンタップが38gとなっています。
生地の厚みはフリースが一番あり、インナーグローブとして活用する際にはアウターグローブを大きめに設定しておくと快適でしょう。
その他の3種類のグローブは何もほぼ同じ生地の厚みとなっています。
単体グローブとしての活用
いずれのグローブも単体として活用することができます。単体として優れているのはグリッドテックで、手のひらにはグリップ性を高めるためのシリコンプリントが施されています。
その他の3種類のグローブはグリップが施されていないので物を掴んだ際のすべりには気をつける必要があるでしょう。
ライトウェイトグリッドテック
ライトウェイトグリッドテックはポーラテックのパワーグリッドを採用したグローブとなっています。
グリッドはメッシュ地と通常生地で構成されておりほどよい通気性によって手をドライに保つことができます。
トレイルランニングなどのハードなアクティビティで単体で使用するのにも適したグローブだと感じます。
4種類の中では15gと最軽量で、小さく折りたたんでポケットの中にしまえるほどのコンパクト性も魅力です。
温度域は0から7度と最も保温性がスペック上では高い数値となっています。
価格はグリッドテックとウールテックが4180円と他のグローブと比べると若干お高めです。
スマホ操作に関しては人差し指が手のひら側から爪側にぐるりとタッチスクリーン対応生地が施されているので、爪を立てるようなタッチ操作で細かなボタンをタップすることもできるし、普通に指で操作するのにも違和感がさほどありません。
ライトウェイトフリース
ポーラテックマイクロを使用した肌触りの優しいフリース素材で作られたグローブです。
ポーラテックマイクロは通気性と速乾性に優れているので様々なアクティビティでの使用が可能です。
少し厚手なのでインナーグローブとして活用する際には大きめのグローブと合わせる必要があると思いますが、そのぶん暖かく感じます。
スペック上では4種類のグローブの中では温度域が4から13度と平均的ですが、個人的には肌触りの良さなども起因しているかもしれませんが最も暖かく感じました。
価格は2420円とコストパフォーマンスに優れているのが魅力です。
スマホ操作に関しては指側のみにタッチスクリーン対応生地が施されているだけで、さらに生地が厚いというのもあり、他のグローブと比べると操作性に関して少し懸念があります。
ライトウェイトウールテック
商品名からもわかるようにメリノウールが47%、ポリエステルが47%、ナイロンが6%という混紡素材で作られています。
メリノウールの吸湿速乾性と保温性が魅力のグローブと仕上がっており化繊の混紡により耐久性も兼ね備えています。
もし濡れてしまってもゆっくりと乾く性質があり、さらに化繊のように冷たく感じない特徴がメリノウールにはあるのでリスクの少ないグローブといえます。
長期の縦走登山やロングトレイルなど、期間の長いアウトドアアクティビティにはとても安心感のあるグローブです。
価格はグリッドテックと同様4180円となっています。
スマホ操作に関しては特徴的な作りとなっており指紋のある指腹部分にはタッチスクリーン対応記事がなく、指の側面をつたうように生地が縫われています。
このグローブの場合は爪を立てるような形でスマホ操作をすることが前提に作られているようです。実際に使ってみると細かなボタンをタップできたりと操作性はよく違和感はありませんが、好き嫌いには個人差がありそうです。
ライトウェイトスクリーンタップ
今回紹介した4つのグローブの中では最も最近発売されたシリーズで、商品名からもわかるようにスマホ操作に長けたグローブとなっています。
手のひら側にはタッチスクリーン対応の生地が全面に施されているので他のグローブとは異なり圧倒的な操作性の高さが魅力の一つです。
重量は38gと他のグローブと比べて約10-20g重いですがこの程度の重量は無視しても良い範囲だと思います。
保温性も平均的で、手に馴染むようなフィット感が特徴でグローブの取り外す回数が少なくなりそうです。
価格は3630円と平均値となっています。
まとめ
今回ライトウェイトグローブ4種類を様々な視点で見てきましたがそれぞれ特徴があり、どれを選べばいいか迷ってしまうと思います。しかしグローブに自分が何を求めるのか優先順位をつけると比較的選びやすくなるのではと思います。
例えばグローブをしたままスマホ操作をしたいということを最優先にするのならばライトウェイトスクリーンタップ一択だと思います。
トレイルランニングなどのハードなアクティビティで常に手をドライに保っておきたいと思うのならばライトウェイトグリッドテックが良いかもしれません。
コストパフォーマンスに優れ、暖かく気持ちよく日常からもグローブを使いたいと思うのならば ライトウェイトフリースがおすすめです。
長期縦走登山庭ライトウェイトウールテックが安心でオールシーズン活用できる優れものです。
薄手のグローブを探している方は是非このブラックダイヤモンドのライトウェイトシリーズもチェックしてみてください。