ウィンドシェルが必要な場面って、稜線上での強い風から体を守りたい時ですよね。その場合、長時間強風の中、歩き続けることを想定すると必ずしも着脱のしやすさを優先してフルジップジャケットを選ぶ必要があるのかな?と考えるようになりました。その結果、より軽量で着心地の良いプルオーバータイプがいいんじゃないかと考えて、マーモットの『フライトライトウインドシャツ』を使ってます。
プルオーバーのウィンドブレーカー
![マーモット フライトライトウインドシャツ](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_2626_1706116651.webp)
![マーモット フライトライトウインドシャツ](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_2627_1706116652.webp)
フルジップだと着脱時に風でばたつきやすいし、万が一ジップが壊れてしまった時の事を考えるとプルオーバーはなかなか理にかなっていると思います。
フライトライトウインドシャツの使用感
![マーモット フライトライトウインドシャツ](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_2628_1706116652.webp)
名前からも『シャツ』というように、この形状はズボンにシャツインできる作りになっています。これは根強いファンもいるマーモットの定番ウェア『ドライクライムウィンドシャツ』が原型になっているんですね。寒さが厳しければシャツインすれば下から風が吹き込むことがなくなり保温力も上がります。
![マーモット フライトライトウインドシャツ](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/image-42_1706116652.webp)
またサイドはスリットになっていてドローコードなどの付属パーツも一切付いておらず、切りっぱなしっていう非常にミニマムなつくりなんです。
![マーモット ドライクライムウィンドシャツ](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_9801_1706116653.webp)
原型になっている『ドライクライムウィンドシャツ』は昔から山をやっている人は理屈抜きで好きという方が多く、固定ファンが多いんです。
マーモットの古き良きスタイル
![マーモット フライトライトウインドシャツ](https://ytb-ec-bucket-stg.ap-south-1.linodeobjects.com/images/IMG_2629_1706116653.webp)
重量は57グラムと超軽量です。ジップファスナーを使ったウィンドシェルが一般的だと思いますが、このモデルはスナップボタンタイプなんですよ。こういう作りが軽量化に一役かってます。スナップボタンはジップに比べて故障のリスクも少ないし、部分的にボタンを外してベンチレーションとして使えたり、意外と機能的な面が多いんです。
絞りのないややゆったりなシルエットで、シンプルかつどことなくクラシックな見た目が古きよきアウトドアウェアを彷彿とさせるんですよね。そんな味わいのある雰囲気が個人的にすごく好みで愛用しています。