カテゴリーから探す

山のモノ Wear / Gears

山のコト Experiences

山岳用軽量テント徹底分析&選び方とおすすめ登山テント28選(動画つき)

山岳用軽量テント徹底分析&選び方とおすすめ登山テント28選(動画つき)

登山でテント泊を考えている人にとってテント選びは楽しくもあり悩みの種の一つではないでしょうか。今回は主要なテントメーカーの中でも山岳用テントとして優れた特徴を備え、中でも軽量モデルをピックアップし比較検証していきたいと思います。テント泊を考えている方々にとってテント選びのヒントになれば幸いです。

検証する山岳用テント24選

山岳用テント ブランド

今回検証したテントメーカーは全部で15メーカーになりました。 テントの数は全部で28種類で比較表を眺めてみると面白い結果が浮き彫りになりました。

※横スクロールで表がスクロールできます。
ブランドNEMONEMOMSRMSRプロモンテプロモンテアライテントアライテントアライテントビッグアグネスビッグアグネスビッグアグネスビッグアグネスビッグアグネスビッグアグネスザ・ノース・フェイスモンベルヘリテイジゼログラムゼログラムシートゥサミットシートゥサミットテラ・ノヴァBIG SKYBIG SKYファイントラックネイチャーハイクMOBI GARDEN
モデル名ホーネットストーム 1Pホーネットストーム 2Pハバ NXハバハバ NXVL-17VL-27オニドームトレックライズ0エアライズ1タイガーウォールUL1 ソリューションダイタイガーウォールUL2 ソリューションダイコッパースプール HV UL1コッパースプール HV UL2フライクリーク HV UL1 ソリューションダイフライクリーク HV UL2 EXマウンテンショット1ステラリッジ1ハイレヴォ1EL CHALTEN Pro 1.5pThru Hiker 1pアルトTR1プラスアルトTR2プラスソーラーフォトン2レボリューション1Pチヌーク1Pカミナドーム1Cloud Up 1 Ultralight Tent 20DLIGHT WINGS DAC UL1 JPN
最小重量(g)760940112016001190130012901250136085011309641220765108010901140960143294710561274814105913951130約14001100
価格(税込)¥46,200¥52,800¥58,300¥68,200¥48,400¥52,800¥47,300¥42,350¥42,900¥53,900¥61,600¥58,300¥58,300¥52,800¥59,950¥52,800¥45,100¥54,780¥73,700¥59,400¥51,700¥58,300¥62,700¥36,563¥65,490¥60,500¥13,900¥34,980
就寝人数1人2人1人2人1人2人1人1人1人1人1人1人1人1人2人1人1人1人1人1人1人2人2人1人1人1人1人1人
テント内サイズ
(縦×横×高さ)
221×108×98cm215×130×98cm216×76×91cm213×127×100cm205×90×100cm205×120×100cm230×82×97cm210×80×100cm205×100×100cm213×97×99cm218×132×99cm224×97×97cm224×132×102cm218×97×102cm218×132×107cm220×90×105cm210×90×105cm203×93×100cm210×104×105cm210×90×93cm215×107×100cm215×134×105cm225×130×100cm230×92×99cm230×92×99cm205×90×100cm230×110×100cm205×105×105cm
前室の奥行き61cm61cm76cm76cm×260cm60cm40cm40cm72cm66cm66cm×271cm71cm56cm69cm不明55cm不明(狭め)57cm×240cm58cm60cm×265cm60cm×260cm×250cm65cm60cm
入口長辺長辺長辺長辺長辺長辺長辺長辺短辺長辺長辺長辺長辺短辺短辺長辺短辺長辺長辺短辺長辺長辺短辺長辺長辺長辺短辺長辺
フライシート10D10D20D20D20D20D30D30D30D不明不明不明不明不明不明20D10D15D15D15D15D15D不明15D不明15D20D15D
インナーテントメッシュ&10D(ドア部は二重構造)メッシュ&10D(ドア部は二重構造)メッシュ&20Dメッシュ&20D10D10Dメッシュ&28D(ドア部は二重構造)メッシュ&28D(ドア部は二重構造)メッシュ&28D(ドア部は二重構造)フルメッシュフルメッシュメッシュ&ナイロンメッシュ&ナイロンフルメッシュ10D15Dメッシュ&10D(ドア部は二重構造)15D20Dモノフィラメント20Dモノフィラメント15D20D7Dと10Dナイロン6.6メッシュナイロン・メッシュ7D(ドア部は二重構造)20D15D
グランド部分15D15D30D30D30D30D40D40D40D20D20D20D20D20D20D20D30D20D20D15D15D20D不明15D不明不明20D20D

