赤城山登山

赤城山は上毛三山のひとつで、関東平野北部に位置し、その姿は広く関東平野から眺められる。山岳道路が山頂近くまで延び、観光地化されているため交通の便は良く、たくさんの登山道が整備されている。難易度の低いルートから高いルートまで、バラエティ豊かなコース取りができる。

赤城山の概要・気温について

赤城山はオールシーズン楽しむことができ、大沼ではワカサギ釣りが有名だ。赤城山の山頂カルデラにある火口原湖であり、登山中に上から眺める湖は美しい。5月には別名アカギツツジと呼ばれるアカヤシオ、レンゲツツジなどが咲き、花の名山でもある。

山域独立峰
都道府県群馬県
標高1,828m

※横スクロールで表がスクロールできます。

123456789101112
最高気温-3.7-2.91.26.511.714.518.519.215.6104.9-0.2
最低気温-12.7-13.7-8.9-3.31.66.610.911.98.20.6-4.6-9.9

赤城山の登山が人気の理由

手軽に楽しむハイキングから、本格的な登山まで、多彩な登山コースを楽しめる赤城山の登山の魅力について紹介する。

多彩なコースを選んで登山を楽しむことが出来る

多彩なコースを選んで登山を楽しむことが出来る

大沼の北部には黒檜山・駒ケ岳、南部には地蔵岳・見晴山、南東には覚満淵・八丁峠、西には鍬柄山・鈴 ケ岳、 五輪峠・陣笠山・出張山・薬師岳と360度山に囲まれ、ほぼすべての山で登山を楽しむことができる。小沼に足を伸ばせば、またこの周辺にもコースは沢山あり、登山者を飽きさせない魅力がある。

登山以外にも多くのアクティビティを楽しめる

外輪山に囲まれた火口原に大沼・小沼が水をたたへ、オールシーズン自然に親しむことができる赤城山は、頂上の火口湖(大沼)湖畔で冬はワカサギ釣り、3シーズンは水鏡のように景色を写す静かな湖畔による景色を楽しむハイキングと見どころが多い。

赤城山の難易度別おすすめ登山コース

赤城山には実に様々な登山コースが存在する。初心者~上級者まで体力に合わせてコースを組み立てるのは楽しい。今回は赤城山の登山コースの中でもおすすめの3コースを紹介する。

最も人気のある黒檜山から駒ヶ岳の縦走登山

①黒檜山登山口→②黒檜山大神→③黒檜山絶景スポット→④大ダルミ→⑤駒ヶ岳→⑥駒ヶ岳登山口駐車場

必要日数日帰り登山
総コースタイム※3時間40分
累積標高約564m
距離約3.7km
難易度★★☆☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定

赤城山は大きな火山で、山頂部には多くの峰々がそびえるが、赤城山という名前のピークはない。その中でもくろびひときわ高くそびえる最高峰が黒檜山だ。標高1800mを超す中級山岳でありながら、大沼からは日帰りで登ることができる。もちろん天候が悪化すると、環境は非常に厳しくなるので天候、気象状況には注意が必要だ。

山頂付近からの展望は良く、富士山、浅間山、苗場山、谷川連峰、至仏山、男体山などの関東甲信越から東北南部の山まで、広く眺める事ができる。黒檜山から駒ヶ岳への縦走するコースは、赤城山のハイキングコースの中では最も人気のあるもののひとつだ。

春浅い5月上~中旬頃には駒ヶ岳の岩尾根にアカヤシオが多く咲き、山肌をピンクに染め上げる。緑が増えるころには、トウゴクミツバツツジやシロヤシオの花も咲く花の山でもある。登高差はあるが、ルートはよく整備されている。マイカー利用の場合は黒檜山登山口近くに駐車スペースがある。バス利用の場合は、赤城公園ビジターセンターバス停から大沼へ下り、湖畔を周って、赤城神社を見ながら車道を歩く。湖岸周遊道路と赤城山北面に続く道路との分岐点の横が登山口になる。

雑木林に入ると、すぐに勾配は急になっていく。しばらく登ると尾根に出て、岩場も出てくる。このあたりから右下に青い大沼や地蔵岳の展望が開ける。樹林に入り、延々と単調な急登が続く。勾配が少しゆるむと尾根に出るが、ここが駒ヶ岳分岐だ。左に進み、しばらく歩くと黒檜山山頂に到着する。

山頂からは袈裟丸山などの展望はあるが、さらに5分ほど踏み跡を北に行くと、北面の展望が広がる展望地に到着する。北に足尾の山々、上州武尊山、浅間山、谷川岳、上越の山々、日光、尾瀬の山々などの大展望が広がり、天気が良ければ南アルプスまで見える。尾根の先は、ほたかあまり行き過ぎると、危険なガレ場になるので適当に引き返そう。

山頂から先ほどの分岐まで戻る。尾根をしばらく行くと、黒檜大神の石碑がある。ここも眺めが良い。その先に花見ヶ原森林公園への分岐があるが、こちらに入り込まないように注意しよう。ここからは木製の階段を一気に下る。しばらく下ると、やっと勾配がゆるやかになる。ここが大タルミで、ササ原に少し木が生えている。さらに駒ヶ岳までは、ゆるやかな登りで、春にはアカヤシオも咲いている。少し左に登ると駒ヶ岳の山頂に到着する。

