アルミ遮熱材アストロフォイルはコジーの材料として広く認知されています。今回はこのアストロフォイルを使った登山において便利な使い方、使用方法を紹介します。このアストロフォイルは山旅旅のECサイト「山旅」で購入が可能です。

おすすめポイント
- 自作で様々な保温アイテムの作成が可能
- エマージェンシーキットとして活用することができる
- 食事、就寝、行動時のアイテムとして様々な使い方が可能
- 輻射熱を反射する力がすごい
商品概要
ブランド | アストロフォイル |
商品名 | アストロ-E |
商品説明 | 宇宙服やロケットが受ける電磁波の研究を経て「アルミと空気層」を使った遮熱理論が確立され、現在では航空機等にも使われています。この理論に基づき、住宅向けに開発されたものが「アストロフォイル」です。 |
価格 | ¥1,900(税込) |
重量 | 170g |
サイズ | 120cm✕50cm✕4mm |
素材 | アルミ純度99% 熱反射率97%の エコ・省エネ商品 |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
汎用性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
アストロフォイルとは
アストロフォイルは主に住宅施工時に使用する遮熱材です。遮熱材と似た言葉で断熱材がありますが、特徴が全く異なります。

断熱材とは熱を反射するのではなく熱の伝わりを遅らせる働きがあります。たいして遮熱材は表面のアルミ箔によって輻射熱を反射し、外部からの熱を遮断させる働きがあります。

ここで簡単に輻射熱についてお話をすると、全ての物体は赤外線を放っており、温度が高くなるほど放つ赤外線の量が増えていきます。
夏になるとアスファルト、ブロック塀、コンクリートなどが赤外線を放ち、我々はこの物体が放つ赤外線によって熱く感じています。この物体が赤外線を放っていることを輻射あるいは放射といいます。だから打ち水をして物体の温度を下げることで輻射熱が激減し我々は涼しく感じるのです。

アストロフォイルは、輻射熱を反射する素材のため、夏涼しく冬は暖かく室内を保つ素材として重宝されています。
アストロフォイルの活用方法
これをアウトドアシーンで考えてみると、
- 冷たい風が当たるテントのフロア壁に貼り付ける
- クッカーなどが冷めづらいように保温カバーとして使用
- 保温調理時のコジーとして使用
- 体幹が冷えないように腹巻のような使い方
- ウォーターボトルやハイドレーションの凍結防止
- スマホやモバイルバッテリー、カメラなどの電気機器のバッテリー低下を抑えるための保温材
- シュラフやテントマットのブースター
など使い方は様々です。






テントマットとしての使用
アストロフォイル単体でテントマットとして使用するかたもいらっしゃるかと思います。

また肌寒い時期のテント泊で夏用のテントマットに追加するような形でアストロフォイルを活用することで地面からの冷気を感じにくくすることができます。

テントマットとテントフロアの間に追加することで冷気を防ぐことができますが、滑りやすいので、はがせる滑り止めシールと一緒に使うと便利なアイテムとなります。

日常使い
寒い季節において、室内の窓サッシにアストロフォイルを置くだけで、外からの冷たい空気を反射してくれるので、室内を暖かく保てます。
また風呂釜の蓋に貼り付けて使用するとお湯が冷めづらいので便利です。

また部屋の中ではありませんが、車のサンシェードや車中泊時のブラインドシェード、断熱窓として使う方もいらっしゃるようです。
アストロフォイルの販売方法
いづれも自分が持っている道具のサイズに合わせて切ったり貼ったりして使用されると便利だと思うので今回120cm✕50cmで切り売りさせていただきました。
重量は120cm✕50cmで実測139gです。厚みは4 mmで、軽量コンパクトなアイデア商品を作るのに便利な素材です。


山旅ECサイトでは120cm✕50cmで送料、税込みで1900円、その後50cm単位追加で+1600円でご希望の長さで販売しています。