多摩川の水源である水干がある笠取山は多摩川流域の最も奥まったところに位置するため、電車を利用してのアクセスがしづらいことから登山者も少なく静かな山旅を堪能できる山です。笠取山一帯は東京都水道局水源管理事務所によって管理されているため自然状態もよく保護されています。

笠取山とは

山の名前笠取山(かさとりやま)
都道府県山梨県・埼玉県
標高1,953m
天気・アクセスなど笠取山の詳細情報

関東百名山、山梨百名山、シニア百山に選定されている奥秩父の山域の主脈の一つに位置しています。山頂から南側少し下に水干(水乾)(みずひ)と呼ばれる多摩川の水源があります。

笠取山の魅力と特徴

ロマンを感じる小さな分水嶺

笠取小屋を過ぎた場所にある小さな分水嶺とは

笠取山には水干(みずひ)と呼ばれる水源があります。3つの河川の分水嶺で、東側に降った雨は荒川に流れ、西側に降った雨は甲府盆地を南下した後に富士川に流れ、南側に降った雨は東京水道水源林で磨かれ東京水道水源林で磨かれ多摩川となって都民の生活用水として使用されます。なんともロマンを感じる場所で、笠取山の登山を楽しむならば是非立ち寄ってもらいたいポイントです。

静かな山旅を楽しめる

水干で美味しい水をいただこう

電車ではアクセスしづらい場所にあることからも登山者が少なく静かな山旅を楽しめるのが笠取山です。秋には紅葉が美しく、派手な景色こそないものの静かな山旅を楽しめるスポットです。

しかしながらこの一帯は熊の巣も多いためクマ出没の情報も多く、さらには登山者が少ないため遭遇確率も高いと言われているので注意しましょう。

奥秩父主脈縦走路の中間地点

笠取小屋のテント場情報

瑞牆山荘から雲取山を南下して鴨沢へと縦走路をたどることができ、これを奥秩父主脈縦走路と呼ばれて多くの人が挑戦しています。この縦走路のちょうど中間に位置するのが笠取山です。笠取山近くには笠取小屋があり、ちょうど良い休憩地点として使用することができます。

笠取山登山のアクセス

今回紹介する笠取山でのテント泊に利用するのは作業平です。ここまではバスがないため、アクセスはマイカーまたはタクシーのみとなります。マイカーの場合、中央自動車道勝沼ICから約37kmで作場平駐車場。タクシーの場合、塩山駅から作場平まで約50分、料金1万円前後となります。

作業平の駐車スペースは約20台分の無料駐車場で、標高は1320mの場所にあります。

作場平駐車場の詳細

これ以外に笠取山登山には将監峠入口があります。こちらもバスはなくアクセスはマイカーまたはタクシーのみとなります。駐車スペースは民宿しゃくなげの駐車場を利用し、1日500円と有料です。

将監峠入口の詳細

テント泊初心者におすすめ!笠取山の登山ルート・難易度

必要日数日帰り登山・テント泊登山
コースタイム※5時間5分
距離(往復ピストン)約9.4km
累積標高約897m
難易度★★★☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定

車でアクセスすることができる作業平から笠取山に向かう登山ルートです。往復で約5時間なので日帰り登山も可能です

登山口から笠取小屋に向かう登山道には天然林の中の長い歩道があり、ミズナラなどの紅葉樹林を楽しむことができます。

春には新緑、秋には紅葉が楽しめ、森林浴を楽しむのに絶好の登山道です。沢沿いの道になると笠取小屋が近くなり水場からは急登となります。

笠取小屋からは雁峠分岐までおよそ10分でここから笠取山へと向かいます。笠取山山頂は露岩のあるピークでシャクナゲの多い尾根上をたどります。頂上は狭いので休憩には適していません。

なぜ水干と呼ばれるのか?

笠取山を下り水干を通って美味しい水を汲んでお土産にするのも良いでしょう。危険箇所は少なく初心者にもおすすめの登山です。

なぜ水干と呼ばれるのか?

水干を後にして笠取山山頂へ向かう

多摩川の最初のひとしずく。ここ水干が沢の行き止まりの意味で「水干」と名付けられました。すぐ上の稜線付近に降った雨は、いったん土の中にしみ込み、水干から60メートルほど下で、湧き水として顔を 出し、多摩川の最初の流れとなります。

笠取小屋のテント場情報

連絡先〒404-0047山梨県甲州市塩山三日市場2750-10
0553-33-9888 
現地:090-8581-9119
標高1,776m
営業期間4/下旬~1/3 年末年始・連休・夏休み以外の週末のみ営業
平日予約は6名以上、必ず来る方でしたら予約相談応じるとある
予約要予約
収容人数30
料金1泊2食6500円(6名以上)/素泊り4000円
テント場有/20張@500円
備考平日は開放小屋を空けている、素泊り可

テント場は笠取小屋周辺に張ることができます。小屋の裏側の木々の中や、小屋正面の開けた場所など雰囲気の違いを楽しむことができるテント場となっています。 水場はテント場から約2分離れた場所にあります。小屋は閑散期には空いていない場合が多いので、食料、お酒などを小屋で調達しようと計画を練る場合は注意が必要です。事前に電話をして、居ることを確認しましたが、行ってみると誰もおらず、何も調達することができなかったということもあるので、多くを小屋に頼ることは禁物です。

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