ジップロックでお米をたく方法があるのを知っていますか?この方法を使えば深型のクッカー、ジェットボイル、MSRのウィンドバーナーなどのクッカーでもほかほかのご飯を楽しむことができます。
準備するもの
![ジップロックでお米をたく方法 道具](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/2021-05-27_17-06-02_175_1706121194.webp)
ジップロックのバックには種類がありイージージッパーの次に厚さのあるフリーザーバッグを今回は使用します。イージージッパーが厚さ0.07mmに対してフリーザーバッグが0.06mmです。
使用するのはMSRのウィンドバナーです。深型のクッカーでも浅型のクッカーでもお湯を沸かすことができればジップロックでお米を炊くことができます。
ただし小さいクッカーの場合、お湯のないクッカーの側面にフリーザーバックが触れることでフリーザーバックが溶けてしまう可能性があります。こういうことがないようにフリーザーバッグはエスサイズのものを使用しつつクッカーはなるべく大きいものを使うことで安心感が増します。
作り方
![ジップロックでお米をたく方法 水を入れる](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/2021-05-27_17-07-13_682_1706121195.webp)
ジップロックのフリーザーバッグにお米1合を入れます。ここにお水を200ml入れて10分放置します。このときにしっかりとお米に水を含ませます。
![ジップロックでお米をたく方法 沸騰させる](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/2021-05-27_17-11-33_358_1706121195.webp)
![ジップロックでお米をたく方法 お湯で炊く](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/2021-05-27_17-25-22_715_1706121196.webp)
次にお湯を沸かします。ジェットボイル、MSRのウィンドバーナーはお湯が沸くまでに時間短縮できるので便利です。お湯が沸いたらお米の入ったジップロックを入れて10分間加熱します。
10分経過したら、火を止めて予熱で5分蒸らして完成です。
食べ方・アイデア
![ジップロックでお米をたく方法 完成](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/2021-05-27_17-37-26_594_1706121196.webp)
炊けたお米をジップロックから取り出して食べても良いのですが、そうするとお皿が汚れてしまうのと、余ったお米は次の日の行動食にもできるし、ジップロックの上から握ればおにぎりにもなるし・・・と良いこと尽くしなので、ジップロックに入った状態で食べることをおすすめします。
![ジップロックに入れたままお米を食べる](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/2021-05-27_17-38-27_439_1706121197.webp)
![山旅スタンドコジーとジップロックで蒸らし](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_0961_1706121197.webp)
しかしそれだとジップロックを持つことができないので、登場するのが山旅スタンドコジーです。この中にジップロック毎入れてしまえば、そのまま持って食べることができます。
![山旅スタンドコジーとジップロックで蒸らし](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_0962_1706121198.webp)
炊けたお米の入ったジップロックにフリーズドライの丼ものをかけてもよし、カレーを作って入れてもよし、そのままジップロックから食事をすることで、クッカーもお皿も必要なければ、汚すこともありません。
ちょっと多めにお米を炊いておけば、次の日の朝ごはんとして活用出来ます。冷めてしまっても、ジップロックに少しお水を入れて、再度沸かしたお湯の中に入れることで、炊きたて同然のお米を楽しめます。
メスティンなどの炊飯クッカーがなくてもお米を炊くことができるんです。登山に限らず、こういうアイデアを知っておくことで、天災時に助かることもあるでしょう。