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【日帰り登山】赤城山-様々な登山プランを考えられる魅力的な山

【日帰り登山】赤城山-様々な登山プランを考えられる魅力的な山

赤城山は関東地方の北部に位置する山で群馬県の中心にある山です。カルデラ湖を持つ関東地方で有数の山で、登山においては様々なコースを組み立てることができる人気の山です。今回は難易度の低いルートから高いルートまでバラエティ豊かな難易度別のコースを紹介します。

赤城山の概要・気温について

赤城山はオールシーズン楽しむことができ、大沼ではワカサギ釣りが有名です。また赤城山は山頂カルデラにある火口原湖なので、登山中に眼下に湖をみることができるので初心者の登山者は低山にはない景色を楽しむことができます。

山の名前赤城山|黒檜山
都道府県群馬県
標高1,828m
天気・アクセスなど赤城山|黒檜山の詳細情報

※横スクロールで表がスクロールできます。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
最高気温 -3.7 -2.9 1.2 6.5 11.7 14.5 18.5 19.2 15.6 10 4.9 -0.2
最低気温 -12.7 -13.7 -8.9 -3.3 1.6 6.6 10.9 11.9 8.2 0.6 -4.6 -9.9

赤城山の登山が人気の理由

手軽に楽しむハイキングから、本格的な登山まで、多彩な登山コースを楽しめる赤城山の登山の魅力について紹介します。

多彩なコースを選んで登山を楽しむことが出来る

多彩なコースを選んで登山を楽しむことが出来る
  • 大沼の北部には黒檜山・駒ケ岳
  • 南部には地蔵岳・見晴山
  • 南東には覚満淵・八丁峠
  • 西には鍬柄山・鈴 ケ岳・五輪峠・陣笠山・出張山・薬師岳

このように360度山に囲まれた赤城山は様々な登山コースを楽しむことができ、様々なプランを考えることができます。赤城山の周辺の登山コースを見ると中心の大沼の周りに蟻の巣のように様々な登山ルートが存在することが分かります。また大沼の右下には小沼、覚満淵などがありこの周辺も登山道が張り巡らされており、多彩なコースを自分で組み立てることができます

登山以外にも多くのアクティビティを楽しめる

赤城山の周りでは登山だけでなく、植物観察や、簡単なハイキング、冬には雪遊びなどを楽しむことができます。またワカサギ釣り、花火、ボート乗りなど家族で楽しむことができるアクティビティも豊富で、様々な人たちに愛されている山です。

赤城山登山のQ&A

赤城山の駐車場は?

赤城山へ続く登山口付近の駐車場のほか、大沼周辺に駐車場がある。今回紹介するルートの他、赤城山を目指す際には、マイカーアクセスもおすすめだ。

黒檜山登山口:駐車台数50台

おのこ駐車場:駐車台数100台

大洞駐車場:駐車台数115台

赤城山の水場は?

山頂へ続くルート上に水場はないので、事前に用意しておきましょう。赤城山周辺は観光地なので周辺には自販機などが多くあります。水分、食事や行動食がまとめて必要な場合は、麓にあるコンビニが最寄りになります。

赤城山の降雪は?

例年11月下旬頃より降雪があり、12月には雪山となる。4月でも残雪が残り小雪が舞うこともあるが、ルートを選べば雪山初心者でも長い期間厳冬期の赤城山を楽しむことができます。無積雪期の彩り豊かな赤城山から一変し、白銀の中で歩く山頂への登山道は一見の価値があります。

赤城山のトイレは?

