山登りの後のルーティンはありますか?
その土地の美味しいものを食べる、家に帰ったらすぐに洗濯機を回す、とりあえずビールを飲む、などなどいつの間にか出来上がったルーティンは「今日もたくさん登ったな」と再確認できる儀式ともいえるかもしれません。
私は家に帰って着替えて横になる、というルーティンとも言えないような行いしかなかったのですが、最近は次の日に疲れを残さないための試行錯誤を色々と。
その中のひとつで、近所の銭湯に行く流れができつつあります。というのも、家から徒歩10秒くらいのところに昔ながらの銭湯があるから。銭湯、いいですよね。今回はそんなお話です。
私の家のバスタブは足を折り曲げないと入らないくらいのこじんまりとしたサイズ。
湯船に浸かっても入った気がしないからいつの間にか使わずにいます。最後に使ったのがいつかは思い出せません。
山登りから帰ると、重たい荷物を下ろしてその足でシャンプーリンスなどを用意して銭湯に直行。椅子に座った瞬間深い眠りについてしまうので勢いが大切です。
近くの銭湯はご近所の方が多いようで、みなさん「こんばんは〜」「この間はありがとうね」なんて声を掛け合いながら利用するほのぼのとした場所。私は新参者なのですみっこでこそこそと準備をするのですが、それでもみなさん挨拶をしてくれたりしてとても優しい。近所にこんな場所があって良かったな。
富士山の絵は描いてはいないものの、ザ・銭湯というような広々とした風呂場はどこか安心します。銭湯ってなんであんなに素敵なんでしょうね。湯煙も相まって天国を彷彿とさせてなんとも言えない幸せを感じる空間です。
山登りの後って疲労感よりも達成感があって、行ってよかった。また登ろう。と言う気持ちになります。あんなに歩いたのになぜかとても元気でポジティブな気持ちになれるから不思議です。
でもいざ広々とした湯船に浸かると、熱々のお湯が身体の疲れをじんじんとほぐしてくれるのを感じて、ああ自分ちゃんと疲れてるな、たくさん歩いたんだよなと気づかされます。
自分では疲れやストレスを感じていないつもりでも、きちんと身体を労ることって大切だなあと思います。
いよいよ寒くなってきましたね。そろそろ雪山を楽しむ方も多いのでしょうか?
みなさんも疲れた身体はぽかぽか温めてお過ごし下さい。
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