肌寒くなる晩秋から初冬にかけての登山パンツにはホグロフスのハイブリッドフレックスパンツがおすすめです。登山中の足の動きを妨げず、登山をしていてもしっかりと寒さを守る反面、ムレを軽減した考えられた素材配置で快適な登山を楽しめるパンツに仕上がっています。今回はこの登山パンツを履いて10月中旬の上州武尊へ紅葉登山をしてきたのでレビューをしていきます。
おすすめポイント
- 汗をかきやすい場所にベンチレーション機能を備え、しっかりとパンツ内の蒸れを排出
- ハンドウォーマーポケットのジッパーを開くと、内部がメッシュ地になっている
- 身長180cm、痩せ型の僕でサイズはMを着用
- 258gと秋冬に愛用する登山パンツの中では圧倒的に軽量
- 足を上げても突っ張ることなく、安心安全に登山を楽しむことができる
商品概要・スペック
ブランド | ホグロフス |
商品名 | ハイブリッド フレックス パンツ |
商品説明 | 2Wayストレッチのソフトシェルパンツ。ガゼット部分をハイゲージニット素材で切り替え、膝部分には大きくダーツを取っており、スムースな足上げと屈伸運動が可能。 |
価格 | ¥16,940 (税込) |
重量 | 258g(Mサイズ) |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
保温性 | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
温度調整を備えた登山パンツ
10月に入ると一気に葉が色付き紅葉登山が楽しくなる季節です。気温も寒気が入り込むと一気に下がり、登山のレイヤリングに気を使う季節でもあります。
汗はかきたくない、とにかく快適に気持ちよく登山を楽しみたい!でも寒いのは嫌!こんな季節に最適な登山パンツがホグロフスのハイブリッドフレックスパンツです。
標高1,000mちょっとの登山口はまだポカポカ陽気で、日が当たると汗ばむぐらいだから、上半身はTシャツにウインドブレーカーというレイヤリングです。2,000mあたりに到達すると樹林帯から抜けて、風と冷たい空気によって汗ばんだ体を一気に冷やします。
上半身は持ってきたウインドブレーカーを羽織ればOK、下半身の温度調整はなかなか難しいものがあります。でもホグロフスのハイブリッドフレックスパンツは、お尻の少し上の腰の部分、膝裏、股の付け根から膝にかけて、汗をかきやすい場所にベンチレーション機能を備え、しっかりとパンツ内の蒸れを排出してくれます。
冷たい風がダイレクトに当たる太ももあたりは程よく風を遮断し、樹林帯でも稜線でも、暑い寒いの不快感なく登山を楽しむことができます。
もしもオーバーヒート気味になったら、ハンドウォーマーポケットのジッパーを開くと、内部がメッシュ地になっているので、風をパンツ内に送り込むことができます。
とにかく動きやすいストレッチ性
武尊神社から武尊山へ向かう途中には鎖場の連続ポイントがあります。こんな時にも2wayストレッチを備えたホグロフスの登山パンツは、足を上げても突っ張ることなく、安心安全に登山を楽しむことができます。
身長180cm、痩せ型の僕でサイズはMを着用していますが、258gと秋冬に愛用する登山パンツの中では圧倒的に軽量で、コンパクトになるので着替えた後の持ち運びが楽なのもポイントが高いです。
冬山ではこの登山パンツに上からハードシェルパンツを履いて行動します。
ダボつかずスマートに履きこなせる
行動中は足下が視認しやすいように裾はベルクロでフィットの調整が可能です。前日に雨が降ってぬかるんだ場所を歩くときも、裾部分がダボついてるとかなりズボンが汚れてしまうのですが、ベルクロで足首周りを絞ることで、泥の跳ね返りによるズボンの汚れも幾分か軽減できます。
行動食などで出たゴミなどは、ジッパー付きのポケットに入れておくのが何かと便利で活用しています。ポケットはハンドウォーマー部分の2箇所のみでお尻にはついていません。
まとめ
汗をかきづらく、冷たい風を程よく守ってくれ、ストレッチ素材による動きやすさが特徴の登山パンツって探すとなかなか良いのが見つからなかったのですが、これらを兼ね備え、しかも軽くて動きやすくデザイン性も高いから、普段履きにも愛用できちゃうのがホグロフスの好きなところです。個人的にはジッパーさえもなくしてより軽量な作りのほうが、よりコンパクトになるので好きです。