テンカラ釣りをはじめて偏光サングラスを探していたときに、色々なメーカーのものをチェックしていたんです。重視したのは、走ってもずり落ちづらい、普段からでも積極的に使える、フレームやデザインに個性がある、買いやすい値段っていうところだったんです。それで目にとまったのが『ブラックフライズ』っていうアメリカのメーカーのサングラスだったんです。
アウトドアにもカッコいいサングラスを
このブラックフライズというブランドはカリフォルニアのサーフカルチャーの聖地サンクレメンテで誕生したんです。マラソンとか登山とかでサングラスを探していると、どうしてもテクニカルなデザインのものが多かったりと、ファッション性にはほど遠くて、サーフスタイルでも、格好いいよく見かけるブランドものもあったんですけど、高価で手がでずらかったんです。
ディテールが細かいブラックフライズ
ブラックフライズには沢山のデザイン性の高いサングラスがあり、偏光サングラスの種類も多かったんです。幾つか試してみて僕が気に入ったのは『フライミンガス(FLY MINGUS)』というモデルです。まずはサイズで、偏光サングラスの中でも大きさが色々あって僕の顔のサイズにはちょうど良かったんです。どれもフィット感はあるんですけど、見た目のバランスが良かったんです。
カラーはガムド シーグラストートイズっていう1色じゃなくて、幾つかのカラーが柄のようになっているもので、デザインが気に入りました。
ブラックフライズのフレーム
それとなによりも気に入ったのはフレームがツルツルしてないんです。スモーク加工っていうのか、ちょっとしたザラつきがあるんです。だから鼻にあたるブリッジ部分と、耳の上にあたるテンプル部分が、汗でずり落ちづらいんですね。ヌルヌルしないというか、フィット感を維持してくれるんです。
ブラックフライズのフィット感
それと頭へのフィット感もいいんですね。これは人それぞれな部分もあるとは思うんですが、絶妙にカーブのあるテンプルの部分が頭を包み込んでくれるという感覚があります。ハードな運動にはまだ使った事はないですが、トレラン、トレーニング時のロードマラソンではストレスなく掛けながら走ることができました。
テンカラ釣り向きのレンズカラーかっていうと、可視光線透過率が15.5%なので、ちょっと暗めかもしれないです。夏場の開けた渓で使うことを考えれば、許せる範囲かなと思ってます。本当はもっと明るくて、色もブラウン系の方が魚影は見やすいと思うんですけど、レンズは必要であれば変更することもできるので、まずはこれで試し続けようと考えてます。
ケースのデザインも凄く凝っていて、ウレタンでクッション性にも優れてます。これは後付けなんですけど、テンカラにつけるフライっていうのがあって、このブランド名がブラックフライズっていうことから、なんとなく関連性があるようなイメージも好きなんです。