山頂までのルート上にトイレはないが、登山口付近にある大沼周辺にはトイレが設置されている。事前に済ませておく必要があるが、観光地ということもありトイレ探しに困ることはありません。

赤城山の難易度別おすすめ登山コース

赤城山には実に様々な登山コースが存在する。初心者~上級者まで体力に合わせてコースを組み立てるのは楽しい。今回は赤城山の登山コースの中でもおすすめの3コースを紹介する。

最も人気のある黒檜山から駒ヶ岳の縦走登山

必要日数日帰り登山
総コースタイム※3時間40分
累積標高約564m
距離約3.7km
難易度★★☆☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定
赤城山山頂

山頂からは袈裟丸山などの展望を楽しめます。さらに5分ほど踏み跡を北に歩くと、北面の展望が広がる展望地に到着し、北に足尾の山々、上州武尊山、浅間山、谷川岳と上越の山々から、日光、尾瀬の山々まで大展望が広がります。先に進みすぎると危ないので注意しましょう。

北に足尾の山々、上州武尊山、浅間山、谷川岳、上越の山々

山頂から先ほどの分岐まで戻り尾根をしばらく歩くと黒檜大神の石碑があり眺望を楽しめます。少し先に花見ヶ原森林公園への分岐があるので入り込まないように注意しましょう。ここからは木製の階段を一気に下ります。勾配がゆるやかになる場所が大タルミです。駒ヶ岳までは、ゆるやかな登りで、少し左に登ると駒ヶ岳の山頂に到着します。

山頂からは、なだらかな尾根道を下ります。途中で尾根から離れ、右に一気に下って行きます。このくだりは急勾配の箇所がいくつかありますが、危険な場所には手摺りの付いた鉄の階段が設置されているので安心して歩くことができます。林の中をジグザグに下っていくと、下に道路が見え始め、やがて駒ヶ岳登山口へと到着します。あとは車道を左に歩けば登山口に到着します。

静かな山歩きを堪能する花見ヶ原森林公園から黒檜山

必要日数日帰り登山
総コースタイム※4時間
累積標高約664m
距離約8.0km
難易度★★☆☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定

黒檜山への登山は多くは大沼からですが、非常にマニアックな花見ヶ原森林公園から登山をすることもできます。

花見ヶ原森林公園まではアクセスの便が悪いため登山者も少なく、静かな山旅を楽しむことができます。
約2時間で花見ヶ原森林分岐に到着し、そこから数分で黒檜山に到着します。この登山道には最初はアカマツ林、次にツツジが多い登山道となり、最後はダケカンバの林となります。中にはゴロゴロとした岩場を通る場面があるので注意をしましょう。

赤城山の第2の高峰「地蔵岳」からの眺めを満喫

場所群馬県・上毛三山
必要日数日帰り登山
総コースタイム※3時間48分
累積標高約518m
距離約6.9km
難易度★★☆☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定

大沼の南に位置する地蔵岳は赤城山の中で2番目に高い山で、山頂からの景色が良い山です。この地蔵だけに登るのは様々な登山ルートがありますが今回紹介するのは覚満淵、小沼平、レンゲツツジが美しい小沼湖畔を歩きながら地蔵岳に向かうコースを紹介します。

地蔵岳からの景色

このルートは全長で約7km ほどで休憩を入れて4時間もあれば楽しめるコースになっています。景色も様々で日帰り登山にとてもお勧めです。

中間地点になる長七郎山辺りの稜線歩きはとても気持ち良く、山頂はガレた石が多い山ですが地蔵岳が大きく見えて楽しむことができます。

小沼畔を歩き小沼平に行くとトイレと駐車場があります。ここから八丁峠へ向かい地蔵岳に上り最後は大沼の方に抜けて終了です

赤城山周辺の日帰り入浴

赤城温泉は奈良時代から「上州の薬湯」として知られ、療養温泉としても医学的に高く評価されていた。空気に触れるとにごりが生じ、浮遊物・沈殿物も現れる。時間の経過とともに「にごり」も変化、淡黄色や黄緑色、時には透明に近い状態にも変化することもある。泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉の天然温泉。炭酸ガスの効果により、体内に入り込む炭酸ガスを身体が排出する為に代謝を良くし、その効果で免疫効果につながり健康促進にとても効果的とされている。

赤城温泉 湯之沢館

人里離れた森林地帯の丘の中腹にある静かな温泉宿。赤城神社から5km、赤城山から12km。

赤城温泉 湯之沢館
  • 大人600円 子供400円
  • 露天風呂「瀬音大露天風呂」、内湯「赤城名月風呂」
  • 11:00~16:00 (都合により短縮する場合あり)
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