パタゴニアのキャプリーン・エアは縫い目のない3Dニット構造によって、ベースレイヤーで着用する際は縫い目による肌当たりがないため非常に気持ちの良い着心地で、軽くてふわっと暖かい、オールシーズン活躍してくれるウェアです。今回はこのキャプリーン・エアを1年を通した登山で着用してみたのでレビューしていきたいと思います。
おすすめポイント
- ベースレイヤーとして着用することでキャプリーン・エアの特徴を最大限に感じることができる
- ロフトのある部分でしっかりと空気を取り込み保温力が高い
- 非常に軽量で嵩張らないから持ち歩くウェアとして活躍する
商品概要
ブランド | パタゴニア |
商品名 | キャプリーン・エア・クルー |
商品説明 | 革新的な縫い目のない3-Dニット構造を採用したキャプリーン・エア・クルーは、驚くほどの広範囲で温かさと快適さを提供。RWS認証済みメリノウール51%とリサイクル・ポリエステル49%を混紡した通気性に優れた素材は、吸湿発散性と速乾性と防臭効果を発揮。 |
価格 | ¥17,600(税込) |
重量 | 184g(M) |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
フィット感 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
ベースレイヤーとしての特徴
ニット構造を採用しており、手に取るとふわっと軽く、程よいロフトと伸縮性に特徴があるウェアです。初見はセーターをイメージしたのですが、ベースレイヤーとして着用することでキャプリーン・エアの特徴を最大限に感じることができます。
ベースレイヤーには汗の匂いを感じづらいメリノウールウェアを愛用しており、キャプリーン・エアもまた、メリノウール51%とリサイクル・ポリエステル49%の構成で成り立っています。
素材を拡大して見てみるとロフトのある部分でしっかりと空気を取り込み、これにより保温力が高い特徴を備えていることがわかります。肌面側から素材を見ると無数の細かな通気孔があり、余計な熱を外側に放出してくれます。
また汗を吸い上げてゆっくりと乾いていく特性があることから、汗で濡れても気化熱の作用によって冷えにくく安心感のあるベースレイヤーです。
厳冬期における行動着として保温力と汗離れの良さのバランスで快適な登山を楽しむことができます。またバックカントリーで滑降するときにもしっかりと体を温めてくれます。
春夏秋冬で使い方が様変わりする面白さ
紅葉登山で登山口からこのベースレイヤーを着用すると、かなり暑くて汗をかいてしまいました。晩秋や初春の登山では、登山終わりに体を冷やさないためのセータのような使い方がおすすめです。非常に軽量で嵩張らない為、持ち歩くウェアとして考えることができます。赤岳鉱泉で温泉に入った後のベースレイヤーなんかに最高です。
夏山登山では防寒着としておすすめです。軽量なダウンウェアで約250g前後と考えると、キャプリーン・エアは約180gなので軽量化が行えます。テント場の気温とにらめっこしながら装備の軽量化を検討する際のアイテムとしても活躍してくれます。
普段着にも大活躍!・サイズ感について
それなりに高価なアイテムなので、普段着にも活躍させたいところです。自宅のパジャマとしても気持ちよく、メリノウールで汗冷えも防いでくれるし、1日の気温差が激しい季節の変わり目時期には、キャプリーン・エアが温度調整をしてくれるので体調を崩しづらく重宝します。
普段使いで一度着用してみるとコットン製のトレーナーやロングスリーブが重くて、軽量なウェアの着心地の良さにはまってしまい、今では抜け出せません。
身長180cmで痩せ型で、サイズはMを着用しています。より体にフィットさせたい場合はSサイズが良いと思います。