山岳用テントの選び方ポイント

何を重視するかによって選択するテントが変わり、その分何かを犠牲にしなければならないことが表を眺めていると見えてきます。例えば「軽量であれば耐水性や耐候性に気遣いが必要」であるとか、「居住性が高いと重量が嵩みがちで、必要スペースが広くなるのでテント場が混雑していた場合、スペース確保が難しくなる」などが挙げられます。

こういった事情からどんなテントが良いか、一概に答えがないため、テント選びを迷う方が多いんだと思います。

それでは何を重視するのか、重視することによって何を犠牲にしなければいけないのかというのを整理していきましょう。

山岳用テントを選ぶときは重視ポイントを明確にする

重視ポイントは大きく、軽量性、居住性、耐久性、コストの4つに分けました。以下の表のように犠牲にしなくてはいけないポイントを列挙しています。

※横スクロールで表がスクロールできます。
重視ポイント 犠牲ポイント 理由
軽量性 耐水、耐久性能 使用生地で使っている糸や繊維の太さが薄いため、耐水圧が低くなりがち。また引き裂き強度が低いため強風や凸凹した岩場などに気遣いが必要。
  耐候性能 フライシートが短めに作られていたり、インナーテントが薄く、メッシュが使用されているなどで、雨の跳ね返り、冷風の侵入など視野にいれておくべき
居住性 スペース確保の困難 平面の居住性が高い場合は接地面積が広くなるためテント場で広いスペースの確保が必要になる。テント場の広さ、混雑具合など事前確認が必要
  重量増加 必要生地が多くなるため、重量が嵩みがち。
  耐候性能 高さのあるテントの場合、風にあたる面積が多くなるため風に煽られやすい。短辺と足元側を風向きに面するよう設営に気遣いが必要。
耐水、耐久性能 重量増加 使用生地で使っている糸や繊維の太さが太いため、重量が嵩みがち。
コスト 視認しづらい 多くの人が利用しているため、テント場で自分のテントであるか視認しづらい。
  重量増加 テントポールの素材、縫製しやすい生地厚など、コスト面で重量が嵩みがち。

次にそれぞれの重視ポイント別で山岳用テントを見ていきましょう。今回紹介するテントは日本の天候で使いやすい、結露問題が少ないダブルウォールテントに絞って紹介します。

メーカーによって重量表記の違いがあり注意が必要です。 今回はテント+フライシート+ポールのみの最小重量で比較しています。張り綱やスタッフバッグ、ペグなどの付属品の重量は含まない数字となっていますので、実際にはプラス200gの重量追加となると考えておきましょう。ペグやガイラインの軽量化ができればより重量削減になります。

軽量性を重視しているテント

軽量性に特化したテントの代表的なメーカーはNEMOとビッグアグネスになります。紹介するテントは3種類です。基準は最小重量が850g以内に収まっていることとしています。

NEMO-ホーネットストーム1P

NEMO-ホーネットストーム1P
ブランドNEMO
モデル名ホーネットストーム 1P
最小重量(g)760
価格(税込)¥46,200
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)221×108×98cm
前室の奥行き61cm
入口長辺
フライシート10D
インナーテントメッシュ&10D(ドア部は二重構造)
グランド部分15D

今回ピックアップしたテントの中でも最も軽量なモデルです。重量は760gで居住空間も1人用テントとしては横幅108cmと広々しています。2人用モデルでも940gは圧倒的な軽さです。