山頂からは、なだらかな尾根道を下る。途中で尾根から離れ、右に一気に下って行く。かなり急勾配の箇所もあるが、危険な場所には手摺りの付いた鉄の階段が設置されており、安心して歩ける。林の中をジグザグに下っていくと、下に道路が見え始め、やがて駒ヶ岳登山口へ出る。あとは車道を左に歩けば、赤城公園ビジターセンかくまんふちターバス停に到着する。時間があれば途中、覚満淵に立ち寄ってもよいだろう。

静かな山歩きを堪能する花見ヶ原森林公園から黒檜山

①花見ヶ原森林公園キャンプ場→②黒檜山大神→③黒檜山絶景スポット

必要日数日帰り登山
総コースタイム※4時間
累積標高約664m
距離約8.0km
難易度★★☆☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定

赤城山最高峰黒檜山は人気の高い山である。しかし、花見ヶ原からのコースは交通の便が悪いため、静かな山歩きが楽しめる。登山道は整備されており、なだらかで歩きやすい。基本はマイカーを使っての往復登山だが、桐生からタクシーを利用し、大沼側に下るのもよい。 花見ヶ原森林公園キャンプ場手前、右に大型駐車場があり、その左側に登山口の看板と道標がある。

最初はアカマツの林で、中層にはトウゴクミツバツツジが多い。登山道は広く、勾配はゆるやかで気持ちのよい道である。右に大きくカーブし、キャンプ場からの林間歩道と合流し、さらに登って行くと、やがてダケカンバの林に入る。大きな尾根を行くので展望はなく、変化に乏しい。大石がゴロゴロする岩場を通り、山頂までの中間点に出ると、少し勾配が急になってくる。木道、木の階段など、過剰なほど整備されている。あと1km地点で、さらに勾配はきつくなり、足場も悪くなる。展望が急に良くなり覚満淵が見え、振り返ると広い赤城山の裾野に緑の海が広がる。このあたりは、ヤマツツジ、レンゲツツジなどツツジ類が多い。大沼への分岐を見て少し登ると、黒檜大神の石祠に出る。一見ここが山頂のようだが、山頂へはさらにしばらく歩く。山頂は広く眺めも良いが、稜線を5分ほど北に行った場所の方が、さらなる大展望が得られる。帰路は往路を戻る。

赤城山の第2の高峰「地蔵岳」からの眺めを満喫

①赤城公園ビジターセンター→②鳥居峠駐車場→③長七郎山→④地蔵岳→⑤大洞駐車場公衆トイレ

必要日数日帰り登山
総コースタイム※3時間48分
累積標高約518m
距離約6.9km
難易度★★☆☆☆
※「40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定

地蔵岳は赤城山の第2の高峰であり、山頂からの展望も良い人気の山だ。八丁峠からなら簡単に往復できる。ひと山だけでは足りないならば、小溶、長七郎山、湿地のある覚満淵も含めて歩けば、変化が多い山歩きとなるだろう。春のスミレのころからコメツツジが咲く夏、紅葉の秋まで、厳冬期を除けば、いつでも登山が楽しめる。

赤城公園ビジターセンターから車道を渡り、覚満淵に入る。一周コースは右回りでも、左回りでもどちらを歩いてもよい。車道に戻り、鳥居峠へ。ゆるやかに登っていくと少し開けた場所に出る。ここから小地蔵岳を往復しよう。気持ちのよい尾根道を歩くと、ガレた石の多い長七郎山頂だ。地蔵岳が大きく見える。

山頂から広い尾根を下ると、広い道に出るので、ここを右に下ると小沼の湖畔に出る。左に回った方が早いが、長くても右方向に歩くほうが、湖の雰囲気はよい。車道に出てしばらく歩くと八丁峠。山道に入ると、木製の階段が続く。上部は草原になっていて気持ちがよい。やがて山頂部分に出て、右に行くと地蔵岳山頂だ。地蔵岳は、赤城山の中心にあり、赤城の山々を見渡すことができる。

山頂から、八丁峠手前に戻り、左にどんどん下る。始めは林の中だが左手にスキー場を見て、別荘地を抜けると、赤城大洞バス停に出る。

赤城山周辺の日帰り入浴

赤城温泉は奈良時代から「上州の薬湯」として知られ、療養温泉としても医学的に高く評価されていた。空気に触れるとにごりが生じ、浮遊物・沈殿物も現れる。時間の経過とともに「にごり」も変化、淡黄色や黄緑色、時には透明に近い状態にも変化することもある。泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉の天然温泉。炭酸ガスの効果により、体内に入り込む炭酸ガスを身体が排出する為に代謝を良くし、その効果で免疫効果につながり健康促進にとても効果的とされている。

赤城温泉 湯之沢館

人里離れた森林地帯の丘の中腹にある静かな温泉宿。赤城神社から5km、赤城山から12km。

赤城温泉 湯之沢館
  • 大人600円 子供400円
  • 露天風呂「瀬音大露天風呂」、内湯「赤城名月風呂」
  • 11:00~16:00 (都合により短縮する場合あり)

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