僕が使っているサコッシュはマーモットのレディースラインのものなんです。サブバッグ的に使えるものとして、ウエストバッグやヒップバッグと色々試したんですけど、結果中でも一番使いやすいと感じて愛用してます。
マーモットのサコッシュがいいところ
このサコッシュに入れるものは地図・コンパス・1日分の行動食です。カメラは首からかけていて、小雨が降った時にはサコッシュの中に入れて凌ぐこともしばしばです。
使いやすさは、1つにミニマムで余計なものがないという点です。ジップもなく中のものを取り出しやすく、また使い終わったら入れやすいんです。そういった袋が5つあって体に近い背面に2つと、反対の前面にあたる箇所に2つ、その中間のメインに1つと、合計5つ物を入れる箇所があるんです。前面の2つの袋と中間、合わせて3つの袋には使うものを入れて、体に近いところにはゴミを入れるようにしているんです。
こういう自分なりのルールを決めておくことで、何かものを出したときに一緒にゴミが出ないんです。意図せずに包み紙を落っことして気づかずそのまま歩いてしまえばトレイルを汚してしまう。そういうことが回避できるんです。
サコッシュに求める使い心地
あとは軽量やデザインを重視するあまり、肩にかかる部分が細紐だったりするものもあり、それだと痛くなるんですが、これは肩に当たる部分が広く出来ているので心地よく掛けて歩けます。
中心の袋にはキーループが付いているから大事な鍵をなくす心配もないし、帰った時に探す手間が省けてラクっていうのもいいんですね。これも自分なりのルールの1つに取り入れられますね。キーループには家の鍵とビクトリノクスのクラッシクを付けていて普段からも使っています。
マーモットが考えるサコッシュ
人によってサコッシュの使い方って様々で、1つ同じサコッシュでも胸のあたりに袋があるように短く使う人もいれば、お腹のあたりに袋があるように長く使う人もいるんです。横から斜めにかけたり、首からまっすぐかける人というように使い方が千差万別なのも面白いですね。
そういう様々な使い方が存在する道具だから、それぞれに応じて便利に使いやすくするために袋の端に、ループ状に細紐が付いてるんです。これは長く使う方がサコッシュを掛けたまま前かがみになったとき、ぶらりと前に垂れ下がらないように、カラビナやS字フックのようなもので、ザックに固定させるような使い方が出来るんですね。
あとは小さなタオルを結んで引っ掛けて置くことも出来るし、使い方は色々あると思います。このループ状に細紐の横に穴が開いているのは水抜きの為で、雨によって中に水がたまって重くならないようになっています。
素材はコーデュラナイロンで柔らかく丈夫で軽い事が特徴です。首からかけていても生地の特性上自然と体に吸い付いてくる感覚があるんですね。体と喧嘩しないというか、歩いていてもぶらんぶらんと体に当たってこないのが特徴です。
普段からでも使えて、デザインも春夏カラーと秋冬カラーと展開していくので気分にあわせて使い分けができる楽しさもあります。今回紹介のサコッシュは2016年の春夏カラーなんですが、既に在庫も少なく販売もいづれかのタイミングでなくなると思うので、その年にしか手に入らないカラーがあるというのも、所有欲をそそられます。