NEMOホーネットのフライシート

フライシートは見ての通りボトムが大きくえぐられたような形状をしています。これによって強風に叩かれた際にインナーテント内に風が吹き込んでくることが予想されます。また、強い雨に叩かれた際に地面からの跳ね返りによってメッシュ生地の部分にまで雨が付着する可能性も否めません。フライシートが10Dと薄く引き裂き強度も気になるポイントです。

ビッグアグネス-フライクリークHVUL1

ビッグアグネス-フライクリークHVUL1
ブランドビッグアグネス
モデル名フライクリーク HV UL1 ソリューションダイ
最小重量(g)765
価格(税込)¥52,800
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)219×97×102cm
前室の奥行き56cm
入口短辺
フライシート不明
インナーテントフルメッシュ
グランド部分20D

紹介するテントの中で2番目に軽量なモデルが765gのフライクリークHVUL1 ソリューションダイです。インナーテントのグランド部分は20DでNEMOの15Dと比較すると耐水性と耐久性に優れているでしょう。このテントは短辺に出入り口が設けられているため、使用する生地が少なく、またインナーテントをオールメッシュにしていることで軽量化が行われています。

メッシュであるためフライシート下部から冷気が吹き込んでくることが想定されます。高さは一番高いところで102cm確保されていますが、平面サイズはミニマムな作りで必要最低限の広さとなっています。

ビッグアグネス-タイガーウォールUL1

ビッグアグネス-タイガーウォールUL1
ブランドビッグアグネス
モデル名タイガーウォールUL1 ソリューションダイ
最小重量(g)850
価格(税込)¥53,900
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)213×97×99cm
前室の奥行き66cm
入口長辺
フライシート不明
インナーテントフルメッシュ
グランド部分20D

続いて軽量なのが同じくビックアグネスのテント、タイガーウォールです。フライクリークが短辺に出入り口が設けられているのに対して、こちらは長辺に設けられている違いがあり、移住空間はほぼ同様です。高さは一番高いところで99cmとフライクリークには劣りますが、天井にサブポールを設けているため天井空間は広く居住性をアップさせています。

居住性に特徴を見出せるテント

平面の広さを確保したいのであれば、上記で紹介した軽量テントの2人用を選ぶという手段もあります。もしも2人で登山に行くことが多いのであれば、2人用テントを1人用テントとしても使用するのも良いかもしれません。 ただしかなり広いため先に挙げたようにテント場で広いスペースの確保が必要になることを覚えておきましょう。基準は横幅が最も広いところで横幅104cm以上、高さ100cm以上としています。

ザ・ノース・フェイス マウンテンショット1

 ザ・ノース・フェイス マウンテンショット1
ブランドザ・ノース・フェイス
モデル名マウンテンショット1
最小重量(g)1090
価格(税込)¥52,800
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)220×90×105cm
前室の奥行き不明
入口長辺
フライシート20D
インナーテント15D
グランド部分20D

トータルバランスに優れたこのテントは使用素材においての耐久性や耐水性、居住空間、1090gの最小重量と全てにおいて2番の成績を取るような安定感のあるモデルです。

特徴的なのは居住空間です。非常に広い開口部は出入りが非常に楽なテントで、前室の奥行きの公表値はありませんが非常に広く、雨が降った時の出入りもスムーズに行うことができます。インナーテントの随所にはメッシュパネルが設けられており、フロア内に溜まった湿気を外に逃がす特徴を備えています。

前室は2箇所使用することができ、入り口と反対側にはジッパーで開くスリットが設けられています。

テラ・ノヴァ-ソーラーフォトン2

テラ・ノヴァ-ソーラーフォトン2
ブランドテラ・ノヴァ
モデル名ソーラーフォトン2
最小重量(g)814
価格(税込)¥62,700
就寝人数2人
テント内サイズ(縦×横×高さ)225×130×100cm
前室の奥行き65cm
入口短辺
フライシート不明
インナーテント7Dと10Dナイロン6.6
グランド部分不明

テラ・ノヴァのテントの中で唯一の自立式テントです。なぜか1人用は日本に入ってきていませんが、重量は2人用の方が軽量で814gです。出入り口は短辺1つなので、2人で使用するのに最適とは言い難いですが、そのぶん軽量化が行われています。

横幅は最も広い箇所で130cmと広く、足下は84cmと台形型です。軽量で広いテントとしては群を抜いており、使用している素材類の厚さはインナーテントで7Dと10Dナイロン6.6で、引き裂き強度6.6kgと耐久性に優れています。フライやグランド部分のデニールは公表されていません。

ゼログラム-EL CHALTEN Pro 1.5p

ゼログラム-EL CHALTEN Pro 1.5p
ブランドゼログラム
モデル名EL CHALTEN Pro 1.5p
最小重量(g)1432
価格(税込)¥73,700
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)210×104×105cm
前室の奥行き57cm×2
入口長辺
フライシート15D
インナーテント20Dモノフィラメント
グランド部分20D

1人用テントではありますが、商品名にもある1.5という数字からも分かるとおり2人用スペックを兼ね備えたテントです。出入り口は長辺2カ所に設置されており、横幅104cm、高さ105cmと広々とした空間が備わっています。

素材はフライシート15D、グランド部分に20Dを採用しており耐水、耐久性のバランスに長けています。インナーテントは20Dのモノフィラメントを採用しており透湿性があり強度の高い素材です。難点はその重量で1432gと軽量とは言いがたいです。

シートゥサミット-アルトTR1プラス

シートゥサミット-アルトTR1プラス
ブランドシートゥサミット
モデル名アルトTR1プラス
最小重量(g)1056
価格(税込)¥51,700
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)215×107×100cm
前室の奥行き58cm
入口長辺
フライシート15D
インナーテント15D
グランド部分15D

商品名にプラスとついたこのテントはインナーテントのファブリックにメッシュではなく15デニールの生地を採用しているため換気や強風が予想される環境下での使用にも適した作りとなっています。 ゼログラムのテントが長方形なのに対しこのテントは菱形形状で、最も広いところで横幅107cmです。天井部分を広げるユニークな構造、多彩なオプションを備えたオリジナリティ、高い換気性能による結露の抑制など魅力的な要素が盛りだくさんです。

重量は1056gで居住性、軽量性が実にバランスよく備わったテントです。デメリットは半自立式であるためにテンションをかけることが必須であるということ、ファブリックに15Dを採用しており耐水性や耐久性を重視する人にとって少し物足りなさを感じる点です。

BIG SKY レボリューション1P

BIG SKY レボリューション1P
ブランドBIG SKY
モデル名レボリューション1P
最小重量(g)1059
価格(税込)¥36,563
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)230×92×99cm
前室の奥行き60cm×2
入口長辺
フライシート15D
インナーテントメッシュ
グランド部分15D

ビッグスカイのテントは様々ありレボリューションはインナーとアウターが一体型で設営撤収が容易な特徴を備えています。またアウターのカラー、インナーテントの生地をメッシュか通気性ファブリックなどカスタマイズすることができ、好みに合わせてカスタマイズすることができます。よって上の表にある重量はおおよそと理解いただく必要があります。

テント内は縦幅が230cmと広々としており前室と出入り口がが1人様にも関わらず2つあり、荷物を全て外に追い出すこともできます。換気性能にも優れているため日本の気候にマッチしたテントと言えるでしょう。

耐水・耐久性を重視しているテント

耐水性と耐久性はテントを長く使用でき、登山で起きる可能性のある大雨や強風で安心をもたらしてくれます。基準はグランド部分の生地厚が30D以上であること。フライシートが20デニール以上であることです。

MSR-ハバ NX

MSR-ハバ NX
ブランドMSR
モデル名ハバ NX
最小重量(g)1120
価格(税込)¥58,300
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)216×76×91cm
前室の奥行き76cm
入口長辺
フライシート20D
インナーテントメッシュ&20D
グランド部分30D

MSRの代表的な山岳用テントとして不動の人気を誇るハバNXは新しいコーティング技術を採用し、撥水性能を高め浸水を防ぎます。さらにシームテープをなくす縫製によって経年劣化による剥離トラブルを解消しています。

フライシートには20D、グランド部分には30Dの耐久性のある生地を採用しながら重量は1120gと軽量です

テント内のサイズは最も狭く横幅76cm、高さ91cmで居住性を重視しないのであれば、軽量性と耐久性のバランスに最も優れたテントでしょう。

プロモンテ-VL-17

プロモンテ-VL-17
ブランドプロモンテ
モデル名VL-17
最小重量(g)1190
価格(税込)¥48,400
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)205×90×100cm
前室の奥行き60cm
入口長辺
フライシート20D
インナーテント10D
グランド部分30D

プロモンテのVLシリーズは軽量、コンパクト、快適性をバランスよく備えたシリーズです。この後紹介するアライテントもそうですが、日本のテントの多くが降雨量の多い山岳エリアに対してのテントづくりに重きを置いており、グランド部分は30D以上の生地を採用しているモデルが多いように思います。このテントは30Dのグランドで、フライシートが20D、インナーテントが10Dで、耐水性に重きを置きながらも、1190gと軽量性も兼ね備えています。

長方形で90cmの横幅があり、テントマットの横幅約50cmと考えると、十分なスペースが確保されています。

このあと紹介する日本のテントは派手な特徴こそ備えていませんが、耐水性、耐久性に優れていながら1300g前後の重量スペックを備えています。

もしテントに故障が生じた際のメンテナンスも日本メイドであることで価格も良心的ですぐに対応をしてくれます。メーカー目線で考えると修理対応コストの削減のために耐久性を備えたテント作りに専念せざるを得ないという現実もあるように思います。

アライテント-オニドーム

アライテント-オニドーム
ブランドアライテント
モデル名オニドーム
最小重量(g)1290
価格(税込)¥47,300
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)230×82×97cm
前室の奥行き40cm
入口長辺
フライシート30D
インナーテントメッシュ&28D(ドア部は二重構造)
グランド部分40D

アライテントの特徴はなんといっても耐久性に優れたテントであることです。グランドには40D、フライに30D、インナーテントはメッシュと28Dの2重構造で、空気の出し入れ調整も容易に行えます。

オニドームの特徴は、ユニークな台形フォルムによるユーティリティスペースの確保がされている点です。縦幅は今回紹介しているテントの中でも最も長く230cmあり、整理整頓が容易です。

BIG SKY チヌーク1P

BIG SKY チヌーク1P
ブランドBIG SKY
モデル名チヌーク1P
最小重量(g)1395
価格(税込)¥65,490
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)230×92×99cm
前室の奥行き60cm×2
入口長辺
フライシート不明
インナーテントナイロン・メッシュ
グランド部分不明

チヌークは1P、1プラス2Pの3種類が存在します。1プラスモデルは前室部分をフロアにすることができる特徴があり、アウターテントのホックのかけ方でカスタマイズできます。このチヌークは4シーズン用テントと位置付けされ耐風、耐候性に優れたテントです。加水分解に強いシルナイロンを使用しており、素材は触ったことはないので不明ですがヒルバーグのテントと同様に長く使用できる特徴を備えています。そのぶん重量が他のテントに比べると重いですが長く使用することができるメリットがあります。

コストパフォーマンスに優れたテント

山岳用テントって何を買って良いか分からないというのは、きっと自分が何を重視したいのかがわからないという事なのだと思います。実際に山に出かけてテント泊をした時に、テントに対して様々な欲が出てくることでしょう。 テント泊初心者の方は、ここで紹介するコストパフォーマンスに優れたテントを最初に使用するというのも一考です。基準は税込価格¥45,000円以下のテントとしています。

アライテント-トレックライズ0

アライテント-トレックライズ0
ブランドアライテント
モデル名トレックライズ0
最小重量(g)1250
価格(税込)¥42,350
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)210×80×100cm
前室の奥行き40cm
入口長辺
フライシート30D
インナーテントメッシュ&28D(ドア部は二重構造)
グランド部分40D

長辺に出入り口を備えつつもバランスの良いテント内サイズで、良くも悪くもスタンダードなスタイルのテントです。重量はオニドームやエアライズ1と比較して最も軽量な1250gというスペックです。価格は日本の山岳テントの中では最も手に入れやすい価格設定となっています。

アライテント-エアライズ1

アライテント-エアライズ1
ブランドアライテント
モデル名エアライズ1
最小重量(g)1360
価格(税込)¥42,900
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)205×100×100cm
前室の奥行き72cm
入口短辺
フライシート30D
インナーテントメッシュ&28D(ドア部は二重構造)
グランド部分40D

短辺に出入り口を備えるエアライズは幅100cm、高さ最大箇所で100cmと居住空間が広く、テントの形状や特徴がモンベルのステラリッジ1と似ていることからよく比較されるテントです。空間も前室部分の奥行きもエアライズ1の方がステラリッジと比較しても広く、そのぶん重量は1360gと今回紹介している1人用テントの中では最も重いモデルとなっています。耐久性と居住性が高いテントである証明です。また価格はトレックライズ0とほぼ変わらない設定で手に入れやすい山岳用テントです。

モンベル-ステラリッジ1

モンベル-ステラリッジ1
ブランドモンベル
モデル名ステラリッジ1
最小重量(g)1140
価格(税込)¥30,250+¥14,850(レインフライ)=¥45,100
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)210×90×105cm
前室の奥行き55cm
入口短辺
フライシート10D
インナーテントメッシュ&10D(ドア部は二重構造)
グランド部分30D

初めてのテント泊登山でどんなテントを持って行こうかと考えた際に必ず比較対象となるテントではないでしょうか?本体とレインフライ別売りでレインフライのカラーを選べるようになっています。テント場に行くと黄色いテントがたくさん張られていて瞬間自分のテントがどれか分からなくなるというのは一昔前の話。

横幅90cm、高さ最大箇所で105cm、重量1140g、30Dのグランドで耐水性を維持しつつ、フライシートは10Dという薄さながらも優れた強度を備えた保水しにくいナイロンを使用しています。¥45,000から100円出ていますが、このカテゴリに追加させてもらいました。

MOBI GARDEN-LIGHT WINGS DAC UL1

MOBI GARDEN-LIGHT WINGS DAC UL1
ブランドMOBI GARDEN
モデル名LIGHT WINGS DAC UL1 JPN
最小重量(g)1100
価格(税込)¥34,980
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)205×105×105cm
前室の奥行き60cm
入口長辺
フライシート15D
インナーテント15D
グランド部分20D

中国のテント市場においてトップシェアを獲得しているこのブランドの中で日本の山岳環境に合わせてアップデートしたテントです。

長辺に出入り口を備え、頭側が105cm、足元にいくにしたがって65cmとなる台形型です。フライシートとインナーシートは15D、グランド部分には20Dと耐水性機能のバランスが特徴で重量は1100gと軽量です。居住性に特徴を見せるテントとしてもピックアップできるスペックです。

ネイチャーハイク Cloud Up 1 Ultralight Tent 20D

ネイチャーハイク  Cloud Up 1 Ultralight Tent 20D
ブランドネイチャーハイク
モデル名Cloud Up 1 Ultralight Tent 20D
最小重量(g)約1400
価格(税込)¥13,900
就寝人数1人
テント内サイズ(縦×横×高さ)230×110×100cm
前室の奥行き65cm
入口短辺
フライシート20D
インナーテント20D
グランド部分20D

総重量1520の公表値のみで最小重量が不明ですがペグ、スタッフサック含めて約120gと勘案し1400gとしています。紹介するテントの中では広さに対しても重量のあるテントに属しますが、このテントの最大の特徴は価格の安さです。

山岳用テントが13,900円という破格の値段で手に入れることができ、テント場での宿泊にも問題なく使用できるコストパフォーマンスに優れたテントです。 この価格の安さから現在非常に人気があり、テント場でもよく見かけるようになりました。

上記以外のバランスに優れたテント

ここで紹介するテントは全部で3つ。いづも900g台の重量で、グランド部分は20Dで耐久性と耐水性をある程度保たれています。軽量なテントがいいのだけれど

Topics

注目記事

Ranking

週間ランキング

Contents

山旅旅のコンテンツ

カテゴリーから探す

SNS

オンラインショップ

Online Shop Yamatabitabi

山旅旅がセレクトする、軽量で使い勝手がいい、普段使いもできるアウトドア用品を扱うオンラインショップです。